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アルモリーク / 宮じいさん
アルモリーク

 Sh(シュラブローズ)、1985年作出、デンマーク・ポールセン。
 花色は淡いベージュ色で、剣弁高芯咲きから、開ききるとロゼット
 咲きとなる、中輪、強香。

 育種家ポールセンは、1912年最初のFL(フロリバンダ・ローズ)
 「リュード・ヘッテ」を発表したことで有名。

 公園や道路脇などを修景する目的で、枝を横這いさせる性質の強い、
 非常にじょうぶな品種が育種されている。こうした品種は、修景バ
 ラとよばれたり、また、グランド・カバーと呼ばれたりしているが、
 これらの多くがやはり、モダン・シュラブにクラス分けされている。

 花名の由来はよく分からないが、多分オペラ・『ロミオとジュリエッ
 ト』で有名なベルリオーズ(1803-1869)の歌曲『ブルターニュ人の歌』
 に出てくる、「そう、俺たちもまたアルモリークの男さ 勇気凛々、
 だが平和を望んでいる・・・」と関係がありそうだ。
No.13552 - 2017/04/15(Sat) 04:22:34