アラベスク
FL、1978年作出、イギリス・サンディー。 赤と白のマーブ ル模様の独特の花、丸弁盃状咲き、中輪、四季咲き性。
アラベスクというと、バラの世界から心はアルハンブラ宮殿へと飛 んで行く。 アラベスクとは、幾何学模様と唐草模様が複雑に絡み 合った図形をいう。
アラベスクの特徴は、立体感を消去し、平面である2次元に展開する、 線と形と色の抽象的な調和にある。イスラムの教義が偶像崇拝を厳禁 するものであったため、植物や文字を図案化して星や十字形を唐草模 様と組み合わせ、幾何学的に連続配置した抽象的な装飾文様が発展し たものである。 No.13546 - 2017/04/09(Sun) 04:15:58
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