アストレつる
CL、1969年作出、フランス・Croix。 花色は 橙ピンクで、剣弁高芯咲き、大輪の花を咲かせる。
HTからCLが作出されたものと思うが、HTの詳細は分か らない。
アストレは、ギリシャ神話に登場する大神・ゼウスと巨人 族の女神・テミスの間に生まれた。
他の神々が地上を見限って、天上へ引き上げた後も、人間 を信じて地上にとどまり、正義を説き続けた。しかし、人 々はだましあい、血を流し、親子兄弟までが争うようにな った。そんな人間界にたまりかねた正義の女神・アストレ はとうとう天上へと去ってしまった。このアストレの姿が 「乙女座」になったと伝えられている。
作出者・Croixが、この正義の女神・アストレをイメ ージしたかどうかは分からないが、アストレはフランスに おける早期オペラに登場してくる。 No.13530 - 2017/03/21(Tue) 04:37:36
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