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詩をお気軽に書いてね!
MIDIは、「ピアノとプライベートスタジオ」の”ほほえみ”です。
僕はここにいる / かいり
誰に否定されても
誰に認められなくても
僕は僕としてここに存在し
僕は僕としてここに在る

例え何ができなくても
例え何か不得意でも
僕には得意なことがある
僕には誰かの役に立てる

そう思っても不安になる夜はある
声が枯れるまで泣き叫ぶ夜もある

身体が潰れるほど抱きしめて
世界との境界がどこなのか確かめて

僕はここに在る
確かに存在している
誰に否定されても
僕はここに存在していい
No.1082 - 2016/02/06(Sat) 19:16:54
夏から春、夜から朝へ / はな
生暖かい風で風鈴が鳴り
目が覚めた

真夜中の静かな部屋に
鈴虫の音が聞こえることに
気がついて

それを聞こうと窓辺に行くと
雪が降っているのが見えた

嬉しくなって外に出たとき
チューリップの芽を見つけた

やわらかな陽射し
小鳥のさえずりに包まれた
早春の晴れ渡る日
No.1074 - 2016/01/31(Sun) 22:32:40
君の世界 / かいり
ひとの価値観に振り回されずに
自分の限界を決めつけずに
まっすぐに自分をみつめて
まっすぐに見極めて
どんな世界を君は望むの?
君の心はどんな未来を望んでいるの?
No.1047 - 2016/01/22(Fri) 22:43:19
Re: 君の世界 / はな
かいりさん、私はこの文章を読んで、グサッときました。
ですが、それと同時に、考えられています。

考えるキッカケを与えてくださって、ありがとうございます。
No.1048 - 2016/01/22(Fri) 23:51:38
Re: 君の世界 / かいり
はなさん>
こんばんは。
私の作るものは、大方自己満足の品なので、
こうして誰かに読んでいただいて、何か感じてもらえると
それだけでくすぐったくて嬉しいです。
たくさん考えて、たくさん感じてゆっくりと
色々なことをきちんとわかっていきたいと思います。
コメントありがとうございました。
No.1049 - 2016/01/23(Sat) 20:42:26
Re: 君の世界 / はな
ハッキリとした気持ちを見せてもらえるのが、とてもありがたいです。
かいりさん、これからも、問題提起をどんどんしていって頂きたいです。
その度に、考えたり、自分を見つめ直したりすることができるので、
こちらとしても、大変ありがたいです。

いつも、ありがとうございます。
No.1053 - 2016/01/24(Sun) 12:22:35
視えない力 / かいり


ふと周りを見てみると
僕が作ったものではないものに囲まれて
テレビも携帯もパソコンも
机もベッドも布団も

僕が作ったものではないし
僕が買ったものですらないし
僕が生きてきて勝ち得たものは
一体どれだけあるのだろう

僕が作ったものはどこにもない
そう考えると子どもの頃に絶望した
僕はちっぽけで 僕の力は小さくて
僕が生きる意味は見つからなくて

ふと周りを見ると
僕の作ったものも少しでも増えてきて
ビーズの小物もレジンのアクセサリーも
コサージュもぬいぐるみも

少しずつできることが増えていって
それをするには材料を作ってくれるひとが必要で
僕は僕が思っている以上に
誰かの力に支えられている

僕は僕の力で生きていく
たくさんのひとが一生懸命生きているから
それを支えて それに支えられて
そうやって生きてくんだ
No.1027 - 2016/01/16(Sat) 11:00:01
Re: 視えない力 / はな
かいりさん、私は今この詩を読んで、ものすごく感動しました。
胸が熱いです。
No.1028 - 2016/01/16(Sat) 19:05:31
Re: 視えない力 / はな
自分で考えること、大切ですね。

最初から自分一人で何でもやろうとすると、自分へ負荷がかかりますが、
最初は周りの人に支えてもらいながら、ゆっくり少しずつでもいいから、自分でできるようになったらOKだと、私は思っています。

考えることは、それとはまた異なるところにあって、
考えることは、自分一人でもできますからね。
つい周りの人に答えを聞きたくなりますが、まずは自分で考えるように、努力しています。

このコメントは「周りの支え」と「自分で考える」という、この二つの視点で書きました。
No.1029 - 2016/01/16(Sat) 19:24:38
Re: 視えない力 / かいり
>はなさん
コメントありがとうございます。
小学生の時にまど・みちおさんの「朝がくると」が教科書に載っていて
初めて読んだ時に衝撃を受けました。
あぁ、なんて僕は無力なんだろう、と泣きたくなりました。
最初の方だけ憶えていて、最後はすっかり抜け落ちていましたが
いま検索をかけて、あぁ、ちゃんと希望があったと安心しました。

私も少しずつできることを増やしていきたいです。
No.1030 - 2016/01/16(Sat) 20:30:05
Re: 視えない力 / はな
かいりさんは小学生の頃に、この詩を教科書で読んで、衝撃を受けたのですね。
私は「ねずみのつくったあさごはん」という話を教科書で読んで、ほんわかしてました。笑

まど・みちお「朝がくると」さっそく読みました。私はこう感じました。

「ぼく」にはまだ「ぼく」の世界がなかった。あるいは、世界をつくっていなかったか、つくれていなかった。

でも、希望があることが分かってほっとしました。

この詩は、そういう視点の他に、帰属することへの苦しみや葛藤についても書かれてあるように感じました。

まど・みちおさんの詩は、やわらかさと鋭さが同時に伝わってきますね。
奥深い詩です。
No.1031 - 2016/01/16(Sat) 21:11:38
激しさと沈黙の荒野にある泉 / ユウ
もしもなんて言わないからいつまでも分からないフリ
きっとなんて聞かないけどこのままで知らないように
時に苦し紛れに逃げ彷徨う
この流れに身を寄せたら何もかも失くなりそうで

ずっとやっと追ってきたものもふとした瞬間に見失う
あの日あの時そんなこんなで変わらないまま
時に潤い求め行くあてのない苛立ちも
荒れた心の奥に閉じ込めていて

乾いた風が木の葉を攫う
留まることも意味をなさないなら
もう歩きも出来ない
乾いた喉を振り絞り
届かぬ想い叫ぼうと
立てぬならいっそと
それでも今、生きながらえている
No.1009 - 2016/01/01(Fri) 21:03:30
つぶやき / ユウ
忘れてた
ふと見上げると澄んだ青空
忘れてた
ふと見上げると満天の星空
思い出した
息を止めれば苦しいと
思い出した
絶えず鼓動がすることを
疲れて立ち止まって、もう歩けないよと
手首の傷は癒えても、失った道は見つからない
きっとまた歩けるよと説く
いつ歩けるのと問う
解れた毛糸のマフラーを見ては
今日も風は冷たいよ
見上げた空は遠かった
見上げた空は綺麗だった
No.1006 - 2015/12/31(Thu) 02:18:45
ここにしかないもの / ユウ
何を感じ、何を見て、何を触り、何を語るのか
肌寒さを知ったとき、いつも独りで歩いていた
何処に立ち、何処に向かい、何処を見つめ、何処へ行くのか
ボヤけた心で明日を目指しても、闇雲な雑踏に消える
怖いと思ったとき、怖いと思う自分がいた
辛いと思ったとき、辛いと思う自分がいた
何も見ず、何も聞かず、何も言えなくても
ここに確かに自分はいる
熱を帯れば温かい
雪を触れれば悴む手
脈打つ鼓動に寄り添えば
きっと今日もここにしか
今、ここにしかないもの
No.1005 - 2015/12/29(Tue) 23:28:03
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