+ あかね　poem B B S +

詩をお気軽に書いてね！
MIDIは、「ピアノとプライベートスタジオ」の”ほほえみ”です。

ツーリング / ユウ

引用

煙草と財布ポケットにしまい
愛車に跨り走ろうか
どこか誰も知らない場所へ
海を見ようか平地へ行こうか山を登ろうか
昨日より今日が良い日と言えるように
お気に入りの曲をかけたら今日もただのライダーさ
走るだけ走るだけさ
走るだけ走るだけさ

No.1120 - 2016/03/15(Tue) 08:04:31

境界線 / ユウ

引用

窓を開けてはまたひとつ閉めてくように
誰にも本当の顔は見せない
サングラスの奥の目の色は誰にも見せない
近づいた分だけ遠ざかるように
この心誰も触れない
人知れず朽ちる木のように
傷つかぬよう傷つけぬよう

No.1119 - 2016/03/15(Tue) 07:50:27

for yourself / ユウ

引用

あなたの声
あなたの笑顔
あなたの優しさ
時に苦しく、時に嬉しく
どんなに逃げてもどんなに泣いても
どんなに遠ざけてもどんなに迷惑でも
生きることが誇りだと迷わずに答えてほしい
そこにいることが嬉しいと
綺麗事でもあなたに届くように
あなたに、あなたに、

No.1115 - 2016/03/12(Sat) 18:52:55

木漏れ日の心 / ユウ

引用

逃げるように隠れるように
人の目を掻い潜りやっと見つけた場所
青空の下、草原の上
日差しを浴びて風に抱かれ
身体を波に預けるように
全てを一瞬の時間に任せ歌う
ラララ、ラララ
何よりも美しく
何よりも心地よく
何よりも暖かく
優しい日々よ永遠なれ
どうかあなたも
あなたにもこの場所で
この一瞬を生きていてほしい

No.1114 - 2016/03/12(Sat) 18:35:15

その日、青空 / ユウ

引用

光に起こされた
青を見てからはまたそうなんだとつぶやく
風に諭された
雲の行き交いに知る震えるような色
何度も何度も待ってと繰り返すうちに
待てない自分もそこにいた
どうにでもなれと思った時、今日が晴れてほしいと思い出した
何をこんなに迷って戸惑って
何でこんなに焦って悲観して
雲の上は青空だよ
でも曇りは曇りだよと
いつか
いつかその日、青空を見る

No.1113 - 2016/03/11(Fri) 11:29:10

「おやすみ」 / かいり

引用

息の仕方を忘れて苦しいとき
息を止めろといったのは誰だったか

身体が心が求めて苦しくなるまで
全てを止めて　全てを拒絶して
どうしても欲しくて欲しくてたまらなくなるまで
待って待って待てばいいと
そう教えてくれたのは誰だったか

自然なことを「息をするように」という
当り前のことを「息をするように」という
必要な空気を取り入れられない僕は
生きていること自体に拒絶されているようで

怖くて　辛くて　哀しくて

全てを止めて　全てを諦めて
あがくことさえ　もがくことさえ
何もせず　無感動に　無感情に
自分を責め立てることさえもやめて

動きたいと願えるようになった
変わりたいと願えるようになった
そして動いて　少しずつでも変わって

僕が動くことを止めても
変わらず時間は過ぎるし　変わらず世界は廻る
大丈夫　長い長い時間の中では
動きを止めている時間なんてあっという間だから

何度でも　何度でも
また動き出せるときまで

No.1108 - 2016/03/06(Sun) 20:49:34

祈り / かいり

引用

暗闇の中取り残されて
右も左も上も下もわからずに
不安で不安で仕方なくて

まだまだバランスは難しい
一歩を進むのも苦しくて
それでも　何かを　誰かを　捜している

怖くて　不安で　哀しくて
泣き叫びながら生まれてきた
今までいた世界と　あまりに違うから

何年も　何十年も
わからないままに歩いて
わからないなりに歩いて

そして少しでも　欠片でも
わかったこと　知ったことがある
感じたこと　抱いた想いがある

どうかそれが　希望になりますように
どうかそれが　未来になりますように

相変わらず不安も恐怖も尽きないけれど
少しの好奇心と期待と希望と
願いと祈りを抱いて

No.1096 - 2016/02/21(Sun) 22:11:59

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