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クラシック映画BBS2

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元掲示板 http://www1.rocketbbs.com/313/cla_bbs.html
復帰戦優勝、おめでとうございます。本郷理華さんも素敵でした / AlikiMyLove
こんにちは。

この掲示板はIsmaelさんが書かないと、冷え込むようですね。

私は得意の”強引な関連付け”・・・と言うより、単にこじつけか?・・・をすれば幾らでも書けるので、Ismaelさんの代わりに書かせて戴きます。

浅田真央さんが復帰戦となったグランプリシリーズ・中国大会で優勝しましたね。おめでとうございます。

あちらの掲示板でソニア・ヘニー嬢の名前を書いたのは、私が最初の筈です。2001年ですから”旧掲示板”頃でした。
唯、それは単に正規品の輸入ヴィデオを持っていると書いただけでした。
アリス・フェイ嬢やベティ・グレイブル嬢と共にでしたが。

つまり、私はミュージカル映画に於いて、昔から”MGM偏重”ではなかったということですね。

ソニア・ヘニー嬢はオリンピック三連覇、世界選手権十連覇だけでなく、ハリウッド入りしてからも”マネー・メイキング・スター・トップ10”に3年連続で入るという、まさに”スター”ですね。

ソニア・ヘニー嬢には及ばないまでも、フィギュアスケートのオリンピック・ゴールドメダリストで、映画出演した女性が何人かいますね。

世界選手権で五連覇して、1960年のスコーバレーオリンピックで金メダルを獲得した、キャロル・ヘイズ嬢・・・後年、短期間ですが、安藤美姫さんのコーチも務めたようですね・・・が主演した映画に「白雪姫と道化もの(者)」(1961)という作品があります。
「センチメンタル・ジャーニー」 (1946)のウォルター・ラング監督作品です。私は一応DVD-Rを持っていますが。

内容は題名が示すように”白雪姫”の話ですが、原題は"Snow White and the Three Stooges"つまり”三ばか大将”が共演しているのです。
この映画が日本で公開されたのが1962年で、日本で”三ばか大将”のテレビ放送が始まったのが1963年ですね。
テレビでの放送が2、3年早ければ、当然邦題は「白雪姫と三ばか大将」或は「三ばか大将と白雪姫」になっていたでしょうね。

"Three Stooges"の映画は戦前から作られていたし、日本でも少しは公開されたのでしょうが、アメリカと違い、当時の日本では受けなかったのでしょう。テレビ放送で人気が出たのですね。

こういう日米の”温度差”は他にもあるようで、例えば”アボット&コステロ”はアメリカでは大人気だったようですが、日本ではそれ程でもなかったように聞いています。

「ハリウッド美人帖」(七つ森書館)の”対談?C”で、逢坂剛氏がティナ・ルイーズ嬢について語っていますが、映画作品しか触れていません。

http://www.imdb.com/name/nm0001481/?ref_=fn_al_nm_1

このページで6枚の横並びの写真がありますが、すべてテレビの「ギリガン君SOS」(原題"Gilligan's Island")の写真です。
日本では「ギリガン君SOS」はあまり人気が出ませんでしたが、アメリカでは大ヒットしたようで、ティナ・ルイーズ嬢は"Gilligan's Island"で扮した”映画スター・ジンジャー・グラント”として有名な筈です。このことに言及されないのは、私には考えられません。尤も、逢坂氏は「ギリガン君SOS」自体知らないのかもしれませんが・・・・・。

大体”対談?C”の主題は”たくさんいた第二のモンロー”となっていますが、シェリー・ノース嬢の名前が全く出てこないというのも、私としては考えられません。

私がNo.486で「ハリウッド美人帖」を『私としては「わが恋せし女優たち」同様、それ程楽しめませんでした』と書いたのは、このような感覚の違いがあったからです。

結局、『映画本や映画評論家というものは、初期の頃の”道標”としては必要かもしれませんが、ある程度の段階に来たら殆ど必要ない』になるのですね、私としては。

ネット上には、映画に関する文章がたくさん掲載されています。私としてはそれで充分です。

今回はこの辺りで失礼します。

Γεια σαζ(ヤーサス)
No.492 - 2015/11/10(Tue) 16:07:34
その当時で言えば”敵国”の”戦時応援”作品を楽しむのは不謹慎でしょうか? / AlikiMyLove
こんにちは。

先の書き込みで、”強引な関連付け”をすれば幾らでも書けると言った手前、再び書かせて戴きましょう。

先ず、断り書きといいますか、先の書き込みでのティナ・ルイーズ嬢のIMDb"のページで、『6枚の横並びの写真がありますが、すべてテレビの「ギリガン君SOS」(原題"Gilligan's Island")の写真です』と書きました。
あの写真は頻繁に入れ替わるようですが、私が投稿した時点ではすべて「ギリガン君SOS」の写真でした。

あとは、そうですねぇ・・・くだらないことかもしれませんが、「ギリガン君SOS」では、私としてはジンジャーさんよりも、もう一人の女の子、メアリー・アンさんの方が好みでしたね。

唯、日本での放送では”マリアン”と呼ばれていました。その方が日本人には馴染み易いのでしょう。可愛らしい感じの女優さんでした。ドーン・ウェルズ(Dawn Wells)という、テレビが主と言える女優さんですね。

さて、浅田真央さんがショートプログラムとフリーで使用した曲が、「素敵なあなた」と”歌劇・蝶々夫人”からの「ある晴れた日に」ですね。

「素敵なあなた」は多くの方が歌っていまして、浅田真央さんが使用したのはジャニス・シーゲル(Janis Siegel)という女性が歌ったものですね。
唯、最も知られているのはアンドリュース・シスターズ版でしょう。

私はパティ・アンドリュース嬢が亡くなった時に、「南米珍道中」(1947 ノーマン・Z・マクロード監督)で、ビング・クロスビー氏とアンドリュース・シスターズがハモる"YOU DON'T HAVE TO KNOW THE LANGUAGE"という曲が聴き応えがあると書きました。勿論、それはパティ嬢の追悼の意味も込めてでしたが。

このアンドリュース・シスターズという名前も、あちらの掲示板で最初に書いたのは私ですね。と言いますか、私以外、誰も書いていないと思います。

私が感じている”隔たり””ギャップ”は、このようなことなのです。

それは、”あのお二人”の影響をかなり受けているであろう、現在の”映画好き”とされている方々と、私との隔たりでしょうね。

”ノワール”と”赤狩り”に精通していることが”一流”の証なのでしょうか?”娯楽映画”は低級なのですかね。どうも、昔に比べて娯楽映画が軽んじられているように思います。

それは兎も角、アンドリュース・シスターズが「素敵なあなた」を映画の中で歌っているのは"Follow the Boys" (1944)という、言わば”戦時応援映画”ですが、これも私は1995、6年頃に正規品の輸入VHSを買いました。これですね。

http://www.amazon.com/Follow-Boys-VHS-George-Raft/dp/6303231802

戦時応援映画ですから、スターが大勢出演しています。私としては、ジャネット・マクドナルド嬢目当てでの購入でしたが、入手して損はなかった作品です。ジャネットさんが出ているからといっても、”MGM”ではなく、”ユニヴァーサル”作品ですね。こういう作品は、映画会社よりも、"USO"の方が優先するからでしょうかね。

私は他にも数本の戦時応援作品を入手していますが、それぞれ楽しめる作品です。

こういった作品を銀幕で観ることは不可能とまでは言い切りませんが、かなり難しいでしょう。ですから私は”ヴィデオヴューアー”になって、却って良かったと思っているのです。

あとは”蝶々夫人”「ある晴れた日に」ですが、映画よりもオペラが本筋でしょうし、既に長文書き込みになっていますので、今回はこの辺りで切り上げることにします。

Γεια σαζ(ヤーサス)
No.493 - 2015/11/15(Sun) 14:08:17
ハリウッド美人帖 / リンダ
図書館より借りて読みました。
B級映画のヒロインとうかA級映画の準ヒロインというか...。
エリザベス・テイラーとかグレース・ケリーとかキム・ノヴァク、ジョーン・クロフォード、ベティ・デイビス、ソフィア・ローレンあたりはこの本に載せなくても他でも見られるしね。 不要かな..。
もっともっと忘れられたハリウッド美人を知りたくなりました。
それも川本三郎さんバージョンで。
ところで今回対談が川本三郎さんじゃなかったのは、何か理由があるんでしょうかね。
No.482 - 2015/09/15(Tue) 10:43:00
Re: ハリウッド美人帖 / Ismael
リンダさん


> ところで今回対談が川本三郎さんじゃなかったのは、何か理由があるんでしょうかね。

なにやら唐突な質問ですね。

よく分かりませんがその本には、理由が書いてないのですか?

そんなことよりあなたはどの女優がお気に入りですか?

私は、逢坂剛とか川本三郎とか二流の映画ファンの本は、あまり興味が有りませんのであなたご自身のもうすこし詳しいご意見を是非お聞かせください。
No.483 - 2015/09/15(Tue) 15:20:17
Re: ハリウッド美人帖 / ママデューク
私は未だこの本を詠んではいないのですが、逢坂剛と南伸坊は仕事仲間のようだし、伸坊氏には『みなみしんぼうのそっくりアルバム』、『歴史上の本人』、『本人の人々』など、有名人たちに扮装して顔マネをした「そっくり写真」があったりするので、こと「顔」に関しては川本三郎よりは南伸坊のほうが良かろうと考えたんじゃないでしょうか。

表紙にオードリー・ロングを持ってくるあたり、ノワール好みの逢坂氏の好みが表れているようですね。
No.484 - 2015/09/16(Wed) 09:00:38
Re: ハリウッド美人帖 / リンダ
AlikiMyLove さん 別の掲示板に書かれてますね。 ごめんなさい。
Ismael さん、ママデューク さん お返事ありがとうございます。
「顔」ですか...読んでて対談になって無いような気がしてでも成り立ってたんですね。
No.485 - 2015/09/16(Wed) 17:50:58
映画を映像化したものを・・・・・ / AlikiMyLove
こんにちは。

先ず リンダさんの

>AlikiMyLove さん 別の掲示板に書かれてますね。 ごめんなさい。

私はあちらの掲示板で勝手気ままなことを、以前から延々と書いているだけですので、別段謝る必要はありません。
寧ろ、新たにこの掲示板に書き込みをされる方の方が貴重です。

あちらの掲示板No.8636『今回は”対談本”を肴に・・・・・』で、逢坂剛氏と川本三郎氏の対談本「わが恋せし女優たち」(七つ森書館)を採り上げた私としては、「ハリウッド美人帖」(出版社・同)についても書いて措くべきでしょうかね。唯、この本は知りませんでした。今日図書館から借りてきました。

逢坂氏や川本氏が”二流の映画ファン”であろうがなかろうが、”女優さん”について書かれているものは、ある程度惹かれます。
私などは”二流の映画ファン”にも劣る、単なる”ヴィデオヴューアー”、それ以前は”テレビ放映作品ヴューアー”です。
このサイトの”旧掲示板”でも、『テレビ放映、ヴィデオ、DVDなどは映画とは異質なものです』と書かれた方もいました。

この「ハリウッド美人帖」でも”対談?@”で、逢坂剛氏は『やはり映画は、映画館で見ないとね』と仰ってますし。

つまり、私が観てきたものは”映画”ではなく、映画を”映像化”したものと言えますかね。それを”万”の単位で視聴したということですね。

但し、以前にも書きましたが、私は”ヴィデオヴューアー”になって却って良かったと思っているくらいです。”マック&エディ”について、アメリカ人と色々と話ができたのも、私が”ヴィデオヴューアー”だったからです。



この本の対談相手が川本三郎氏ではなかった理由は、”まえがき”に逢坂剛氏が書いていますが、 ママデュークさんの見解で宜しいでしょうね。
まえがきの最後に『小生の審美眼の傾向と対策について、貴重な指摘を受けたのはありがたかった』とありますがら、南伸坊氏で正解だったのでしょうね。

この本ですが、私としては「わが恋せし女優たち」同様、それ程楽しめませんでした。

ここが、児玉数夫氏との違いです。但し、それはあくまで、”私にとって”ですが。

児玉氏の著書「懐かしの映画女優101」(新書館)は立ち読み程度ですが、何度か挙げた「世界名優物語」(旺文社文庫)には、対を成す「世界名女優物語」(出版社・同)もありまして、当然買っていますよ。

”まえがき”の書き出しは
『マレーネ・ディトリッヒと彼女の世界を愛した
    なき父に、この書を捧げる』

唯、最初に採り上げている女優さんはマレーネ・ディ−トリッヒ嬢ではなく、ピア・アンジェリ嬢ですがね。


この「ハリウッド美人帖」に載せる女優さんを選ぶ基準は、あくまで、逢坂氏の好みでしょうか。
名前が知られていない女優さんにと共に、ジョーン・クロフォード嬢やエリザベス・テイラー嬢の名前があるのは、売り上げを考慮してのことですかね。

兎も角、”定価2500円+税”という金額を払ってまで読む本ではないでしょうね。写真を眺めるのなら、ネット検索で可能でしょうし、文章の内容は・・・・・・。


>Ismaelさん

あちらの掲示板No.8659とNo.8660の、貴重な書き込みを有難うございます。

クラレンス・ブラウン監督は引退が結構早かったから、老年期まで作品を残したジョージ・キューカー監督の方が、日本では知られているでしょうね。
キューカー監督の作品もある程度観ていますが、所詮”ヴィデオヴューアー”ですから・・・・・。

この辺りで、今回は失礼します。

Γεια σαζ(ヤーサス)
No.486 - 2015/09/19(Sat) 16:01:41
『マルタの鷹』1931 / Ismael
みなさま

小説が発表された翌年に製作された最初の映画化。

吉田広明が解説に書いているように失敗作とは思いませんが、やはり俳優の芝居、撮影方法等に旧さを感じます。

三度めの映画化であるジョン・ヒューストン版は、現代の映画にも通じる新しさがありますね。

また、1931年版は、主演二人はともかく、ヒューストン版のピーター・ローレ、シドニー・グリーンストリート、エリシャ・クックJrに比べると助演陣が弱いと感じました。

両作品には微妙な違いがいくつか有りますが、一番大きな相違は、1931版には、最後にワンダリー(1941年版ではオショーネシー)が収監された刑務所にスペードが訪ねて行く場面が有ることです。
No.470 - 2015/09/06(Sun) 20:08:48
Re: 『マルタの鷹』1931 / Ismael
みなさま

> 両作品には微妙な違いがいくつか有りますが、一番大きな相違は、1931版には、最後にワンダリー(1941年版ではオショーネシー)が収監された刑務所にスペードが訪ねて行く場面が有ることです。

原作を確認しましたがこの場面は、有りませんね。

この場面を追加したことでこの作品は、原作の非情さ(ハードボイルドらしさ)を薄めてややセンチメンタルにしています。
このあたりが『失敗作』という評価に繋がったのでしょうか?
No.481 - 2015/09/14(Mon) 23:10:53
『妻と女秘書』(1936) / Ismael
これもクラレンス・ブラウン+マーナ・ロイ作品。
でもロイは、ジーン・ハーローに食われています。

この作品のハーローは良いですね。
クラーク・ゲーブルとは何度も共演していますが『チャイナ・シー』や『紅塵』の役柄とは全く異なる「真面目で優秀な女性秘書」をちゃんと演じています。

ハーローの婚約者役でジェイムズ・スチュワートも出演していますがゲーブルとは全く絡まないのが残念。

キャロル・ベーカー主演の伝記映画『ハーロー』という作品もあるようですがどなたかご覧になっていますでしょうか?
ベーカーでは、ちょっと太いのではないかと想像しています。

この作品の演出で上手いなあと思った場面を2箇所あげます。

ゲーブルの母親とロイが同じ車に乗っており、母親があの秘書には気をつけろと忠告する場面があります。
ここで最も重要なセリフが出てくる時に車は陸橋の影の中に入ってしまい、ロイの表情がわからなくなる。

最後、果たしてロイがゲーブルのところに戻るかどうか観客が気をもむ場面。
事務所でゲーブルが一人で仕事をしていると、廊下に足音が聞こえますが入ってくるのはハーロー。
二人で仕事をしていると短い足音とともに誰かが入ってくる。
ゲーブルのちょっと驚いた表情のアップの後、カットが変わって入ってきたのは掃除婦だったと判る。
しばらくしてまた足音が聞こえてくると、ハーローがつっと立ちあがり、ドアを開けると、ロイが居る。
No.479 - 2015/09/12(Sat) 22:18:02
Re: 『征服』(1937) / Ismael
こちらはナポレオン(シャルル・ボワイエ)とその愛人マリア・ヴァレフスカ(グレタ・ガルボ)の物語。

クラレンス・ブラウンの個人的な嗜好なのか、当時のMGMの方針なのか(多分前者だとおもいます)わかりませんが、『肉体と悪魔』以来『アンナ・カレーニナ』、そして今回見た3本を考えると、「貞節とは?」「富も権力も有る男の誘惑に女は屈するのか?」というテーマを様々なヴァリエーションで追求しているように感じました。
No.480 - 2015/09/14(Mon) 20:18:14
『雨ぞ降る』(1939) / Ismael
いまさらながらですが、クラレンス・ブラウン作品を集中的に観ています。

IMDbで知ったのですが、ブラウンは、いわばモーリス・ターナーの弟子のような存在だったようですね。

この作品は、本家BBSでは、ディザスター・ムービーの傑作として取り上げらたことが有りますが、私はメロドラマとしてよく出来ていると思いました。

マーナ・ロイとタイロン・パワーが主演なのでしょうがジョージ・ブレントとブレンダ・ジョイスのカップルの方が印象が強く残りました。

で、このブレンダ・ジョイスは、ターザン・シリーズの2代目ジェーンだったのですね。

地震や洪水の場面は確かにいま見てもすごく、よく出来ていると思いますが一番驚いたのは、最後のマーナ・ロイが目を開けたまま死んでしまうところです。
何かトリックを使っているのかと思いましたが、様子がおかしいと感じたパワーが最後にロイの腕を掴みますから、特撮ではないと思います。

米国公開が1939年9月、つまりナチのポーランド侵攻と同じ時期というのも私には偶然とは思われません。

ハリウッド恐るべし、です。
No.476 - 2015/09/11(Fri) 19:53:32
たとえ”評価”は劣っても・・・・・ / AlikiMyLove
こんにちは。

今回は此方に書かせて戴きます。

私は「雨ぞ降る」(1939)は、20年位前に米版のVHS(FOXのスタジオ・クラシックス)を購入して初見しましたが、それよりも先にリメイク作品の「雨のランチプール」(1955)を例に依っての”テレビ視聴”していました。
私としては作品の優劣とは関係なく、「雨のランチプール」の方が好きですね。理由は唯一つ、ラナ・ターナー嬢だからです。当然DVD-Rを持っていますよ。

まぁ、マーナ・ロイ嬢も素敵ですが、ラナ・ターナー嬢に比べれば・・・・・。
それに、両作品をメロドラマ、女性が主の映画と捉えれば、ジーン・ネグレスコ監督の方がクラレンス・ブラウン監督よりも適しているように思いますし。

でもって、下記の"URL"が”セーター・ガール”ですね。



ラナ・ターナー嬢は、”ターザン”のレックス・バーカー氏との結婚歴もあります。ターナー嬢が女優として充実した時期でしょうね。この時期の作品はテレビでかなり観ることが出来ました。
二人の結婚は、レックス・バーカー氏にラナ・ターナー嬢が惹かれた為とも言えるでしょうか。

この掲示板のNo.354で、『私はレックス・バーカー氏のターザン、ブレンダ・ジョイス嬢のジェーンが結構好きです』と書きましたが、レックス・バーカー氏は魅力的な男優さんです。

さて、「雨のランチプール」をテレビで観てから、”ランチプール”という名前がどことなく面白い響きだったので調べたのですが、見つけられませんでした。架空の地名でしょうね。

アメリカ人の中にも、”ランチプール”に興味を持った人がいるようですね。
下記はアメリカ版の”ヤフー知恵袋”でしょうか。

https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=20060728105148AAezMvT

兎も角、今回、評価的には劣る「雨のランチプール」の方に主眼を置いたのは、ラナ・ターナー嬢が好みであるということと、あちらの掲示板に「雨ぞ降る」はあっても、「雨のランチプール」の書き込みがない(これは"allcinema"のユーザーコメントも同様ですが)のが、少々寂しく感じたからです。
※”旧掲示板””では”クラシック女優ファン”さんや、"Leopard"さん等が挙げていました。

あと、蛇足的な書き込みですが、「ドーヴァーの白い崖」(1944 これもクラレンス・ブラウン監督ですね)は、例に依ってテレビ視聴⇒DVD-R入手ですが、この作品がイギリスへの応援歌かどうか、私には判りませんが、私としては英国が背景の作品(たとえ、ドイツ、ナチスが絡んでいても)よりも、最初からドイツが背景の作品に、より魅力を感じます。 
たとえ、それが米独開戦以前の作品であっても。

フランク・ボゼーギ監督の" The Mortal Storm"や、マービーヴィン・ルロイ監督の "Escape" (共に1940、共に日本未公開)等は 観応えがありました。

今回はこの辺りで失礼ます。

Γεια σαζ(ヤーサス)
No.477 - 2015/09/12(Sat) 16:07:06
Re: 『雨ぞ降る』(1939) / Ismael
AlikiMyLoveさん

>
> 今回は此方に書かせて戴きます。
>
> 私は「雨ぞ降る」(1939)は、20年位前に米版のVHS(FOXのスタジオ・クラシックス)を購入して初見しましたが、それよりも先にリメイク作品の「雨のランチプール」(1955)を例に依っての”テレビ視聴”していました。
> 私としては作品の優劣とは関係なく、「雨のランチプール」の方が好きですね。理由は唯一つ、ラナ・ターナー嬢だからです。当然DVD-Rを持っていますよ。


『雨のランチプール』は、大昔にテレビで観ていますが、『リチャード・バートンがインド人?』と思ったこと以外は殆ど何も憶えていませんのでぜひ再見したいのですが・・・・。

> あと、蛇足的な書き込みですが、「ドーヴァーの白い崖」(1944 これもクラレンス・ブラウン監督ですね)は、例に依ってテレビ視聴⇒DVD-R入手ですが、この作品がイギリスへの応援歌かどうか、私には判りませんが、私としては英国が背景の作品(たとえ、ドイツ、ナチスが絡んでいても)よりも、最初からドイツが背景の作品に、より魅力を感じます。 
あちらの掲示板ではわたしは『応援歌かもしれません』と書いていますので、「ドーヴァーの白い崖」応援歌説に100%賛成では有りません。
No.478 - 2015/09/12(Sat) 18:21:04
M(ロージー版) / Ismael
ブロードウェイのFILM NOIR COLLECTION VOL.6に入っていますが画質がものすごく悪いのでご注意ください。
No.475 - 2015/09/10(Thu) 16:29:31
Re:サスペンス映画ここにあり / エイトマン
リンダさん、Ismaelさん、はじめまして。

リンダさんがお尋ねの映画ですが、主演がジャンヌ・モローではなく、ダニエル・ダリューですが、CENSOREDへの契約書(1958,仏)がそのような内容だったと思います。
No.472 - 2015/09/09(Wed) 14:51:25
Re: Re:サスペンス映画ここにあり / Ismael
エイトマンさん

はじめまして。
>
> リンダさんがお尋ねの映画ですが、主演がジャンヌ・モローではなく、ダニエル・ダリューですが、CENSOREDへの契約書(1958,仏)がそのような内容だったと思います。


ジュリアン・デュヴィヴィエ作品ですか、ふーむ。
フランスで出版されている作品辞典では、あまり高い評価ではないようです。
手持ちのフランス映画史の本を見るとスチールが2枚掲載されており、ダリューはさすが美しいですが・・・・。
元レジスタンスの女闘士ですか・・・・?
No.473 - 2015/09/09(Wed) 20:15:20
Re: Re:サスペンス映画ここにあり / リンダ
Ismael さん
エイトマン さん
はじめまして お返事ありがとうございます。
CENSOREDへの契約書(1958,仏)...ですね、ダニエル・ダリューでしたか。
元レジスタンスの女闘士といえばシモーヌ・シニョレですね。
No.474 - 2015/09/09(Wed) 21:24:30
サスペンス映画ここにあり / リンダ
図書館より借りて読みました。
まだまだ知らない映画ばっかり でも4分の1くらいは観てるかな。
といってもギャング映画(言い回しが古いかな)が多かったような気もする。
サスペンスではありますが。

ところでどなたかご存知の方がおられたら教えてください。
主演はジャンヌ・モロー...?
戦争中にレジスタンス仲間を裏切った人を戦後探す というかメンバーを集めて誰が裏切り者なのか探る そんな映画です。
サスペンス映画ここにありにも載ってなかったと思います。
No.469 - 2015/09/06(Sun) 11:24:27
Re: サスペンス映画ここにあり / Ismael
リンダさん

> まだまだ知らない映画ばっかり でも4分の1くらいは観てるかな。
> といってもギャング映画(言い回しが古いかな)が多かったような気もする。
> サスペンスではありますが。

仰るとおり、サスペンス映画というよりは犯罪映画ですね。
掲載作品は、米英作品だけでフランス映画やイタリア映画などは含まれていませんね。
さらに「サスペンスの王様」ヒチコック作品も除外されていますね。
私は55本中40本弱見ていますが、『サスペンス映画ここにあり』というタイトルも表紙に有る英語のタイトルも本の内容とあまり合っていないように感じます。

> ところでどなたかご存知の方がおられたら教えてください。
> 主演はジャンヌ・モロー...?
> 戦争中にレジスタンス仲間を裏切った人を戦後探す というかメンバーを集めて誰が裏切り者なのか探る そんな映画です。
> サスペンス映画ここにありにも載ってなかったと思います。

いろいろ考えたのですが思いつきません。
これはフランス映画ですか?
主演女優もハッキリしないのでしょうか?
何か他の作品に関する情報はありませんか。
No.471 - 2015/09/09(Wed) 09:28:47
Un chien qui rapporte (1931) / Ismael
今回パリのBOOKOFFで購入した3枚組アルレッティBOXに収録。

アルレッティの主演第一作で日本未公開の作品です。
当時人気だった軽演劇の映画化です。
http://www.imdb.com/title/tt0191606/combined

凝ったカメラアングルや結構多い屋外撮影の場面のお蔭なのか余り演劇臭さは感じません。

役者の衣装や屋外場面の風俗がなかなか興味深いですね。

ちょっとびっくりするくらいエロい描写があります。

このBOX、本作、La chaleur du Sein(1938)、『北ホテル』(1938)の長編がメインですが、アルレッティのインタビューや古いフランス映画の予告編(例えば1921年のフェデ−のL'Atlantideと1932年のパブスト)のL'Atlantideなどが豊富で『お得感』が有ります。
発売元はフランスのMK2という1974年設立のマイナーな映画製作配給会社です。
アラン・レネやシャブロルの作品の積極的な製作で有名になった会社と記憶しています。
No.468 - 2015/09/02(Wed) 18:37:42
『アメリカン・スナイパー』(2014) / Ismael
みなさま

劇場で見たかったのですがスケジュールの都合がつかず見逃していましたがブルーレイで鑑賞。

反戦映画というには、狙撃場面や戦闘場面が面白すぎ、主人公の描き方や最後を見ると好戦映画とも言えません。
というかそもそもこの作品は戦争映画なのか?
少なくとも脳天気な『フューリー』とは相当違う映画です。

西部劇のヴァリエーションというのが最初の印象。

『許されざる者』以来イーストウッドが作り続けている「暴力(銃)が造った国アメリカ」「人を殺した者の末路」に関する映画ということになるでしょうか。

作品の初めに主人公の少年時代の場面が有り、父親が人には「羊」「狼」「番犬」の3種類があるというような話をします。
その後番犬(主人公)と狼(イラク人)は出てきますが、羊を代表するような登場人物は、出てきません。
多分、成人してからの主人公との関係が十分描かれていない弟がその代表ではないかと想像しています。
あるいは主人公が大切にする「家庭・家族」がその代表なのかもしれません。

主人公の最後は、相談に乗る元軍人の顔を観るだけで想像できるのですが、そういう顔(表情)の役者をちゃんと見つけるところがすごいところです。

事実(実在した人物)を元にした映画ですが、敵側のシリア人スナイパーとの対決は、映画のために足した部分でしょう。

多くの人が異和漢を表明しているCGの銃弾には私も「あのイーストウッドが!?」とちょっとびっくりしましたが、異化効果と考えれば良いのかもしれません。
No.464 - 2015/08/30(Sun) 14:33:39
Re: 『アメリカン・スナイパー』(2014) / 映画虫
Ismaelさま

 こんばんは。
 実生活でもこちらのサイトでも精力的に活動されているようですね。

> 反戦映画というには、狙撃場面や戦闘場面が面白すぎ、
> 主人公の描き方や最後を見ると好戦映画とも言えません


 アメリカでもこの映画を戦意高揚映画と勘違いして支持した観客が
大勢いたと聞きます。ご指摘の面白すぎる中盤と結末の落差が、観客の
中の厭戦気分に働きかけるうまい仕掛けなのではないかとぼくは感じました。
戦場に舞い戻ろうとする自分を抑えられないような人間を生んでしまうことの
恐ろしさに『ハートロッカー』を連想しました。

 詰まらなすぎる映画の作り手が大半の業界で、面白すぎちゃうというのは
ずいぶん贅沢な悩みではありませんか。

 アカデミー賞に多くノミネートされながらほぼ無冠に終わったのは、他の
作品が優れていたのか? ぼくは国民に厭戦気分を蔓延させることを嫌った
国と軍部の圧力ではないかと、陰謀論を妄想していました(笑)。
No.465 - 2015/08/30(Sun) 18:53:59
Re: 『アメリカン・スナイパー』(2014) / Ismael
映画虫さま

>  アメリカでもこの映画を戦意高揚映画と勘違いして支持した観客が
> 大勢いたと聞きます。ご指摘の面白すぎる中盤と結末の落差が、観客の
> 中の厭戦気分に働きかけるうまい仕掛けなのではないかとぼくは感じました。
>
>  アカデミー賞に多くノミネートされながらほぼ無冠に終わったのは、他の
> 作品が優れていたのか? ぼくは国民に厭戦気分を蔓延させることを嫌った
> 国と軍部の圧力ではないかと、陰謀論を妄想していました(笑)。


やはりアカデミー賞は無理でしょう。
『ハート・ロッカー』のようなヤワな映画ではないですから。

最初の狙撃の相手が『女子供』ですから。

特典映像によると、当初はスピルバーグが監督する予定だったそうです。

『ミュンヘン』という重要なポスト9.11映画を作ったスピルバーグですから、興味深い作品になったでしょうがイーストウッドほどの仮借なさに達せたかどうか?
No.466 - 2015/08/30(Sun) 22:17:40
Re: 『アメリカン・スナイパー』(2014) / 映画虫
Ismaelさま

 こんばんは。

> やはりアカデミー賞は無理でしょう。
> 『ハート・ロッカー』のようなヤワな映画ではないですから。


 ほぼ無冠という結果が、この作品の勲章ではないかと思います。

> スピルバーグ

『ミュンヘン』を監督して、イスラエルから目の敵にされるくらい
ですから、かなり仮借ない人だとは思いますが。「面白すぎる」という
点でも勝るとも劣らない作品ですね。
No.467 - 2015/09/01(Tue) 00:35:15
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