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クラシック映画BBS2

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骨まで笑って(1995) / ポルカドット
 最近亡くなった故ジェリー・ルイス氏出演の比較的近年の作品を見たくて見ました。私の好きなレスリー・キャロンも出てますしね。といっても今から20年以上前の作品で、主役は当時の若手のオリバー・プラットとリー・エバンスです。

 この映画はコメディに分類されていて、劇中にはコメディ実演の場面もありますが、本筋はお笑いのコメディでなく、コメディアンの人間模様や家族模様を描くドラマですね。恋愛もなく、むしろ陰影のある物語です。

 だけどルイスは貫禄を見せるし、キャロンも軽く踊ったりキャバレー・ソングを歌ってくれたりしたので満足しました。そういえば、ルイスの奥さん役のルータ・リーという女優さんも、これより40年前の「略奪された七人の花嫁」で、花嫁の一人をやったベテランです。

 リー・エバンスが過去に起こした大事件の詳細や、現に悪徳刑事と組んで密輸に関わっている事情がよく飲み込めませんでしたが、まあ、これらのことはスクリーン上で起きるがままに眺めていればいいのでしょう。
No.598 - 2017/10/26(Thu) 10:48:58
エイリアン コヴェナント(2017) / Ismael
なんじゃいな、という感じ。

1800円出す価値はないと思います(私は1100円でみましたが)。

どこかでみた場面ばかり続きます。
続編に色気丸出しのストーリー。
感情移入できる登場人物は一人もいない。

主演女優が美しくない。

前作「プロメテウス」のストーリーは破綻していましたが、画としては、こちらの方が見応えがありました。
No.596 - 2017/10/07(Sat) 15:26:28
The Doctor’s Dilemma (1958) / ポルカドット
 ダーク・ボガードの60年ほど前の映画に、新米医師のサイモン・スパローという役を演じているものが何本かあり、これらはコメディらしくて、ブリジット・バルドーと共演の「わたしのお医者さま('55)」というのが、我が国でも公開されています(私は見てないんだけれど)。

 また、ボガードの「Doctor's Dilemma('58)」という作品は、相手役がレスリー・キャロンで、私は彼女の大ファンなものだから、これもサイモン医師シリーズのロマンチック・コメディなんだろうと思って最近見てみました。

 ところがコメディだろうと早合点したのは大間違いで、原作はバーナード・ショーの舞台劇、医者は善良だが凡庸な人物と、不良だが天才的な才能のある人物の、どちらの治療を優先すべきかという重い内容で、ボガードは終盤で死んでしまいました。

 L・キャロンやD・ボガードや、英国映画でお馴染みのアラステア・シムやロバート・モーリーを眺めるのは楽しかったけれど、舞台劇の映画化だから台詞が命なのに、日本語字幕なしで見るのはお手上げでした。そのうち、まずショーの戯曲でも読んでから再見することにでもしよう。
No.595 - 2017/09/22(Fri) 15:35:34
さすらいの涯(1951) / Ismael
ハリウッド・メロドラマ傑作選 DVD-BOX Vol.2の一枚。

主演は、ジョン・ガーフィールド、監督がジーン・ネグレスコ。
原作は、ヘミングウェイ。

この作品は、恋愛メロドラマというよりは、家族メロドラマ(父と息子)で、かつフィルムノワールの雰囲気も濃厚です。

これもランナウェイプロダクションなのかパリを含むフランスでの場面が多いですね。

フランスからはミシュリーヌ・プレール(1922年生まれで、存命のようです)が重要な役で参加しています。

このBOXには、ワイラーの「この3人」やディートリッヒの「ブロンド・ビーナス」も入っています。

さらにマックス・オルフュスのフランス映画「明日はない」が入っていますが、画質はかなり劣悪です。

このシリーズでミッチェル・ライゼンの「夜明けよ待て」が出ると嬉しいのですが・・・・。



No.594 - 2017/09/19(Tue) 12:44:13
追悼 ジェリー・ルイス / ポルカドット
 ジェリー・ルイス氏が先月二十日に亡くなりましたね(享年91)。

 最初に彼を見たのは、ディーン・マーチンとコンビを組んだ「底抜け艦隊(’51)」で、当時の著名な喜劇スターといえばボブ・ホープやダニー・ケイ、それにアボットとコステロの凸凹コンビなどがいましたが、若さにまかせた底抜けコンビのハチャメチャぶりは衝撃的でした。新聞の映画紹介欄に筆者が、「とんでもないやつらが現れたものだ」と書いていたのを憶えています。まあ、今から60年以上前のことだから、近年の映画ファンには、彼のことなどご存じない方も多いでしょうね。

 その後、このコンビの「底抜け」シリーズは何本か見ましたが、やがて二人はそれぞれ単独で活動するようになり、いずれも大スターになって生涯を全うしました。

 ご冥福をお祈り致します。
No.592 - 2017/09/15(Fri) 14:49:28
Re: 追悼 ジェリー・ルイス / Ismael
ポルカドットさま
>  その後、このコンビの「底抜け」シリーズは何本か見ましたが、

私は、彼のDVD BOXを持っています。
今の所、ルイス単独作品のベスト1は、「底抜け大学教授」です。
マーティン=ルイスのベスト1作品は「画家とモデル」でしょうか。

確か、大昔に石上三登志がルイスとプレスリーという同時代人の共通点は「クネクネ」である、みたいなことをキネマ旬報に書いていたと思います。

訃報と言えば、ミレイユ・ダルクも亡くなりましたね。
No.593 - 2017/09/15(Fri) 16:28:26
愛と血の大地(1948) / Ismael
DVD 10枚組の「西部劇パーフェクトコレクション オクラホマ無宿」のうちの1本。

ウォルター・ウェンジャー版「風と共に去りぬ」という感じです。
スカーレットに相当するのがスーザン・ヘイワード、バトラーに相当するのがヴァン・ヘフリン。
メラニーに相当するのがジュリー・ロンドン。
ということになるのでしょう。

原作の小説は、あるていど史実に基づいているようです。

本作のヘイワードは、後年の『いけず』な感じがまだ希薄で、なかなかいい感じ。
MGMから借りてきたヘフリンも口ひげをたくわえてなかなかの男っぷり。

ボリス・カーロフが興味深い役を演じています。

なかなかの佳作だと思います。

日本公開は1952年のようです。
No.591 - 2017/09/15(Fri) 11:19:54
『二日間の出会い』 / Ismael
本作はミュージカルでは有りませんが、製作がアーサー・フリードで、ニューヨークでの滞在時間が限られている兵隊とくると、「踊る大紐育」をどうしても連想してしまいますね。

主演男優のロバート・ウォーカーは「見知らぬ乗客」の印象が強烈ですが、本作の兵隊や「雲流れるる果てに」のジェローム・カーン役も良いですね。
残念ながら2本とも日本未公開です。

ウォーカーとジェニファー・ジョーンズの息子のジュニアも役者になりましたが父親ほどの才能はなかったようです。
「マクィーンの絶対の危機」の続編(TVムービー)やミムジー・ファーマーと共演した「渚の果てにこの愛を」などが印象に残っています。
No.589 - 2017/09/14(Thu) 11:41:46
Re: 『二日間の出会い』 / ママデューク
> ウォーカーとジェニファー・ジョーンズの息子のジュニアも役者になりましたが父親ほどの才能はなかったようです。

テレビで「大草原」を見たころ、ジョン・ウェインの「戦う幌馬車」を見たので、この親子本当に似ているなァと思ったことがあります。おっしゃる通り、ジュニア・スターの宿命で、大成しませんでした。
No.590 - 2017/09/14(Thu) 17:47:57
ダンケルク(2017) / Ismael
「ダンケルク」と聞くと、私の世代は、ベルモンドとカトリーヌ・スパーク共演のフランス映画を思い浮かべてしまいます。こちらはフランス映画のせいか、ロマンチックな面もありましたが新しい「ダンケルク」には、そんな面はありません。

次々と直面する危機に、都度どうやって対応して生き残るか、というのがテーマです。

リニアなストーリーも有りません。

音響のリアルさに驚きました(最も本物の戦場の経験は有りませんが)。

「ハックソーリッジ」より良かったですね。
No.588 - 2017/09/13(Wed) 12:40:48
キング・アーサー(2017) / Isamael
ガイ・リッチーの新作を映画館で鑑賞。

剣戟ファンの私としてはちょっと物足りない気がしました。
ファンタジー要素が強すぎる気がします。

アーサーの父ユーサーを演じるエリック・バナ、叔父(敵役)を演じる・ジュード・ロウ両名とも好演だと思います。

アーサー王の物語としては本ので出しというかんじなのでグィネヴィアが登場しないのもちょっと不満。

音楽担当のダニエル・ペンバートンはよく知りませんが、なかなか良かったと思います。

個人的にはリッチーには「ロックストック」系の作品をもっと撮ってほしいのですが・・・・。 
No.587 - 2017/08/13(Sun) 11:35:43
ハリウッドメロドラマ傑作選DVD BOX1 / Ismael
お久しぶりです。

ブロードウェイの新シリーズ?
購入理由は、ウォルシュの「大雷雨」とボーセージの「死の嵐」。
ミネリの「二日間の出会い」は、まだざっとしかみていませんが、他の3作品全て見応えが有りました。
「大雷雨」は、大昔にパリの名画座で一度見ています。

「死の嵐」は、反ナチプロパガンダ映画です。
サークの「夏の嵐」は、チェーホフの長編小説が原作で、舞台はロシアですが、限りなくノワールに近い。

この作品のリンダ・ダーネルは、原作と比較すると明らかにミスキャストですが、彼女のおかげでノワールな雰囲気が濃厚になっていますので、実は適役?

一番印象的だったのは「大雷雨」。
電力線の保線作業に従事する男たちの物語です。
保守作業を行う場面や最後のバス停留所は、すべてスタジオ撮影とおもわれます。

この撮影がすごいというか見事というか・・・・。
No.582 - 2017/08/09(Wed) 09:47:03
Re: ハリウッドメロドラマ傑作選DVD BOX1 / Ismael
収録作品をもう少し詳しく紹介すると:
『死の嵐』 The Mortal Storm('40年/白黒/100分)MGM。
監督:フランク・ボゼーギ 出演:ジェ−ムズ・スチュアート、マーガレット・サラヴァン、ロバート・ヤング。
『大雷雨』 Manpower('41年/白黒/102分)ワーナー。
 監督:ラオール・ウォルシュ 出演:マレーネ・ディートリッヒ、エドワード・G・ロビンソン、ジョージ・ラフト。
『夏の嵐』 Summer Storm('44年/白黒/106分)UA。
 監督:ダグラス・サーク 出演:リンダ・ダーネル、ジョージ・サンダース、アンナ・リー。
『二日間の出会い』 The Clock(‘45年/白黒/90分)MGM。
 監督:ヴィンセント・ミネリ 出演:ジュディ・ガーランド、ロバート・ウォーカー、ジェームズ・グリーソン。
どの作品も『心の旅路』や『めぐり逢い』といったメロドラマの王道的な作品とは異なっています。
『死の嵐』は、メロドラマというよりは反ナチプロパガンダの性格が強いです。
マーガレット・サリヴァンはたしかウィリアム・ワイラーと結婚したと思います。
女優としての華がいささか欠けるような気がします。
サリヴァンの弟役でロバート・スタックが出ています。
ジェイムズ・スチュワートは、どうみてもドイツ人には見えませんが、それはまあ良いでしょう。

『夏の嵐』は、チェーホフの「狩場の悲劇」が原作。原作は推理小説のようですが映画の方には推理物の要素は殆どありません。
ノワールの典型どおり「重要なことはすでに起こっている」という設定。
ダーネルに振り回されて悲劇的な結末を迎えるのがジョージ・サンダース。
サークは、脚本にも参加しています。
前作『ヒットラーの狂人』よりは出来がいいと思いますが、「サークらしさ」爆発までは達していません。

『大雷雨』。ジョージ・ラフとはどうみても電線保守作業員には見えませんが、まあそれもあまり重要では有りません。
やはりデートリッヒですね。
結構「可愛い側面」をみせます。
ロビンソンの役柄は後年の『白熱』のキャグニーのキャラクターに通じる「キレやすさ」がありますね。
この作品を最初に観たときは、『白熱』は、未見でしたのでこの共通性には気がつきませんでした。
No.584 - 2017/08/12(Sat) 14:00:56
Re: ハリウッドメロドラマ傑作選DVD BOX1 / LB
『大雷雨』を除いては日本未公開ですね。『死の嵐』のサラヴァンとスチュアートは同年の『桃色の店(街角)』に続く共演でもありました。
No.585 - 2017/08/13(Sun) 01:28:58
Re: ハリウッドメロドラマ傑作選DVD BOX1 / Isamael
LB様
> 『大雷雨』を除いては日本未公開ですね。『死の嵐』のサラヴァンとスチュアートは同年の『桃色の店(街角)』に続く共演でもありました。

ああそうですね。
『桃色の店』のサヴァランの方が魅力的でしたね。
ルビッチやスタージェスの方が彼女の使い方が巧いのか?
それとも相性なのか・・・・・・・?
No.586 - 2017/08/13(Sun) 06:20:04
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