2005/01/14(Fri)
色覚異常について
提出用レポートより補足説明の為抜粋。

=色はどのようにして見分けることができるのか? =
私たちが色を見分けるからくりを説明します。
眼底に投影された光は網膜にある視細胞に吸収されます。視細胞は青、緑、赤の光をよく吸収する3種類の色素をもっています。テレビのスクリーンを近くから覗くと、青、緑、赤の粒がモザイクのように並んでいますが、眼の網膜でも同じように3種類の色素が密集しています。
このような色素によって吸収される光の割合が物によって変わるので、様々な色を見ることができるのです。
網膜の色素はたんぱく質でできており、それぞれが別々の遺伝子のはたらきで作られています。
最近の研究によって、このような色素を作る遺伝子のことがよくわかってきました。

=色盲・色弱はどうして起こるのか? =
3種類の色素のどれかが欠けていたり、十分に働かない眼が色盲・色弱と呼ばれます。赤または緑の色素に問題のある場合を、まとめて赤緑異常といいます。青の色素に問題のあるのは世界中でも数人くらいときわめて稀だそうです。
赤緑異常をもつ人に協力してもらって遺伝子を研究すると、赤か緑かどちらかの色素ができなかったり変形していたりするのがわかります。
このような色素を作る遺伝子は性染色体の中にあります。遠い先祖で遺伝子が変化し、それが受け継がれながら赤緑異常が起こりますが、赤緑異常は性染色体を1本だけもつ男子によくみられます。女子には滅多に起こらないのです。

=色盲・色弱の詳しい種類は?=
色覚異常とは一般に赤緑色覚異常といわれますが、緑色や赤色を識別することができない病気で、
遺伝による先天色覚異常と、視覚系の障害によって生じた眼疾患に伴う後天色覚異常があります。
灰色と赤の区別がしにくいものを第1色覚異常、
灰色と緑の区別がしにくいものを第2色覚異常といい、
この他青と黄を混同する青黄異常の第3色覚異常がありますが、非常にまれです。
また、色の区別がしにくい程度により、1色型色覚、2色型色覚、異常3色型色覚に分けられています。
異常3色型色覚は、3色全てを感じることはできますが、その感じ方が正常者とは異なり、紛らわしい色の区別がしにくいもので、いわゆる色弱といわれています。
第1異常(赤)の場合を、第1色弱(赤色弱)、
第2異常(緑)の場合を、第2色弱(緑色弱)といいます。
2色型色覚は、3色のうち1色の区別がほとんどできないもので、いわゆる色盲といわれています。
第1異常(赤)の場合を、第1色盲(赤色盲)、第2異常(緑)の場合を、第2色盲(緑色盲)といいます。
1色型色覚は、いわゆる全色盲といわれ、色に対する感覚がまったくなく、モノクロ写真のように全てが灰色に見えてしまいます。この場合は視力も非常に悪く、きわめてまれな病気です。
これは大まかな分類で、実際はさらに細かく度合いがあります。

=先天色覚異常って?=
伴性劣性遺伝といって、性に関係して遺伝します。
人間の性を決定する性染色体には、X、Yの二つがあって、男性はXY、女性はXXの組合せになっています。
色覚異常の遺伝子はX染色体にあり、劣性遺伝するので、男性の場合はその染色体に色覚異常の遺伝子があれば発病します。
女性の場合はX染色体が2個あるので、その両方に色覚異常の遺伝子がある場合に限り色覚異常となり、1個のX染色体にのみ遺伝子がある場合には発病はしませんが、保因者になります。
色覚異常の遺伝の形式には、次の5つがあります。
・父親が正常、母親が保因者
・父親が色覚異常、母親が正常
・父親が色覚異常、母親が保因者
・父親が正常、母親が色覚異常
・父親、母親ともに色覚異常
このうちもっとも多いのは1のケースで、父親が正常で母親が保因者である場合です。
この場合、生まれてくる男性の約半数は色覚異常になり、女性の約半数が保因者となる可能性があります。
したがって、日本では男性の全人口の約5%、女性の全人口の約0.4%に色覚異常者がいるといわれています。

=後先天色覚異常って?=
後天性色覚異常の原因には様々な要因がありますが、主なものを上げると、
・網膜病変
・緑内障
・視神経病変
・大脳性病変
・心因性要因
・視覚中枢の加齢変化
などがあります。
後天性色覚異常では、程度の差はあれ必ず青黄異常と赤緑異常が混在します。
近年、後天色覚異常で青錐体の役割が、クローズアップされるようになってきましたが、青錐体(すいたい)系は、赤緑錐体系より容易に障害を受けやすく、回復しにくいため、網膜疾患、視神経疾患のいずれにおいても青錐体系の障害が先行し、症状の増悪に伴って、赤、緑錐体系の異常が加わります。症状が改善して赤緑錐体系の異常が認められなくなった時期にも、青錐体系の異常が残存することが多くあります。
網膜疾患では青錐体系の障害が特に著明で、明らかな後天青黄異常を示す疾患には、糖尿病性網膜症・網膜剥離・中心性漿液性網脈絡膜症・網膜色素変性症などがあげられます。

=色盲・色弱のちがいは?症状は? =
赤緑異常をもつ人を調べてみると、普通の人にかなり近い色弱と診断される場合から、はっきりと違っていて色盲と診断される場合までまちまちです。 (詳しくは『色盲・色弱の詳しい種類は?』参照)
ところで、赤緑異常の人は色の区別ができないとか、日常生活に困難を感じるとか、そのように思い込むのはまったくの偏見です。
視力は一般人となんら変わりはないし、色の区別もかなりの程度までできるのです。
学校などで正常の子供は区別ができ、赤緑異常の子供は区別しにくい検査表を使った検査が行われます。これを色覚検査表と呼びますが、日常的な色の世界からへだたった色を使って詳しい評価をしようとして考えだされたものなのです。
確かに色覚検査表は読めないのですが、日常の世界ではあのような色の配列を区別する機会は滅多にありません。その子供がもっている能力によって、ほとんどのものは区別できているのです。
たとえば、街の広告にしても交通信号にしても読み取ることができます。
職業の選択も特別な場合を除けば問題がなくなりました。たとえば、人命を預かる医師の場合もまったく問題のないことがはっきりしています。

=色盲から色弱に進むことは? =
生まれつきのもので進むようなことはありません。
網膜の色素を作る遺伝子が変化しているためですから、生涯変わりようがないのです。

=誤認しやすい色は?=
『色盲・色弱のちがいは?症状は?』で述べた通り、先天赤緑色覚異常者が日常の生活において支障をきたすことは少ないとされていますが、誤認しやすい色の組合せや、誤認しやすい条件は存在します。
色覚異常者は、程度の強いほど色誤認の機会が多く、また多くの条件に左右されます。
同じ色を常に誤認するわけではなく、対象が小さいときや照明が暗い場合、短時間で判断しなければならない場合や、先入観があったり、色覚体験(要するに見え方・症状)の個人差などにより、色誤認が起こるのです。
第1色盲と第2色盲では多くの場合共通していますが、第1色盲では赤が暗く見えるという特徴のため、実際には区別のつかない色合いは微妙に異なります。赤と緑の場合、第2色盲の人では区別ができない場合が多いのですが、第1色盲の人では識別が可能です。
緑と茶の場合、第1色盲・第2色盲共に、混同する頻度の最も高い色です。
オレンジと黄緑の場合、彩度が高くても誤認することがあり、多くの場合黄緑をオレンジと呼称します。
青と紫の場合、他の色とははっきり区別はできますが、両者の区分は明度差(色の明るさの差)によるため、暗い青(紺や藍)と紫は混同されることが多くあります。
様々な条件により異なりますが、一般的には、強度色覚異常者の場合、前に述べた組合せの色について、しばしば誤認すると言われています。
○強度色覚異常者の誤認しやすい色の組合せ
・赤と緑
・緑と茶
・オレンジと黄色
・青と紫
・緑と灰色、黒
・ピンクと灰色、白
・赤と黒(第1色盲)
・ピンクと青(第1色盲)

=色盲・色弱の人は私たちが見ているような色を見ることは出来ないの?=
色盲・色弱の人でも、色弱メガネというものをかければ、私たちが見ているような鮮やかな赤や緑などといった色を見ることが出来ます。
しかし、人によって度合いや症状などが異なるので、全てオーダーメイドで作らねばならないので、レンズのみで10万円近くとかなり高価なものだし、赤緑異常の人のメガネの場合は全体的にピンク色がかかったように見えるレンズを使用するので、そのメガネをかけていると、普段はきれいに見えている白がピンクがかって見えてしまいます。
なので、仕事や公務員採用試験などで必要に迫られないと買わない場合が多いそうです。

=考察=
調べてみると、思った以上に色覚異常の人が多いことがわかりました。
最近では進学・就職のほとんどの場合で、色覚異常であるせいで落とされるなどといった差別はなくなりましたが、昔はそのせいで夢を閉ざされることになった人も多くいた事も知りました。
社会的にはだんだん差別もなくなってきたようですが、まだまだ心理的な偏見・差別は多いでしょう。
私も資料を集める過程で、色覚異常の人を糾弾するような内容のHPを見つけました。
学生の場合は担任や担当の先生に理解してもらうことも必要で、家族も色々と苦労があると思います。
また、賛否両論のある色覚テスト(小学校低〜中学年で行う色覚異常を調べるテスト)ですが、私の意見では早期発見・早期理解が出来る良い機会なので、このまま無くさない方が良いと思います。
弟の場合は、小学校で行った色覚テストのおかげで初めて、色覚異常があることが分かったのです。
視覚、という本人にしか分からないものの異常を知るためには、そういった検査がないと発見がおくれたり、最悪分からないまま過ごすことも考えられるのです。
程度が重ければ本人にも異常が自覚できるかもしれませんが、弟のように程度が軽い場合は自覚などそうできるものではないのです。
そういったことも含め、もっと色覚異常のことを理解してもらい、偏見をなくしてもらうことが大切なのだと思います。

2005/01/14(Fri)
携帯日記の方から移動。
後に補足投稿の予定。

色盲・色弱 というものをご存知でしょうか?
色覚異常の一種で、特定もしくは全ての色が見えない・見え辛いという症状です。(病気なのかな?)
後天性でなる場合(糖尿病とか)もあるのですが、ほとんどの場合先天性…いわゆる遺伝によるものが多いそうです。
この色覚異常、日本では男子5%、女子0.1%くらいの割合でで発症しているらしいです。
様は、発症者の殆どは男っちゅーことです。
女は殆ど発症しませんが、その代わり男の子供を生むとその子には色覚異常が出るそうです。

で、私の家系(母方)はこの症状を遺伝的に持ってるんですね。
赤緑色盲(色弱)ってヤツです。赤と緑と茶色が見えづらいそうです。
私の知る限り、親戚内では、弟・伯父・曾叔母さんが発症しています。
その中でも弟は色覚異常が強く出てしまって、色盲です。
緑と赤と茶色の明確な違いが判らないらしいです。
私にはそういう症状は無いんですが、どうも男の子供を生むと(もしかしたら女の子でも)その症状が出てくるらしいです。
私が子供を生めば、確実に。

何でこんな話をしているのか、というと、今私がその事に関するレポートを書いているからです。
私はレポートとかの文語が苦手なんで、口語でここに。

レポートを書く上で、色弱・色盲についてのサイトも調べます。
そこでこんな事を言っているサイトを見つけました。
『色盲の人は工業高校・高専・商船・工学部・理学部・医学部・教育学部・農学部・薬学部・防大関係などに進んではいけない。
(中略)
色盲の人は色盲の人との結婚を避けよう。
色盲でない人は色盲の人との結婚を避けよう。
色盲の子孫の出生は避けよう。
(以下略)』
確かに、この文章以外はもっともな事を言っているサイトでした。
確かに、色盲の人が就く事が出来ない仕事は多々あります。
けれど、本当に上で述べられている全ての学校・関係に進んではいけないのでしょうか?
なぜ、色盲であるというだけで結婚してはいけないのでしょうか?
子供を生んではいけないんでしょうか?
色盲の人にだって普通に生きる権利はあるはずなのに。

なら、私たち姉弟は、私たちの母は、伯父は、祖母は、
生まれてきてはいけなかった存在なのでしょうか?


私は工業系の学校に通っています。
弟は、私と同じ学校に行きたがっています。
その為に頑張って勉強もしています。
彼は自分が就くことの出来ない職を十分に解っています。
自分の目の事をよく理解しています。
その上で、自分の夢をもっています。
よく調べた上で、その夢を叶えようとしています。

そのサイトによると、彼は自分の夢を叶える事が出来ません。

なぜ、よく調べもせずに偏った知識で『色盲だから』というのでしょうか。
なぜ、ただ上辺だけの知識でそう言いきるのでしょうか。
もしアナタが色弱・色盲だったら、アナタの愛する人(恋人かも知れないし、子供かも知れない)が色弱・色盲だったら、アナタはそう言い切れますか?

アナタの主張する事は分かります。
確かにそういう考え方もあるでしょう。
ただ、そうやって偏った知識・考え方を、何も知らない人に植え付けては欲しくない。
『差別してはいけない』とアナタは言った。
でも私から見て、その文章は色弱・色盲の人の事を差別していると思う。


私は身内に色弱・色盲の人間がいるからそう思うのかも知れない。
被害妄想なのかもしれない。
でも、実際に色弱・色盲の人の家族がそういう言葉を見たら、きっと私と同じように思うでしょう。




今は『色弱眼鏡』というものがあります。
例え職に就く上で認められなくても、それをかければ彼等にも私たちの見ている世界が見えるようになるんです。
でも値段はやっぱり高いです。
レンズだけでおよそ10万。
それでも、私たち家族は弟にその眼鏡をかけさせてあげたいと考えています。
その眼鏡にはそれだけのお金を払う価値がある。
それだけのお金を払ってでも彼に私達が見ている世界を見せてあげたい。
私も、彼も、家族も、それほど悲観的に彼の目の事を思ってはいません。
全く仕事に就けない訳ではないし、彼は彼なりの夢を持っているし、ましてや生きていけない訳でもない。
それでも、やっぱりこの世界を、『きれいな緑色』を見せてあげる事が出来るのなら。
そういう思いがあります。



なんだかとりとめの無い文章ですが、今私が言いたい事は書いてあると思います。

最後に。
色弱・色盲の世界(不便さなど含めて)は本人にしかわからないモノです。
完全に理解は出来ないと思います。家族である私が出来ないくらいですから。
でも、やっぱり周りの人の理解は必要なんです。
だから、もし友達か誰かが『色弱・色盲』だという事を知ったら、差別はしないでください。
遠慮もしないでください。
ただ、『視力が悪い人』と同じような感覚で構わないので、わかってください。
色を間違える事があっても、「ああ、こいつは目が悪かったんだっけ」と思ってください。
視力が悪い人が字を間違えるのと同じように接してください。
彼等が1番つらいのは、遠慮をされる…特別扱いをされることなんです。
腫れ物を扱うような接し方だけはしないでください。

私から言えることは、それだけです。

2004/12/19(Sun)
先生という職業について。
一言で言えば、「先生は凄い」と思う。
いくら生徒に嫌われようが、生徒の為に考え、生徒の為に働いている。
そうじゃない人もいる…むしろそうじゃない人の方が多いのだろうとは思うが、私はそう考える。
いくら生徒の為に、と言ったって、その時には分かってもらえないことの方が多いだろうし、中学に関して言えば、たった3年で卒業して言ってしまう、云わば「他人」の為に親身そして真剣に考え、行動するなんて、多分私には無理だ。
見返りの無い、それどころか報われる事すらそう無いだろう仕事。
他にもそういう仕事はあるだろう。
しかし、そこに「嫌われる」というものが付随している仕事、というのはあまり無いのではないだろうか?
警察官だって、嫌われることはあるだろう。
でもそれは一部の、言ってみれば「やましい事をしている」人間に、であって、普通の人に嫌われると言う事はあまり無いのではないだろうか?
いくら嫌われようが、生徒の、そして生徒の未来の為に動く。
本当に子供が好きでないと出来ない仕事だと思う。
給与は出るが、仕事をすればする程、見合った金額ではなくなるだろう。
最近の若い人の中には「部活動の顧問は時間外労働だ」と言ってやらない人が多いらしい。
しかし、そんな事を言わず、むしろ率先してやる先生はまだ大多数だろう。
何故、そんなに頑張る事が出来るのか。
そういう事が出来る人を尊敬すると共にすごく羨ましいと、私は思う。

2004/12/09(Thu)
私はよく人に「何でそこまで物事を考え込むの?」と言われます。
私自信はそんなに考え込んでいるつもりもないし、むしろあまり物事を考えない方だと思っていました。
「まあいいや」で済ませる場合も多いし、「考えるより先に体で動く」事も多々あります。
でも、最近、言われてみれば確かに考え込んでいる事もあるな、と気付きました。
それは、人と人の付き合いの事であったり、とある職業の事だったり、戦争の意義についてだったり、色々です。
そういう面をみれば、確かに私は考え込む事もあるのだと思います。
でも、「何故そんな事を」と言う問いには「そんな事って何?」と聞き返すでしょう。
それらの事は(こういう言い方をすると大げさかも知れませんが)私にとって『考えることに値すること』なのです。
「考える事」は私にとって日常の1部であり、私を創っている要素の1つでもあるのです。

このスペースでは、普段私が考えている事を書いていきたいと思います。
皆さんに私の考えを知ってもらう、と言うよりは、今の私が何を考えているかを書き残しておく為に。
だから、これから書く文章は「第3者に見てもらう」と言うより「ただ考えている事が書いてある」文章です。
思ったままに書き連ねて行くので、文章としては色々おかしい事もあると思います。
誤字脱字はもちろん、1つの文章で2つ以上の別の考え方をすることもあるでしょう。
そんな他人の目を気にしない文章ですが、読んでくださる人が居るなら、それはそれで嬉しいです。
なぜなら、ここに書かれる文章は飾り気の無い本当の私なのですから。

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