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はじめまして。 何年か前、ふと本屋で気になった『眠れるラプンツェル』からはまりにはまった、山本文緒ワールド。あれからもう、何度読み返したことだろう。
やなことがあって、ムシャクシャしたときは『群青の夜の羽毛布』 友達にきついこと言ってしまったときは『ブラック・ティー』
その日、山本作品のならぶ本棚の前に立つと、ほとんど迷うことなく、スッと本が選べます。 「わかってあげるよ」と言ってくれているような。
もちろん、山本さんは、きっと読者をやさしさで包んであげましょうなどと思って小説を書いているわけではないのでしょう。 しかし、ときにあなたは包んでくれるのです。
「その感情、間違っていないよ」って。
ただそれだけのことが、単純に勇気になる。
いつもありがとうございます。 これからも応援しておりますが、どうか、お体だけは気をつけてください。 |
No.571 2010/05/07(Fri) 14:11:05
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