2017/05/24 10:06:36 [#2964] 覚悟はしていましたけど昨日の7:15pmにわたくしの猫ちゃんが旅立ちました。 健康でかわいい猫ちゃんでしたけど今年の春くらいから少しずつ様子がおかしくなってきました。
食事をしたにもかかわらずまだ欲しがったり、あげても食べなかったり、偏食がひどくなったりして、もしかしたらアルツハイマーではないかと思ったりしました。 猫にアルツハイマーがあるかどうかは分かりませんが食べたことを忘れているのではないかと思ったりしたのです。 その頃はペットクリニックに行ってもどこも悪くないということでした。
食べるものの嗜好が変わってきたのか今食べたものは次の食事の時には見向きもしなくなったり、いろいろ変えたりしても食べたり食べなかったりで、猫は嫌いなものには手を付けることがないのは長年飼っていてよくわかっていますけど、品を変えながら食べてくれることだけに専念するようになりました。
言葉で何か言ってくれるわけではないペットが食事をしないことは飼い主はとても不安になります。 何とか食べてくれることだけを願い日々介護のような生活になりました。 一日に5,6回ほど何かちょうだいとみゃーとまとわりついてきます。 ちゃんと食べないからお腹はすいてくるようでした。
わたくしが指にとって食べさせたりスプーンですくってやったりしないと食べないようになってしまいましたけど、その頃はまだじゃれて遊んだりすることもまだありました。
わたくしには年老いた親はいませんのでいわゆる介護をしたことがありません。それで今わたくしに与えられた人としてのあたりまえがこういうことなのかもしれないと思ったりもしました。
猫ちゃんのこのころの検診では内臓もしっかりしていて病気は何もありませんでした。
それが行動は同じでおなかがすくとみゃーと言ってまとわりついてくるのですけど食べることがだんだんなくなってきました。
昨日は食べなくても次の日には何とか少し食べてくれるということが続き 一日全く何も食べなくなりました。 二日間食べなかった時にまたクリニックに連れて行き栄養を補給するのに点滴をして帰ってきました。
少し元気になったのですけど、やはり食べなくなってしまいまた点滴をしてもらうということを繰り返しました。
内臓疾患の無かった猫ちゃんには彼女の寿命が来ていたのです。
息が荒くなってきて昨日またクリニックへ行き悲しい決断をしないといけなくなってしまいました。
これから先何年も生きてくれるというのならどんなことをしてでも治療をしたいと思いましたけど彼女の生きる力がもうわずかしかないことを知らされてしまいました。
Drはどちらがいいとも何も言いません。 あと2,3日苦しむ猫ちゃんを連れて帰りますかとナースに言われました。
わたくしは二日だけ早まってしまうけど猫ちゃんに安楽死をすることを望みました。
ここ2週間ほどわたくしは自分の食事もできないほど猫ちゃんの様子を見ていてつらくてなりませんでした。
余り動けなくなり寝ているだけの猫ちゃんでしたけどトイレには行こうとするのです。
頭をなでてやるとみゃーと言って目を見つめてくれるのです。
でも延命をさせること、二日間だけ伸ばすのはわたくしのわがままのようにも思えました。
連れて帰って来てまた苦しませてもよかったのかどうかは分かりません。
どちらがよかったかなどは考えても答えは出ないのです。
そういうことで昨日わたくしは悲しいお別れをしてきました。
猫ちゃんは今日葬儀社の人が引き取りに来て火葬にしてくれることになりました。
かわいかったわたくしの家族です。 たくさんの思い出があります。
わたくしの人生の大きな1ページでした。 |