Le jardin des signes
お気軽によんでください。
交流用の掲示板もありますので、良かったらご利用下さい。 こちら

願い星 / マナグ 引用

この夜空の星々を
金平糖にして
一つずつ
ボクの寝床に
置いてください

ボクの一生分で
食べられる星なんて
ほんの一握りだけど
毎夜 星を食べれば
明るすぎる夜も
少しは 暗くなるだろう

____________________________________________________________________________________________________

★七夕

星屑に願をかけ
紙屑に願い事を書く

屑=魔法使い
____________________________________________________________________________________________________


★空

白空の中、一人の少年が泣いていました。
夜空の星々を数えていたのですが、
あまりの星の多さに、
星が消え去るまで数えきることができなかったと、
一人泣いていました。

日が昇り、空が青くなっても、少年は泣いていました。
青空の果てしなさが、昨晩のことを思い出させると、
一人泣いていました。
見かねた小鳥が言いました。
青空は、必ず私たちの真上から始まって
必ず私たちの真上で終わると。

No.90 2004/07/20(Tue) 12:40:45


イレーザー / マナグ 引用

彼が走れば 
どんなものも 一瞬のうちで
過去になる
赤い爪をしたご婦人も
自分の尻尾を追いかけている犬も
過去になる

彼が残してくれるのは ゴム製の亡骸だけ

________________________________________________________________________________________________________________________

★忘れ物(続き)

鈴子は、その声のする方へそっと行きました。すると、カシの木の前で二匹の猫が話しながら歩いていました。
猫が話している!?
カシの木に隠れていた鈴子は、後ずさりしました。
しかし、「今日のまたたび会では…」と一匹の猫が言ったとたん、鈴子の足が止まりました。
「今日のまたたび会では、どんなまたたびの実料理が出るのかな。」
またたび会、またたび会…聞いたことがあるなと鈴子は思いました。鈴子が考え込んでいると、足にフワッとした感触が流れました。
鈴子がビクッと体をこわばらせて下を見ると、一匹の黒と白のブチ猫がニャーと鳴いて、また鈴子の足にすり寄りました。
鈴子はドキドキして、カシの木の方へ目を向けました。しかし、あの二匹の猫はいなくなっていました。
鈴子は寂しくなりましたが、同時に少し安心しました。

______________________________________________________________________________________________________________________
     
     ☆忘れ物の続きです。なんとなく、思い出してきたので、試しに書いてみました。
      ↑のお家をクリックすると、これの前のものが見れます。

No.89 2004/06/16(Wed) 10:15:10


ジャンキーアレルギー / マナグ 引用

私の内の容量が一杯にならないように
少しずつ食べるの。
好きなものを一生食べれない人生なんて
真っ平だから。

人生何が起こるかわからないんだから
好きなものはどんどん食べるの。
どうせ食べられなくなるくらいなら
嫌いになるまで食べるの。

__________________________________________________

★明日にさようなら。

夕暮れが 永遠に続けばいい

__________________________________________________

★The brown leaf cake

a girl sweeps up fallen leaves with a rake
she makes a fire and backs a cake
a wind takes that nice smell to a lake
the nice wind makes a whale awake
the girl and the whale eat the brown leaf cake

__________________________________________________

★行き先はこちら

    鳥       鳥        鳥
   鳥       鳥        鳥 
  鳥       鳥        鳥 
 鳥       鳥        鳥
鳥       鳥        鳥
 鳥       鳥        鳥
  鳥       鳥        鳥
   鳥       鳥        鳥 
    鳥       鳥        鳥

__________________________________________________

★飛脚ロボットの独り言

私は フランスでは
海のことです
私は イギリスの海をも
一足で  駆けます

そして
フランスの海に
イギリスの海を足して
いただくことが
私の一番の喜びです

No.88 2004/05/12(Wed) 13:20:10


★★ / マナグ 引用

**青雲**

山の山の遠くから 青雲がやってきて
ボクの憂鬱を その背に乗せ
反対の山の山の向こうへ 行きました

ボクの憂鬱も 青雲にかかれば
立派な雨になりました

_________________________

**存**

私は あなたの毒を吸い
私は あなたを殺し
私は あなたを食べ
私は あなたに寄り添い
私は あなたの膝で眠る

私はいつまでもあなたの子供のまま
子供はいつまでたっても子供のまま

No.87 2004/04/12(Mon) 09:22:46


春の音楽 / マディケン 引用

ものごとはみんなあいまいなものだから
そのことが私を安心させるとあの人は言った

いつもの景色に雪が降り積もり
りんごの木をかくしてしまうのを私は見た

夏の上に雪が静かにつもり
冬の住人たちが音を立てずにながい冬を動きまわる

静寂があたりを包むと音のない音楽が流れ
お日さまは遠くの国を照らす

春の大砲がなって春一番が吹くと
あの人のオルガンがきこえてくる

夏の生き物たちはあくびをしながら起きあがり
あちこちから物音がきこえはじめる

とけかけた雪で雪玉を作ろう
お日さまの光がふりそそぐ中で

「もう水あび小屋はあいていますよ」

No.83 2004/03/17(Wed) 11:05:17

 
Re: 春の音楽 / マディケン 引用

マナグさんのおしゃまさんにつられて書いてみました。
が、わけのわからない文章になりました(^^)
前半はいらないかな、と思いつつ、とりあえずこのままで。
わざわざ書かなくてもいいものを書いている気がしますけどね。

素敵な文章が書けたらいいのにな、とあこがれているのですが・・・。
失礼しました。

No.84 2004/03/17(Wed) 11:14:50

 
Re: 春の音楽 / マナグ 引用

マディケンさん、いらしゃいませ♪
こちらにも書き込み ありがとうございます♪

おしゃまさんの詩ですね。
ムーミン谷の季節の情景が 目に浮かんでくるようです。
解けかかった雪で雪玉を作るってところが 好きです。
目が覚めた動物たちの嬉しさが 伝わってきます。

おしゃまさんのオルガンは どんな曲を奏でているんでしょうね。
私の中では、昔「みんなのうた」でやっていた「風のオルガン」なんですが。(笑

では 素敵な詩の書き込み ありがとうございました♪

No.85 2004/03/18(Thu) 09:16:38

 
こんばんは / マディケン 引用

コメントありがとうございます♪
よく考えてみると、これは「読書感想詩」かもしれません(そんな言葉があるならです、多分ないですけど(^^)

最後のほうでムーミンママが雪玉をなげる場面が印象的だったので、とけかけた雪をいれてみました。
ムーミン谷で迎える春の喜びは、とてもとても大きいんでしょうね。
おしゃまさんのオルガン、春の風に吹かれながら聴いてみたいです(*^^*)

それとみんなのうたの「風のオルガン」、知っているような気がします。みんなのうたは最近は見る機会がないのですが、小さい頃からすきです。
「まっくらもり」がだいすきでした♪
その歌は男の人が街角でオルガンを弾いているのでしたっけ・・・思い出せません!もう一度見られたらな・・・。
では、こりずにまたお邪魔します(*^^*)

No.86 2004/03/22(Mon) 22:51:24


以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
89/150件 [ ページ : << 1 ... 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 >> ]

- HOME - お知らせ(3/8) - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - メール - 環境設定 -

Rocket Board Type-X (Free) Rocket BBS