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73634山田武秋 2007/09/08 11:03
なぜ・19 白堊五行歌会 9月ミニ講座のテーマ



人間の指紋は
なぜ一人ひとり
違うのか
この「何故」が
講座のテーマだった




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No.73635 2007/09/08 11:31 山田武秋
白堊五行歌会は歌会の前に、さまざまな草壁先生の五行歌の「なぜ」について10分間のミニ講座
で会員への浸透を図ってまいりました。昨日(7日)はその14回目ですが、今回から持ち回り制に
することにしました。OB、OGには啄木や賢治の研究者も多くいらっしゃるからです。その持ち回り
の第1号が昭和11生まれの白堊OB光平さんで、テーマは「なぜ、人間の指紋、虹彩、DNAなど
が違うのか」。これは人間だけでなく生物すべてそうなんだそうですが、光平さんはF社でネット
社会における個人認証のシステム開発などに関わられ、その過程でこういった問題に行き当たった
ということのようです。この「回答」は、まず、みなさんで自分なりの答えをお持ちいただいて
からのお楽しみにさせていただきますが、「個」の認証問題は文学に限らず、現代に生きる人にと
って切実で大きなテーマでもあり、「意味」「システム」双方からの意欲的な回答を期待します。




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No.73645 2007/09/08 21:11 きなこ
 今晩は。
いつも、歌会の前にミニ講座があるなんて・・・素晴らしいですね。
今日は、飯能歌会で、菊江代表が、五行歌集「人を殺せとおしへしや」を素晴らしい本だと、褒めていました。
飯能図書館で、リクエストをして借りたと言ってました。私も、リクエストしたので、きっと、それがそのうち、回ってくるのだと思います。だんだんと、この本の意義が広まってきますね。




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No.73650 2007/09/09 07:13 山田武秋
きなこさん、どうもありがとうございます。それと菊江さん、どうもありがとうございます。
図書館にリクエストをしていただき、たくさんの方に戦争を、五行歌を知っていただくという
主旨の本ですから、リクエストをお勧めいただき本当に感謝申し上げます。
「人を殺せとをしへしや」は、秘蔵の五行歌集ではありません。多くの方に手にしていただき、
回し読んでいただくという歌集です。そのために、ハードカバーではなくソフトカバーとし、
対外的に身分不相応なPRをし、また望外な御支援・ご指示もいただいております。
実は、今週11日(火)発売のサンデー毎日にも前週4日(水)発売のサンデー毎日同様、
「平和へのメッセージ」シリーズが再掲載されることになりました。こういった週刊誌の掲載
誌は図書館リクエストなどの際、御持参いただければ、五行歌を知らない窓口や購入決定者に
好印象を持っていただける強力な決定材料の一つになりますから、どうぞご活用下さい。

73632木の花 2007/09/08 10:28
小学生時代住んでいた浜辺での生活。浜辺にはいろんな物が打ち上げられていたな〜。潮騒の音も聞こえてくる。



耳を澄ませば
聞こえてくる
見えてくる
遠い日
台風の後の浜辺




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No.73636 2007/09/08 11:39 山田武秋
普通の
夕焼けが
不吉の予兆のように
思えてくる
都会の夕暮れ

※台風一過といえば、スカッと晴れるのが普通と思っていましたが、昨日の台風では
いまにも驟雨がやってきそうな不安定な空模様で、ヤキモキしました。




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No.73646 2007/09/08 21:25 木の花
山田武秋さん、レスありがとうございます。台風の後、台風一過の言葉を使いたいところでしたが、まるでその言葉には相応しくない天気で、使用を止めました。
一年中、昔とは微妙に違ったお天気です。。




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No.73651 2007/09/09 07:21 山田武秋
ほんとうに何かが変ですよね。ちょうど白堊歌会があった晩で、皆でおかしいよねと語り合っ
ていました。それにしても、木の花さんの旺盛な行動力には、何時も瞠目しております。

73630えんた 2007/09/08 02:34
(No Subject)



人の魂が
私の胸に
住めるなら
それが
愛するということであろう




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No.73631 2007/09/08 10:26 きなこ
 えんた先生、お早うございます。
きっと、自分の思いが強いと、人の魂が心に居着くのですね。やはり、愛は、自分が思う、能動的なものですね。それが、大きな愛に広がるといいです。
 今日は、飯能歌会です。すみれさんが欠席ですが、頑張り?ます。




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No.73633 2007/09/08 10:57 山田武秋
アンドリュー・ロイド・ウェバーのロック・オペラ「ジーザス・クライスト・スーパースター(JCS)」
のテーマが、こういうことだったと思います。JCSでは、このおうたの逆からの「愛」への問いかけで
神の愛を知るためにユダはCENSOREDし、キリストは十字架にかけられることを受け入れるというもの。
神の御心の世界に住みたいと願い、ゲッセマネの園で「わたしは、わたしは、あなたの心が知りたい」
(岩谷時子の訳がよかった!)と絶唱する人間・キリストのうたは、アンドリュー・ロイド・ウェバー
の作品の数ある名曲の中で、今でもいちばん好きな曲です。
草壁先生は、神のお立場に匹敵する「愛」を説いておられ、大きな構想のお歌と拝見いたしました。
PS.劇団四季のJCSが再演されているようです。これは必見です。




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No.73656 2007/09/09 08:58 えんた
 私は愛はいのちある者の持つものと、考えています。惜しむ気持ち、力になりたい気持ち、その存在を嬉しく思う気持ちは、自分やほかの人、物の永世を願う気持ちで、もともと永世である宇宙にも神にも、こういう気持ちはわかりっこない、と考えているからです。
 「最大のもの、最強のものは、意味の世界を持たない、問題がないからです。意味を感じるのは、弱い、いのちある者たち」と、この頃、どこでも言っていますが、西洋の人々も、これにはびっくりされます。
 ただ、宇宙がいのちを生んだということに対して、いのちある者が「愛」を感じたいのも自然なことです。そこがよくわからないので、「神の愛」という言葉が成立するのだろうと思うのですが、すべてを一瞬にしてリセットする力のある者、というよりも、一瞬と永遠の違い
さえ理解する必要のない巨大なものに人間のような弱者の持つものを押し付けようとは、私は思いません。
   ☆
 従って、私のいう愛は、人間のもの、人間同士のものです。もっと具体的なやわらかなもので、そのぬくもりが、私はたちの世界をいくらかでも広げ、伝播ということによって、他の世界や、他の世代にまで及ぶであろう予感のようなものです。
 神の立場なんて、とんでもありません。弱い者が弱いゆえに、意味の世界を持ち、その世界で七変化して、自己充足を図る、やがて消滅するとしても、消滅したといえない何かを遺す、人間みなのやっている自己保存の法則の営為。それはキリストの熱望でもあったと解釈できますね。
   ☆
 しかし、愛というものの「とろり」とした実感は、神々にはわからないだろうなあ、と思います。神になるより、人になるほうがおもしろいや、人の魂が自分の中に住み、その人は別に自分自身として生きていて、そこに私の魂も住む。
 そういうことが、この弱者の世界にはありうることなので、おもしろいと思うのです。法則の中にあるとしても、この実感を知れば、もう十分か、これをもっといたるところでと考えているのが、今の私です。
 それも、一歩一歩、広がり、深化していくように感じます。この頃やっと、女の人に対する愛以上の愛を、人全般に感ずるようになりつつある、というところ。
 というより、なかなか出来なかったなあ、というのが実感です。それが自然というものなのでしょうね。何事も無理はいけません。




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No.73657 2007/09/09 11:03 山田武秋
えんた先生、ていねいにご説明くださり、どうもありがとうございました。おうたから、早
合点してしまいました。やまとことばのことわり、というかそれこそえんた先生固有の言い
回しになかなかついていけず、いつも理解が行き届かなくてたいへん申し訳ございません。
先生の懇切ていねいなご説明をいただきまして、先生の固有な神の捉えかたとか、そこから
導かれる「愛」について、かすかに輪郭がわかってきたような気もいたします。しかし、
先生のお考えを、第三者に私がどのように伝えられるかというふうに考えた場合、まだほと
んど自信がありません。私に「愛」が足りないからなのでしょうか。
海外では、理解が早いと言うことのようですが、常に神が中心にいる欧米社会との文化の違
いかな、と思ったりもいたします(また、ピントはずれな疑問だったのかな?)。
ドンガメのような私のようなものに、超ご多忙の先生のお手間をとらせていつも恐縮に思っ
ておりますが、草壁塾の落ちこぼれのための特別補講と思い、また、いろいろとご教示いた
だければと思います。どうもありがとうございました。




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No.73679 2007/09/10 00:48 えんた
 私はこの頃またかなりロマンティックになっています。根がロマンティックなんでしょう。この歌は、人間関係のなかでの恋歌のようなもの、と自分ではすこし笑ってもいるのです。
 相当懐疑的なのに、年とともに恋愛していた青年期の気分で、人との関係があるという気分です。
 これをどんどん進めて行きたいと思います。
 どこかに書いたかもしれませんが、マザーテレサが人を心から愛せないと悩んでいたという報道がありました。
 人を愛するのは、容易なことではありません。ましてアクションに変えるなど、困難です。私はアクションはあまりしないのです。私自身と人の自由のために。
 私のそれは歌と心の世界でだけというところに限られているようです。それでも、人の心が私の中に住み、人の心の中に私の心も住むというような、実感がいくつかある。
 そういうことを書いたつもりでした。解説なしではわかりにくいというのは、最近の私の歌の一つの欠点か、と思っています。
 また、まだ歌として煮詰まっていないのかもしれないので、もうすこし絞りこみたいとも思います。自分の思想構造との関係で書くようなことではないのかもしれません。そこがまだまだなのかな、とも思います。
 よいものは、一目でわかる、でしょうから。




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No.73681 2007/09/10 09:10 山田武秋
恋歌でしたか。先生の若さの秘訣を垣間見たおもいがいたしました。色気などとんと無縁な
うつけには、おもいもしなかった見方です。ほんとうにおはずかしい限りです。私のほうこ
そ、反省いたしております。あたたかい御教示を、どうもありがとうございました。

73627木の花 2007/09/08 00:42
何故・18



何故が飛び交う
環境が好きで
とうとう
研究所勤務も
四半世紀を過ぎてしまった




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No.73629 2007/09/08 00:46 水野沙羅
いいですねー、好きなことに打ち込める環境にいることは…。

73625中谷京華 HP 2007/09/07 09:54
なぜ 17 木の花さんの歌に触発されての一首。



なぜだろう?
という問いかけ
胸の奥底をどこか
くすぐられるような
なつかしさ




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No.73628 2007/09/08 00:45 木の花
一生、このような感覚に胸底をくすぐられるのがいいですね。




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No.73637 2007/09/08 15:38 中谷京華
木の花さん、ありがとうございます。
この胸の奥底をくすぐられるような感じが心が動くということなのだと思いました。
*
心が動いて
思考が働く
言葉は
確かに
心を動かす
*




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No.73652 2007/09/09 07:45 山田武秋
何故?ということばに接すると、キッと身構えてしまいがちになりますが、こういうやわらかな
感じ方もあるのですね。とてもすてきなおうただと思います。




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No.73659 2007/09/09 13:55 中谷京華
山田さん、お言葉ありがとうございます。
子どもの頃、なぜ?という問いかけが多く、作文などにもその言葉が出てきたり……の私でした。
その頃のことを振り返ってみると随分と自分の中でのなぜがへって、そして子どもたちのなぜに悩まされつつ、見過ごしていることもあるような……という反省の気持ちも含めてみました。

73621山田武秋 2007/09/07 09:10
なぜ・16 「週間新潮」の真骨頂は「なぜ」を発したその「なぜ」を追うという姿勢でしょうか・・・



なぜ?と
問いかけたとき
答えは半分見つかっている
問いかけることすら
知らない世界がある




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No.73624 2007/09/07 09:52 中谷京華
四、五行めではっとさせられました。

73617kit 2007/09/06 23:14
題詠 なぜ 15



霜の朝
初めて出会った
背に電流が走ったよ
君もと言った
 なぜ別れた




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No.73623 2007/09/07 09:50 中谷京華
別れの歌はどんなケースでも切ないですね…。

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