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71137かおる 2007/03/22 09:24
題詠「溢れる」10  ニンゲンガスキ



抑えても
隠しても
溢れてくる
笑顔の先は
君に繋がっていく




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No.71144 2007/03/22 23:42 きなこ
 笑顔の先に、君がいるのね。そして、笑顔が広がっていく・・・
笑顔の震源地となっていく・・・いいわぁ〜

71134田上洋治 2007/03/22 07:59
溢れる9 5時半頃「すき家」で食べた後、車の中で日の出を眺めたりしました。



早朝の
とん汁鮭納豆定食
店に
あふれる
ラップのリズム




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No.71140 2007/03/22 23:17 きなこ
早朝から、ラップで、元気づけられますね。朝は、納豆、決まってます。
 田上さん、今日、歌集を受け取りました。ありがとうございます。うぐいす色の素敵な歌集ですね。ゆっくりと読んで、楽しませて頂きます。




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No.71156 2007/03/24 06:45 田上洋治
きなこさん、お早うございます。一度目が覚めたら中々寝付かれなかったので、しばらくして食事に行きました。早朝の清々しい空気は好きです。歌集、一首でも二首でも気に入っていただけたら光栄です。レスありがとうございました。

71132会津太郎メール 2007/03/22 00:12
一生懸命やったことは評価されず、悲しき玩具としてやったことが評価されました。



ほんとうは
小説を残したかったのに
小説よりも
短歌と評論が残った
石川啄木




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No.71133 2007/03/22 03:29 えんた
 小説で成功したかったのは、金と名声がほしかったからでしょう。本音の本音は、真の詩が書きたかったのではないかと思います。
 五行歌のようなものになっていたら、「悲しき玩具」とはいわなかったでしょう。まだ七五調を残していたので、そうは思えなかったのだろうと思います。
 もう一歩だった。




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No.71135 2007/03/22 08:07 田上洋治
「やわらかに やなぎ青める北上の 岸辺目に見ゆ」
までは、歌人ならかなりの人達が詠えると思うのですが、「泣けとごとくに」はやはり啄木でないと詠えないと思います。この点で彼はやはり、日本の詩歌史上数少ない天才の一人だと思います。




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No.71142 2007/03/22 23:35 会津太郎
老いた両親と女房子供を養わなければならなかった啄木は、歌集や詩集よりもお金になる小説を書きたかったんでしょう。自分だけなら我慢できても、両親、女房、子供を抱えて生活のためにどうしても小説を書かなければならなかったんでしょう。いくつかの小説を一生懸命に書いたけれど、うまく書けなかった。ところが短歌は溢れるように湧いてきた。作ろうとしなくても、歌が生まれて来たのだ。つまり歌が言葉に乗って無意識的に生まれて来た。無意識的に生まれる歌は心の深い底から湧いて来るので、自然な呼吸になり、わかりやすく、しかも深い意味を持つ。こういう意味で啄木の歌は天才的であり、多くの読者を獲得した。そして今も読まれている。私は昔、啄木の感傷性が嫌いであまり読まなかったけれど、五行歌のルーツを調べるためにどうしても読まなければならなくなって読んできたけれど、その生い立ち、生き方、考え方を知るにつけて、啄木がだんだん好きになった。




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No.71148 2007/03/23 01:44 えんた
 あと五年生きたら、今の五行歌のようなところへ確実にきていたと思われます。しかし、歌の人気、という面で『一握の砂』を超えることはできなかったかもしれない。
 評価としては、より高い歌を書いたでしょう。感傷は時代的なもので、啄木没後、五、六年して大正センチメンタリズムと、やがてはプロレタリアの時代が来ます。
 人より10年は時代意識も感覚も早かった人。
 短歌の仕上げは、抜群のものがあり、真の詩歌の書き方に到達したとき、どういう表現をしたのか、本心、見たくてたまらない気がします。
 啄木と子規は傑出した人と考えます。長い歴史を踏み抜くくらい根本的な考え方ができた人たちです。私たちはもっと突き抜けなくてはなりません。20代、30代の明治の人がこれだけのことをやったのだから。
 子規は、蕪村、一茶、実朝、橘曙覧を歴史の中の反故から見出した人で、今日の俳句を作った人。
 二人とも、ものが見えているという意味で、恐いような人です。




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No.71150 2007/03/23 11:17 会津太郎
啄木が五行歌を書くまでは、確かにもう1歩でしたね。
「友人との対話」などで、理念的には短歌を解体していたのですから、あと五年もあればその理念を実践に移し、彼なりの成果をあげていたでしょう。啄木は短歌と五行歌の間で倒れたと私は考えています。
 子規の「歌詠みに与うる書」は、今読んでも全然古びず、古びるどころか、現代にも説得力がありますね。やっぱり優れた古典は時代を超える普遍的な説得力がありっますね。私はこれを読んで、実朝や曙覧の歌のすばらしさに開眼しました。福井全国大会では、曙覧記念館に行きましたが、薄暗い館内には「楽しみは・・・」という家族との
ささやかな生の喜びを詠う作品が毛筆で屏風に書かれて
飾られてありました。彼の作品集「独楽吟」(どくらくぎん)は、小さな幸せを平易な言葉で詠ったお薦めの短歌集です。

71130きなこメール 2007/03/21 21:58
今週の題詠「溢れる」8  例年より、5日早く、福岡で開花とのニュース



桜開花
花びら
溢れ
舞い散る
この時




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No.71136 2007/03/22 08:14 田上洋治
ぎざぎざの風もどこか丸くなり、いよいよ春めいてきました。嬉しい限りです。「聴こえる」もお世話になります。宜しくお願い致します。




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No.71141 2007/03/22 23:32 きなこ
 田上さん、レスをありがとうございます。
歌集「聴こえる」の写真があると、いいですね。このサイトでも、PRします。少し、待ってて下さいね。

71121マモチャン HP 2007/03/21 06:30
【写真五行歌】



氷雨に
嫌々
するように
枝をゆらす
枝垂れ梅




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No.71125 2007/03/21 16:09 きなこ
 大きな枝垂れ梅、心が和みます。
春が溢れる景色をありがとうございます。

71118会津太郎メール 2007/03/21 00:35
春の歌



雲一つない
春の青空から
光がさんさんと降り
輝き過ぎる
菜の花畑




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No.71128 2007/03/21 20:16 京華
輝き過ぎるという表現は残映感があって余韻が残りますね。
広々とした菜の花畑の風情が伝わりました。




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No.71131 2007/03/21 23:09 会津 太郎
ことしで53回目の春。いいですねえ。春が深まり、暖かくなるにつれて、体調もよくなってきました。温かそうな青空も、一面黄色い菜の花畑も原色の美しさが溢れています。近くの大井松田町は菜の花畑や水仙のお花畑で有名です。

71117木の花 2007/03/20 22:00
昔の学園紛争でも、他大学からの人間ばかりが騒いでいたのを思い出す。イラクにおいてもきっと同じだと・・・



イラクへの
攻撃が始まって
丸四年が過ぎた
あの地で暴れているのは
多分よそ者ばかり




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No.71119 2007/03/21 00:47 会津太郎
イラク人へのお気持ちはよく理解できますが、「よそ者」という言葉には、ちょっとだけ排他性を感じてしまいますが、いかがなもんでしょうか。屁理屈ですが、じゃあ内輪の者同士なら暴れてもいいのか、という考え方も成り立ちますよね。でも屁理屈はこのへんでやめときます。からんでしまって、すみませんでした。ではおやすみなさい。




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No.71123 2007/03/21 11:24 木の花
会津さん、レスありがとうございます。そこに生活している人たちは静かな生活を望んでいるとの思いから詠いました。「多分」という言葉は、逃げ道を用意した言葉なので、ずるいですね。自己批判です。

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