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71231渓舟 2007/04/01 12:08
東北合同歌会



この橋の向こうの
大海原で跳ねる
魚たちのように
心が歌の飛沫として
跳ね上がる




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No.71232 2007/04/01 12:10 渓舟
石巻日和大橋のたもとで歌会です。
大橋の向こう側は太平洋です。




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No.71236 2007/04/01 21:48 きなこ
 今晩は。
雄大で、そして、詠う喜びが溢れている素敵な歌を、ありがとうございます。
海の見える場所での歌会、さぞかし盛大で更に広い心になって、素晴らしい会だったでしょう・・・いいなぁ〜

71225会津太郎メール 2007/03/31 23:45
三好叙子五行歌集『母が降る』を読んで(2)



五行歌を始めた五年前
私が最初に感動した歌が
歌集の中に載っていて
昔の恋人に会ったような
なつかしい喜び




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No.71226 2007/03/31 23:58 会津太郎
その感動的な歌とは次の歌でした。


生きることが
そのまま
あなたへの恋文となる
そんな一生で
ありますように

自分の生がそのままあなたへの恋文とは、なんて美しい恋文でしょうか。そしてその思いが祈りのように表現されていて、とても美しい純情です。恋文の歌は古今東西たくさんありますが、自分の生があなたへの恋文なのだという歌はあったでしょうか。少なくとも私は聞いたことがありません。つまり独創性溢れる歌だと思います。堅い話はそのぐらいにして、私も一度くらいこんなことを言って欲しいです。(微笑)




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No.71230 2007/04/01 08:29 水野沙羅
確かに、すごい独創性です。とても好きな歌です。歌集、素晴らしいですね。




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No.71239 2007/04/01 23:11 会津太郎
言い忘れましたが、三好叙子さんは、えんた先生の奥さんなのです。

71218たかなお@松島 2007/03/31 13:31
あとは厳島だけ…優越感に浸っています。



日本三景
ふたつを制して
得意満面
待ってなさいよ
海の鳥居




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No.71224 2007/03/31 21:37 京華
旅情感の伝わる清々しい心の風をありがとうございます。羨ましいです。




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No.71228 2007/04/01 00:41 きなこ
 4,5行目が、効いてますね。
「ハーイ、待ってまーす」と、言ってますよー

71217アンドー・ナツ 2007/03/31 13:23
退職した上司・同僚に贈りたいです。ありがとうございました。



共に過ごした風景の
音もにおいも
色あせぬまま
ずっと大事にするからね
覚えていてね 一緒に居たこと




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No.71223 2007/03/31 21:35 京華
思いが込められたとてもあったかくてまっすぐなメッセージ、贈る人の心に届きますように。




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No.71227 2007/04/01 00:39 きなこ
今晩は。
5行目で、グッときます。この歌を花束に添えて渡したら、素晴らしい贈り物となりますね。
その人との思いでが一番のものですね。




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No.71247 2007/04/02 17:23 アンドー・ナツ
京華さま。きなこさま温かいレスありがとうございます。

71215木の花 2007/03/31 00:36
朝三部咲き、帰りは八部咲きくらいに咲いて、実にきれいでした。



年度末の
一日を残し
仕事をやり終えた
清しさ
桜花を見ながら帰る




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No.71221 2007/03/31 19:43 京華
仕事を終えたあとの達成感とともに桜花の美しさがなおさら心に優しく働きかけたことでしょう。

71212いのちの木 2007/03/30 23:35
題詠6「起きる」 暗中模索中の今を表してみました。



あるはずの何か
それを掘り起こすために
どこともつかぬ闇を
掘り進む
その先に光を求めて




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No.71214 2007/03/30 23:46 きなこ
 今晩は。
希望をもって、進もうとの生き方ですね。こういう気持で進むのが大切です。前進的に生きるのを示すいい歌と感じました。




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No.71220 2007/03/31 19:34 きょうか
掘り起こして
見えてきた
自分に負けない
どこまでも
進んでいこう
*
いのちの木さんの歌を拝見して今の自分の現況を思い、歌にしました。
暗中模索のときほどこういう精神って必要なのだと思います。そう思えないほど落ち込んでいた時期もあったので、元気づけられたような気がしました。

71210会津 太郎メール 2007/03/30 22:18
三好叙子さんの五行歌集『母が降る』を読んで・・・



藤色の装丁の中で
言葉たちが
詩的に飛躍する
三好叙子五行歌集
『母が降る』




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No.71211 2007/03/30 22:49 会津太郎
歌集の題名『母が降る』という言葉の組み合わせが三次さんの五行歌の特徴を象徴していますね。現実の世界では「母が降る」という言い方は決してしない。だが詩歌の世界ではその言い方が許される。いやもっと正確に言えば、作者の心の中では、その言い方がより現実的であり、心の真実なのだ。

母が降る
母が降る
一日(ひとひ)
しずかな
雨となって

しっとりして、しめやかであり、格調高いエレジー(哀歌)だ。「母が降る」という非日常的な表現。「一日」という非日常的な読み方。そして倒置法というこれも非日常的な表現方法。日常的で、平易な口語を中心とする大方の五行歌の言葉遣いと比べると、かなり違う。つまり言葉が詩的に組み合わされ、飛躍しているので、読み終えて一瞬間歌の意味がわからず、はっとするが、すぐに歌の意味がわかる。そしてその言葉の組み合わせが決して突飛でも気取りでもなんでもなく、作者の心にとって現実そのものであり、真実なのだ。亡くなって他界した母の魂は、雨となって天から降って来るのだ。子供達に会いに来るように、地上に降って来るのだ。




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No.71222 2007/03/31 21:32 京華
三好叙子さんの「母が降る」については家族への思い遣りや人と人との出会いの縁の大切さを詩情感豊かに纏められた五行歌集として洗練された秀歌集だと思いました。
ひとりの女性として真剣に生きてきた過程がきっちりと綴られ、生きることの深みがひしひしと心に伝わり、感動致しました。

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