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突然の投稿にて失礼致します。この度、イスラエル国・ガリリ・インスティテュートが行う、毎年恒例の「夏季中東学習プログラム」の担当をさせて頂くこととなりました、水谷徹哉と申します。本年の2月より勤務を開始しておりますところ、以後お見知り置き頂けますと幸甚に存じます。
僭越ながら若干の自己紹介をさせて頂きますと、昨年に至るまで、過去10年間に亘り、当地日本大使館及びJICA事務所にて対パレスチナ開発支援に携わり、日本政府が行うODA案件の実施に従事して参りました。
右経験に基づき、今後は当組織を通しまして、国際諸問題に関心のある日本の若い世代へ積極的に情報発信を行っていくと同時に、将来的に国際的な舞台での活躍を目指す若い世代の人材育成にも携わっていきたいと考える所存でございます。
本プログラムの趣旨は、当地に特有の諸問題を、イスラエル・パレスチナ双方の「当事者」による視点から考察することにより、当地情勢の複雑さを実体験として学び、また係る情勢に深く係わる第三者、即ち日本を含む国際社会の役割や、諸機関による平和構築への努力を実習することにあります。
昨今、日本の若い世代は内向き思考が多いとの指摘がなされておりますが、本プログラムにおいては過去に様々な大学組織より(東京、早稲田、慶応、立命館等)多くの学生の皆様にご参加を頂いております。これら受講生の全てが必ずしも中東地域を専門フィールドとする訳ではなく、当地特有の事情を国際諸問題の1事例と捉え、将来的なグローバル・レベルでの活躍のための教訓と位置付けることは極めて意義の高いことと思われます。
因みに、本プログラムは基本的には日本在住の学部生及び院生を主な対象とさせて頂いておりますが、右に限るわけではございません。日程は本年8月20日から31日、講義及び視察は全て英語にて実施いたします。その他詳細は追って連絡させて頂く予定でおりますが、あくまで仮日程のため、今後若干修正がなされることはご了承ください。
また、下記リンクより過去の活動や当組織の活動全般の閲覧ができますところ、念のため紹介させて頂きます。
英語版ホームページ http://www.galilcol.ac.il/ 日本語版ホームページ http://galilcol-japanese.webs.com/
今後とも何卒宜しくお願いいたします。 |
No.652 2013/04/05(Fri) 19:04:00
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