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記事No.2344に関するスレッドです


ジャパンカップ2007 その3@ウェグマンお面編 その2
<これまでのあらすじ>

ウェグマンがジャパンカップに来日すると知った私は、
彼にプレゼントするべく、がめんださんにイラストをお願いしてウェグマンお面を作成。
ジャパンカップに乗り込んだはいいが、本人に渡すチャンスはなさそうな感じ。
唯一残された方法は、チームカーにお面を託すことであったのだが……?
http://www1.rocketbbs.com/613/bbs.cgi?id=capybara&mode=pickup&no=2338

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チームカーにお面を渡そう!と決めたのはいいのですが、
その時点での残り周回はあと2.5周(確か)。
レースが動き始めたらチームカーも減速なんてしてくれないだろうから、
残り少ないチャンスをモノにしなければなりません。

そこで、次に選手がやってくるまでの間に、
お面を入れた封筒を足元に置いてスタンバイいたしました。
先頭集団→追走の大集団と通り過ぎた後、
続く車列の中にゲロルシュタイナーの車を見つけて突撃&並走!
封筒を差し出したまではよかったのですが。

目標にしたのは前の座席の窓だったのに、私に反応して開いたのは後部座席の窓。
とっさの状況判断が遅れてしまい、渡せないうちに車は行ってしまったのでした。

次の周回ではもう渡す余裕ないかも……とションボリする私に
チームがめんだをはじめとするみなさんの温かい励ましが。
「何か渡すものがあるとわかったら、次の周回も絶対減速してくれるだろうし大丈夫」
「封筒から中身を出したほうがいいんではないのか」
「絶対次で渡すんだ!がんばれー!」
などなど。

気を取り直して次の周回を待ちつつ古賀志林道を下り始めたチームがめんだ一行。
ちょうどTeamMIYATAのファンの皆さんが集うカーブのにさしかかったところで、
先導の白バイがやってまいりました。

タイム差が書かれた黒板の数字は、もう1分を切っていたような気が。
ウェグマンお面をつけて当のウェグマンを応援したあと、速攻でお面を顔の脇にずらして
(お面をしてると遠近感覚が狂うのでうまく突撃できないのです←前回の反省)
ひたすらチームカーのやってくる方を見ているワタクシ。
ゲロルシュタイナーの車がいるとみるや、両手を大きく振ってアピールするという、
補給スタッフかあんたは!という状態でございました。

が、それが功を奏したか、チームカーはばっちり減速してくれました。
今回は最初から後部座席の窓に向ってアタック。
車の方でも最初から窓を下していてくれたため、
数メートルの並走ののち、10枚のウェグマンお面を渡すことができたのでした。
(BGM:炎のランナー)

「よかったね!」「おめでとう!」がめんださんとのロータッチ!
などなどの祝福の嵐の後にみなさまから異口同音に発せられた言葉は
「俺、マジ見しちゃって写真撮ってなかったよ!」
でございました……(しかも師匠まで……)

いいんです。
思い出は、CFカードや印画紙の中ではなく、

人の心の中にこそあるのですから!

なんつて。

そんなわけで、ゲロルシュタイナーのスタッフに渡ったウェグマンお面10枚の行方は
関係者のみぞ知るということになったわけでありますが。
来年のツール…とまではいかなくとも、どこかのレースの写真に
あのお面が登場することを願ってやみません。

おしまい


No.2344 - 2007/11/04
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