あけましておめでとうございます。2020年という年を振り返れば、この掲示板の在り方そのものを刷新して明けた年であり、社会的にはご承知のとおり大変な年になりました。またワタシ個人にとっても、人生初の長期入院という、自分史に刻まれる一年となりました。いったい、どんな厄年だと。それには当たらないはずなのですが。そのことはブログにも触れましたので、よしろければご覧ください。入院以降、ブログ開設以来の更新頻度となりました。いい気なもんだと思われるかもしれません。でも、そうではないのです。(入院生活とは意外と結構忙しいものなのですが)自由時間にすることと云えば、それぐらいしかやることがないんですよ。でもワタシは、「書くこと」が道楽で、まだしも救われました。そうでなければ、病気ではなく退屈で死んでましたよ。あとはテレビを見るぐらいしかなくて、それさえお金がかかりますからね。漫画幻魔大戦の読書日記を中断したのも、そのためです。ワタシにとっては、あれはたいへん重く、病の身には手に負えず、手を引かざるを得ませんでした。それで朝ドラとか、ライトな題材を扱ってたつもりなんですがね……。それがよりによって「コロナ問題」というスーパーヘビー級の題材に手を出してしまうのは、宿痾というやつでしょう。もしワタシが普通に健康なままであれば、いくら思うところがあろうと、「ヤバい物件」として手は出していなかったと思います。やはり死の淵を覗いて、人生観が変わったのだと思います。これでワタシの前から、去るひとは去るだろう。まあいいや。どうせ死んでたはずの人間の、こっから先はおまけの人生だという。その総決算というべきテキストを発表するタイミングで、弘田さんの投稿をいただいたのも、なにかの巡り合わせでしょう。お久しぶりです。ご無事でなによりです。また貴重なご報告、ありがとうございます。知人で検査を受けた話を聞くことそのものが、ワタシは初めてです。千名を超える職場関係者の情報でも、検査を受けた人の情報は、いまだ数件。この間一人、陽性判定が出たとの通知がありました。事務所に濃厚接触者はおらず、テレワークでの「感染」ということでしたが。ワタシ自身は楽観視しているつもりはありませんが、そう受け取られてしまっても仕方がない、完全に初手を誤ったと思っています。でも、その誤りがあって、大切なことを教えてもらえました。コロナ禍があったから、うちの会社でもテレワークが可能になって、それで入院中も仕事ができて、ワタシの首がつながった、という側面も確かにあります。そうでなければ、今頃職探しに血眼だったかもしれません。まこと世の中とは、人生とは複雑にして怪奇。そうそう単純明快に、一刀両断はできぬものです。弘田さんのお話しのようなことを聞くにつけ、多くの病院・診療所が経営難で潰れていくなか、一部の医療機関だけがそのように過酷な状態におかれている。根本的に対応を誤ってませんか? とは思いますね。ワタシが危惧し、憂慮するのは、感染症そのもの以上に、「生命至上主義」という、こころの病の蔓延です。「コロナ問題」とは、医学の問題である以上に、哲学の問題であると思っています。平井和正ファンに通りよく云えば、まさに幻魔大戦ですね。物語の幻魔大戦よりさらに複雑で、善悪の線引き、色分けがし難い、なかなかの難題ですが。ブログのテキストは、もともと「コロナ禍と死霊狩り」を書くはずが、どんどん一般論として膨らんで長文化して、しまいには平井和正読者向けには、また別に書かないといけないというところまで行ってしまいました。お蔭で例の『新型コロナ―専門家を問い質す』も、『コロナ論2』もまだ読み切っていません。自分のことに忙しくて、とても読書どころではありませんでした。その点ワタシという人間は、ほんとうにつくづく自己本位なんだと思います。今年という年は、どうか平穏に――というのは、さすがに贅沢、ムリ過ぎかもしれませんが――昨年よりは、ちょっとはマシになってくれたらいいなと願っています。本年も、どうぞよろしくお願いします。 言霊を引用
お久しぶりです。 コロナ、俺もやられて。濃厚接触者ということで、陰性とわかるまで、大変でした。 医療の現場は、物凄くピリピリしていて、医師、看護師、ともに「死を覚悟して」働いていました。 ですから、楽観論というのは、どうかと思うんですよね。 「当事者」と「傍観者」に凄い温度差がある。 この温度差って、まさに先の大戦を思い出しますね。身近にならないとピンとこないという点で。 以前、カナメさんが、平井和正を引用していましたが、まさにまさに、ですよ。 言霊を引用
DONDENさん、お久しぶりです。いろいろとご教示をいただき、ありがとうございます。ご指摘いただいた点については、確認をしたうえで、必要な訂正、注釈の追加などを加えたいと思います。ご質問についても、わかり次第お答えしたいと思います。こうした心あるリアクションをいただける、ワタシは果報者ですよ。たいていは放っておかれるか、罵倒されるか、どちらかですからね。平井和正を語ってるぶんには平穏無事で済んでるが、この問題に触れたらどうなることか。ちょっぴりワクワク……いや、ヒヤヒヤしておりました。結果は、なにも無し! ワタシごときは、だ〜れも知らない、知られちゃいない。ただのビビるマンであることが、よくわかりました。間もなく、ブログに新規テキストをアップする予定ですが、かねてから書いていたもので、DONDENさんに含むところは一切ありません。アンサーっぽく読めなくもないので、その点はお断りを入れておきたいと思います。コロナ問題は、これほど生活実感と情報がかけ離れた事例も珍しい。不謹慎な云い方をすれば面白い。これが自分の生活にも直結する、切実な問題でもあることはもちろんですが、さらにその域を越えて、自由とは何か、自立とは? という、人間としての根源を問うテーマでもある。人間誰しも、毛嫌いする人、合わぬ人はいるもの。それをワタシを通じて知っていただけるとしたら、喜ばしいことです。ぜひ、こんなワタシでも利用し、お役立てください。ワタシも昔は、こんなことを云っていました。■まさに、これですね。https://ameblo.jp/tkaname/entry-12587040830.htmlこれをアップして、早8ヵ月。一向に英霊が帰ってくる気配もない(あくまでこの国では、ですが)。どうしたことかと思いますね。コロナ問題については、いよいよ平井和正作品とガッツリ絡んだ、ヒライスト的コロナ考察を書くかもしれません。(そんな考えをしてるのは)お前だけだと、他の良識ある同好の士から白い目で見られるかもしれませんが。題して、コロナ禍と『死霊狩り』(仮題)。この掲示板を現役で続けている意義もある。それがわかったのも嬉しい。使い勝手が悪いのは、本当に申し訳なく思います。こういう仕組みって、警備会社のステッカーみたいなもので、これ自体に抑止効果がありそうなものですが、ところがどっこい、ワタシの知人の名を騙る、ニセ者投稿が実際に寄せられていますからね。管理人のワタシにしかわかりませんが。そういう事情もあるということで、何卒ご理解の程を。 言霊を引用
ここ最近のカナメさんのブログについて少々コメントします。>古関裕而がインパールに赴いた事実はなく正確には従軍はしたが前線には行っていない、ですね。朝ドラ『エール』モデル・古関裕而、インパール作戦に従軍「すべては無謀、無駄な作戦であった…」https://news.yahoo.co.jp/articles/6123ba99934c44243312c848560f1c8193898dd7次いでマスクの話、まあこっちが本題ですね。スルーしとこうかとも考えましたが…。>新型コロナウィルスの直径、0.1ミクロン。飛沫の大きさ、5ミクロン。対する、不織布マスクの繊維の隙間、10ミクロン。……ザルですわ。不織布のフィルターは、"分子間力"等を利用しフィルターの穴よりも小さいウイルスを捕えるそうです。マスクの疑問あれこれ解決!正しいマスクの使い方https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1167.html高機能マスクに使用されてウイルスを捕まえる不織布のフィルターはどのように作られているのか?https://gigazine.net/news/20200525-producing-coronavirus-mask-filter-fleece/>マスコミの、マスクの効果の実験に対する評価が、これまたビックリ。>6割から8割吸い込んじゃう? ウィルスを。だったら、意味ないじゃん! 普通はそう考える。"効果がある"のは、論理的には下記の内容となるからのようです。マスクが「想像以上に」ウイルス感染症対策に効果を発揮する理由を分かりやすく解説したムービーhttps://gigazine.net/news/20201103-masks-work-think-n95-virus/>少しでも少ないほうがよりマシだと考えること自体、新型コロナの致死性をそれほどでもないと認めているようなものでしょう。少ないほうが重症化阻止につながるようです。さらにマスク使用による微量感染で、免疫力を高めることができるという説もあります。また、問題なのは致死性だけなく各種の全身症状とその原因にもあります。マスクが新型コロナの「重症化」を防ぐという仮説と、その後の議論や新たなエビデンスhttps://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20201025-00204606/新型コロナ 全論文解読〜AIで迫る いま知りたいこと〜https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/nhkspecial_1108/(微量感染による免疫力については、動画"冬の日本 感染再拡大は?"の7分30秒くらいから)カナメさんが紹介している本については、『最前線に接しているとは言えない非専門家』『出版プロセスで生じる最新状況・知見とのタイムラグ』等の理由で読む気は無いのですが、各リンク先の諸々の内容に関してはどう扱っているのでしょうか。 言霊を引用
新幻魔大戦、真幻魔大戦は、それぞれ「あたらし幻魔」に「まこと幻魔」と呼ばれます。読みが同じ両者を音声で区別するために生まれた通称ですが、改名後も読みは同じこの方についても、こんな風に呼べばいいんじゃないのと考えてみました。桑田次郎 ⇒ 桑田ネクスト桑田二郎 ⇒ 桑田セカンドちょっと思いつくのが遅くて、この前のブログには間に合いませんでした。機会があれば使いたいと思います。みなさんもぜひご自由にお使いください。 言霊を引用
桑田二郎先生のご逝去が報じられました。平井和正ファンならもれなくお世話になっている方ですが、ここではサイトの名称でもお世話になっております。謹んでご冥福をお祈りいたします。 言霊を引用 Re: 追悼 桑田二郎先生 - Name: カナメ No.1746 - 2020/08/04(Tue) 23:05:42 現行の名称にあらためたのは、まだ今年の年明けですが、一応こちらも再掲載しておきますか。
現行の名称にあらためたのは、まだ今年の年明けですが、一応こちらも再掲載しておきますか。
たまには「裏ブログ」らしい、おしゃべりでもしましょうか。ブログでも触れた「矢頭四朗」と「江田四朗」問題ですが、原作原稿では「江田四朗」であることがわかりました。原作原稿は一部が公開されていまして、徳間書店愛蔵版『幻魔大戦 第七集』の巻末に「コミック版「幻魔大戦」原作ストーリー」として収録されています。そこでは「江田四朗」と記されているということなのです。■シリーズの原点にして最高峰〜少年マガジン掲載版『幻魔大戦』 連載第2回https://ameblo.jp/tkaname/entry-12610413939.htmlいやぁ、忘れてましたわ。愛蔵版『幻魔大戦』収録の原作ストーリー。むっちゃ、読み返したい。お手元に所持しておられる方は、どうか読み返してみてください。ワタシは里帰りの愉しみとしておきます。いつ帰れることやら、ですが。全文掲載の機会に、この部分は改めたいと思います。このことは、おかもとさんにご教示いただきました。ありがたい。読書とは個の体験、自分と作品の対話だと常々思っていますが、それでも一人では限界があって、ひととの繋がりって、やっぱり大事ですね。「矢頭=野党」も、おかもとさんに教えていただきましたし。パクリではありません。これはシェアというものです(笑)。あと、明日は「チャンピオンRED 2020年8月号」の発売ですね。ワタシは地元書店に入荷するかは心許なかったので、アマゾンで注文しました。到着は明後日以降になりそうです。 言霊を引用
七月×早瀬コンビがまたやってくれます。月に一度のお愉しみが帰ってくる!「8マン特別小冊子」も超貴重。売り切れご用心ですね。チャンピオンRED 2020年8月号 次号予告https://www.akitashoten.co.jp/red/next 言霊を引用
ワタシとしたことが、野性時代版『幻魔大戦』を忘れておりました(笑)。先程、こっそり加筆しておきました。幻魔宇宙の片隅に 連載第4回https://ameblo.jp/tkaname/entry-12603887466.html 言霊を引用
ここでも告知しておきます。『幻魔大戦 Rebirth』の読書日記、その連載の3回目です。まえがきのほうが長くなりました(笑)。幻魔宇宙の片隅に 連載第3回https://ameblo.jp/tkaname/entry-12602392370.html 言霊を引用