★ サーブ / バン |
引用 |
さて、最近サーブの質問が多くなってきたので、一つヒントを。 まず、ボールを地面に向かって思いっきりラケットで打ち込んでください。 きっと、ものすごい勢いで地面にぶつかり、上に跳ね上がるはずです。 次に、少し前の地面に向けて打ち込んでください。 さらに、もう少し前の地面に向かって打ち込んでください。 どんどん繰り返していきます。 速いサーブが打てましたか? そう、誰にでも、速いサーブが打てるんです。 では、何故速いサーブを打つ人が少ないのか。
昔、そう三十年くらい前の話です。 日本のテニス指導とアメリカのテニス指導を、サーブ練習を元に比べていた記事がありました。
アメリカでは、まず思いっきり速いサーブを打たせ、少しずつ入るように指導していく。 日本では、まず打ち方を教え、少しずつ速いサーブが打てるように指導していく。
この記事について、私は随分考えました。
さて、指導者になって考えたことです。 テニスを始めたばかりの生徒達に、サーブのルールと打ち方を簡単に教えて、あとは自由に打たせます。 するとどうでしょう、ほとんどの生徒が、 まるで羽根つきをするように、 上に向かって、ポーンとボールを打ち上げます。 そう、高い高いネットを越えて、サービスラインに入れるにはそうするのが良いと考えてしまうのです。 全体的に身長の低い日本人は、ネットはすごく高いのです。 だから、重力の力を使わないとサーブは入らないと考えてしまう。 まあ、これが私の見つけた答えです。 指導法の違い? 身長の違い? それは、ただのスタート地点の話! これを本当に理解したとき、速いサーブを打てるようになる日も近いんじゃないかな。 ではまた。(^_^)/ |
No.4355 2006/08/14(Mon) 20:47:39
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