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初めまして / sato [近畿]
初めまして、satoと申します。「音楽の頁」をいつも楽しく読ませて頂いており、時たま鑑賞の助けにもさせて貰っています。
私は新進の演奏家よりも、多くがすでに存命でない旧き良き演奏家の録音が好みで、特に私個人がピアノをかじっていることもあってリパッティとカペルは自分の中で双璧です。リパッティのブザンソンリサイタル、カペルのブラームス/ピアノ協奏曲第1番は私には神品と刻まれています。二人のことをネットで色々読んでいるうちにこのサイトにたどり着きました。良い出会いであったことに感謝しきりです。今は連載にカペルのページが加わることを心待ちにしている次第です。
上の二人に限らず好きな演奏家はたくさんいるわけなのですが、主幹様の忌憚の無い文章を読んでいると、そうした部分で色眼鏡に陥りがちなところを鋭く刺激してくれるようで、教えられることが多いです。批評することは人の好き嫌いに関わることですから、もちろんお気に入りの録音に難癖を付けられたら不快に感じることもあるのは当たり前で、私も主幹様の論評にそういう不快感を覚えることがあります。しかしそれは一時的なもので、改めて聴いてみれば真っ当なことであったり、そのような難癖にも関わらず結局自分はその録音が好きなのだと再認識するきっかけになったりと、ともかく意見は色々とあるのでしょうが私は主幹様の文章が好きでついつい読みに来てしまうので、これからも変わらないスタンスで存分に書いて頂きたいです。
全く話は変わりますが、室内楽も滅法好きで近頃はレーヴェングート弦楽四重奏団の虜になっています。しかしCDへの復刻が限られているのと、私がレコードプレーヤーを所有していないのとで耳にできる録音が少なく残念に思っています。アルフレート・レーヴェングートはリュシアン・カペーに習ったということもあって、よくカペー四重奏団の衣鉢を継いだ弦楽四重奏団といわれるようですが、確かに両団体のベートーヴェンには相通じる趣が感じられる瞬間もあります。主幹様はレーヴェングート弦楽四重奏団をお聴きになられたでしょうか?ベートーヴェンではありませんが、DOREMIから復刻されたモーツァルト/クラリネット五重奏曲の演奏はクラリネットの好演も相まって嘆息を禁じ得ません。
これからも主幹様の録音評を楽しみに立ち寄らせて頂きます。
No.458 - 2017/02/16(Thu) 15:28:16
Re: 初めまして / サロン・ド・ソークラテース主幹 [関東] [ Home ]
sato様
はじめまして。書き込み嬉しく思います。
私もリパッティとカペルは特に好んでいるピアニストです。カペルは市販された音源は全て所持していると思いますが、クーセヴィツキーとのハチャトゥリアンの協奏曲、オーマンディーとのブラームスのニ短調協奏曲、バージンとのプロコフィエフの第3協奏曲などがあるそうです。実はカペルのディスコグラフィーを少し作ってみてはいるのですが(未蒐集音源の確認のため)、記事を書くには至っておりません(全ての音源を丁寧に聴きなおさないといけませんから)。先日もMarstonから初出音源満載の3枚組が送られてきました(会員になっているので)。日本でも間もなく一般入手が可能になるので、是非お聴きください。 
リパッティもまたMarstonから未発表音源かもしれないリリースが予告されているので、期待が高まります。リパッティのディスコグラフィーは完成させましたが、先日Archiphonレーベルからmp3で提供されているチェロのヤニグロとの録音を聴き、記事を追加する予定です。曲目にベートーヴェンのチェロ・ソナタ第3番の第1楽章があります。唯一のベートーヴェン録音ですし、大変な名演でした。
最近は怪しいCD-Rが世界中で出回っており、全てを追うことは不可能な気がしてきましたが、好きな演奏家は追っていきたいですね。
CDの感想は好き勝手に書いており、快いものばかりでないことはお詫びします。好きな録音だけを取り上げて書けば何ら問題は起こらないのですが、褒める記事だけを書き続けてもつまらないと思っています。突き詰めると好き嫌いの世界ではありますが、好きだからこそ蒐集して聴いているのであって、贔屓しすぎないスタンスだとご了承ください。
レーヴェングートSQは気になっているのですが復刻が少ないですよね。まとまった復刻があれば是非聴いてみようと思います。差し当たっておすすめいただいたDOREMI盤は入手してみます。
これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
No.459 - 2017/02/16(Thu) 20:46:47
文学作品の映像化について / 加藤勇二 [四国] [ Home ] [ Mail ]
久しぶりにこちらに書き込みをいたします。
僕はカズオ・イシグロの作品が好きで、中でも「私を離さないで」を愛読しています。
昨今流行りのトリックやネタといった、ギミックで読者を惹きつけるのではなく、
生命倫理といった、いわば大文字の思想を読者に問いかけている作品であるがゆえに、
数多くの読者を獲得したものかと想像しています。

ところで、先月からTBSでは「私を離さないで」が、綾瀬はるか主演により実写化されています。
すでに映画化された作品でありますが、
予想通り、ドラマ化されたためか作品の主題が曖昧になり、たいそう困った作品となり、見るに堪えないものとなっております。

そこで主幹さんに質問ですが、文学作品を原作とする映像作品について、どのようなことをお考えになられていますか?
私の見解としては、文学作品を原作とする映像作品は、あくまで原典のおまけとでもいったものであり、原作を超えることはできないと考え、また感じています。
勿論、「老人と海」や「風と共に去りぬ」といった、優れた映像作品により、原作が新しい意味合いを被る、生き生きと蘇ったものもある一方で、
映像化されることにより、原作が汚されることも少なくないかと感じております。

映画監督である小津安二郎は、敬愛する志賀直哉の作品を映画化することを嫌悪していたことを考え合わせることは、文学と映像とを考える符牒に思えます。
No.456 - 2016/02/20(Sat) 23:15:12
Re: 文学作品の映像化について / サロン・ド・ソークラテース主幹 [関東] [ Home ]
書き込みありがとうございます。
なかなか難しい問題だと思います。私も少し前までは文学作品の映像化に関しては論外だと切り捨てていましたが、最近は最早別物として考えればいいのではないかと見方を変えるようになってきました。
原作に忠実、もしくは原作に限りなく近く再現する意図で制作されたものはそもそも無理があり、所詮原作を超えることができないと考えています。
この考えの根幹にあるのが、文学作品は表現方法として文字で、小説として表現することを創作の段階で選んだのであり、その他の表現方法には向いていない筈だという考えがあります。
少し脇道に逸れますが、私は娯楽映画、所謂典型的なハリウッド映画は嫌いで、寧ろ日本映画の方を好んでいましたが、ここ数年めっきり詰まらなくなりました。最大の理由はそのほとんどが漫画や小説の映像化となったからです。件の表現方法の話に戻しますが、映画は2時間前後の枠で映像という表現方法で魅せる芸術でなくては本来の価値を失います。黄金時代の映画作品が素晴らしいのは、この原理に適っているからです。単に原作の世界を映像化したいからという動機で映像化しても成功はしないのです。
ただし、最初に述べたように別物として割り切っているのであれば、十分に存在価値はあると思います。原作のある一部分を抜き出して、映像化に相応しい表現方法でアレンジするのは創作行為として推奨してもいいのではないかと最近は考えるようになりました。
映像作品が文学作品にネタを求めるようになったということは危険なことです。映像制作に携わる人々の想像力が枯渇してきている証拠だと思うからです。
映像は映像で勝負し、文学は文学で勝負するのが健全です。テーマやヒントを文学作品に求めることは良いと思いますが、その際に映像作品として咀嚼し反芻し変容させ新しい想像力を漲らせないと所謂パクリでしかないのです。
好きな原作が汚されるのは堪らないですね。原作に新しい側面を与えるような映像作品が登場することを期待します。
No.457 - 2016/03/05(Sat) 01:41:46
銀の匙 / アマデー
最近、中勘助の「銀の匙」を読んでます。日本有数の進学校である灘中学校の国語の授業では、この本を3年間で読んでいたそうです(今は知りません)。外国の文学も良いですが、日本文学の魅力もなかなか捨てきません。外国文学の場合は翻訳の巧拙によって内容自体が左右される場合がありますが、日本文学は言葉そのものの美しさをそのまま直接味わえますね。
No.451 - 2013/09/15(Sun) 07:20:37
Re: 銀の匙 / アマデー
他には、漱石の「草枕」、宮沢賢治の童話、「注文の多い料理店」童話集、風野又三郎(風の又三郎の前作)、銀河鉄道の夜(最終稿ではなく第3稿)が素敵です。生涯繰り返し読んでも読みつくせない正に宝の山!!
No.453 - 2013/09/15(Sun) 18:51:18
Re: 銀の匙 / サロン・ド・ソークラテース主幹 [関東] [ Home ]
いつも書き込みありがとうございます。返信が遅れましたことお詫びいたします。
中勘助はまだ読んだことがないのですが、漱石の薫陶を受けた方ですから文章の味わいは格別でしょうね。
おっしゃるように外国文学は翻訳で受け取り方が大分異なりますね。名作と謳われていながらあまり印象のよくなかった作品も多々あります。そういう作品は出来れば別の訳で口直しをしたいものですが、選択肢がそんなに多くないので甘受するしかありませんね。
「草枕」は日本文学の唯美主義の頂点かなと思っています。現在では生まれ得ないような作品ですね。漱石の他には、尾崎紅葉、泉鏡花、谷崎潤一郎、これらの作家の文章には魔神が宿っているようで日本語の美しさを感じずにはいられません。
宮沢賢治には何故か食指が動かず殆ど読んでいませんが、そろそろ真剣に向き合ってみようかと思います。
これからもおすすめの文学作品がありましたらどうぞご紹介ください。
No.455 - 2013/10/14(Mon) 01:24:19
アーベントロート / アマデー
最晩年のブラームス1番をとても評価する音楽評論家(名前失念)がいたのですが、私には印象に残りませんでした。他いくつかのCDやエテルナLPも入手してみましたがダメですね。人それぞれ好みがありますね。紅茶が好きな人、コーヒが好きな人、両方とも好きな人、嫌いな人、これについて無関心な人。各人が己の好みを主張する。音楽評論も所詮似たようなもの。多少小賢しいだけかも。
No.449 - 2013/09/07(Sat) 20:15:52
ワルターのフィガロ / アマデー
私は1937年ザルツブルグ・ライブを米AndanteのCDで聞いています。これは今は入手しづらいかも知れません。まずワルター指揮ウィーンフィルの音色が何よりも素敵です。歌手もスザンナ役はともかく当時としては満足できるものです。マーストン氏の復刻ですが、録音は時代それなりで、愛聴しにくいところもあります。けど、このオペラが大好きな人にとっては決して手放せないものであることは間違いありません。
No.446 - 2013/08/31(Sat) 07:54:16
C.クラウスのフィガロ / アマデー
私はM&A盤で所有しています。本当はPreiser盤で入手したかったのですが、現在では見つけるのが困難ですし、見つかったとしてもPreiser盤は高価なので諦めました。M&Aには一応DRAの音源提供と記載されています。独逸語上演は戦後のザルツでのフルトヴェングラー指揮もそうでしたし、スイトナーのコシやケーゲルのカルメンも独逸語録音ですね。もちろん原語が良いにきまってますが、目くじらを立てる必要はありません。
No.424 - 2013/07/07(Sun) 18:03:43
Re: C.クラウスのフィガロ / サロン・ド・ソークラテース主幹 [関東] [ Home ]
書き込みありがとうございます。
M&Aでありましたね。他にもクラウスの戦中の貴重な音源が入っていたと記憶しています。
音も良さそうですね。
この時代、全員ドイツ人歌手による上演ですから当然ドイツ語歌唱ですよね。他にクナッパーツブッシュもありました。
特に気にならないですし、あくまで今日的な尺度で原語ではないがと一言添えた次第です。
所持しておりませんが、クラウスにはボエームやアイーダのドイツ語上演もありましたね。
No.433 - 2013/07/14(Sun) 01:09:57
サバタ / アマデー
と、言えばヴェルディのレクイエムのEMIスタジオが有名ですが、イタリアDECCAから限定で発売されたヴェルディ没後50年記念のライブが個人的に好みです。ソプラノは場違いなシュヴァルツコップフよりテバルディのほうがしっくりくるようです。音も鑑賞に耐え得るので再発売されないかなぁ?(抜粋のCDRしか所蔵してないので)と思います。
No.411 - 2013/06/08(Sat) 18:32:14
Re: サバタ / サロン・ド・ソークラテース主幹 [関東] [ Home ]
アマデー様
いつも書き込みありがとうございます。
レクィエムそういえばありましたね。1951年のライヴですね。私も所持しておりません。今となっては入手が容易でないのが残念です。気長に探してみます。
EMIの録音も久しく聴いていないので引っ張りだそうと思います。
情報ありがとうございました。
No.412 - 2013/06/09(Sun) 08:27:13
史記 / 中野 [関東]
>正統な系譜から外れる項羽が本紀に組み入れられた理由は、鴻門の会における切迫した駆け引きと、四面楚歌における名詩の結句「虞兮虞兮奈若何」を読めばわかるだらう。

本記であろうが秦が滅亡した経緯に楚がどの様に関係したかの考察が必要では?
No.387 - 2013/04/21(Sun) 20:07:11
Re: 史記 / サロン・ド・ソークラテース主幹 [関東] [ Home ]
書き込みありがとうございます。
本紀は三皇五帝、禹から始まる夏は桀の代で滅ぼされ殷に代わられ、その殷も紂の代で滅ぼされ周と続きますが、弱体・無実化した周王朝の後期である春秋・戦国時代の記述は書くべきことも少なく形のみとなり、次に戦国の七雄を制した秦のみが起源から語られ、初めて統一王朝を築いた始皇帝は独立の項目があります。そして、秦を滅ぼした立役者項羽、そしてその項羽との抗争に勝ち漢王朝を打ち立てた高祖の項目が続き、後は武帝までの歴代皇帝の記述となります。
この中で王朝を持たない将軍(4〜5年は王を名乗りましたが)である項羽は本紀の中では特別な位置付けです。しかし、秦滅亡から漢成立までこそが『史記』のクライマックスであり、項羽は絶対に本紀の中に書かれなければならない必然性があったことはおわかりになると思います。
また、「項羽本紀」は『史記』全巻の中の名文中の名文と言われておりますが、私も同感です。これが列伝に配置されることは絶対にないと思う随一の巻でしょう。
さて、楚の名門出身、天才軍師であり野心家で直情的な項羽が陳勝・呉広の乱から反秦軍の中心となり、一時期天下を取ったことは「項羽本紀」に書いてありますので、特に詳しく触れなかった訳です。
私も項羽の歴史的立ち位置からして本紀に相応しいとするのに異存ありません。記事は司馬遷の思い入れに着目して書きましたので、簡略が過ぎたかもしれません。
今後ともよろしくお願い致します。
No.388 - 2013/04/21(Sun) 23:57:04
クラウスのウィンナワルツ / 中野 [関東]
正規のデッカ盤で十分だと思う。

ライブは希少かも知れないが、商業的価値があるなら大手レーベルも放置しないだろうに。偏った見方をしてると一知半解の理屈を振りかざすだけで終わってしまう。
No.364 - 2013/03/28(Thu) 00:10:50
Re: クラウスのウィンナワルツ / アマデー
私はこの演奏をCDの音源となったLPで持っていますが、DECCA録音では味わえないクラウスを楽しむことができます。
人の掲示板へきて、あれこれ、いいなさんなよ!
知識と見識があって言うことがあったらご自分の掲示板を立ち上げられては?
私は管理人さんの意見を参考にして音楽を楽しんでいる一人です。
No.366 - 2013/03/28(Thu) 21:49:29
Re: クラウスのウィンナワルツ / サロン・ド・ソークラテース主幹 [関東] [ Home ]
アマデー様
書き込みありがとうございます。
私もこのライヴは単に創始者によるドキュメントというだけでなく、祝賀的な演奏と雰囲気のよい聴衆の反応が聴けるかけがえのない録音だと思います。

ところで、Marstonから最新のLAGNIAPPEの案内がありました。リストの高弟ダ・モッタだそうです。期待できますね。今から楽しみです。
No.370 - 2013/03/30(Sat) 01:03:55
Re: クラウスのウィンナワルツ / アマデー
サロン・ド・ソークラテース主幹様

このライブこそ本当のクラウスを伝えてくれていると思います。デッカ録音はオケの人数が刈り込まれていると聞いたことがあります。昨今のニューイヤーでは聞けない、アンコールが聴衆の反応とともにいかにも自然に(お約束ではなく)起こってくるのも楽しいです。オーパス蔵のCDはLP盤起しですが、私の知人が所有するこのLPの元になったテープを使用すればもっと良さが伝わると思います。

マーストンではヨゼフ・ホフマンの9巻目がなかなかリリースされませんね。
No.376 - 2013/04/07(Sun) 11:03:33
Re: クラウスのウィンナワルツ / アマデー
以前クレメンス・クラウスのホームページを開設されているかたから、クラウスの良さを知るのに格好の録音を教えていただきました。独オルフェオから出ていたバイエルンでのハイドン88番とラヴェル、家庭交響曲を第一に挙げておられました。それからウィンナワルツでは1940年の「南国のばら」。私はこの「南国のばら」でクラウスの虜になりましたね。もう出だしの遅めのテンポからして雰囲気満点です。私は墺Preiser90291で楽しんでますが、他のレーベルでもリリースされていたと思います。
No.378 - 2013/04/07(Sun) 18:35:40
Re: クラウスのウィンナワルツ / サロン・ド・ソークラテース主幹 [関東] [ Home ]
書き込みありがとうございます。
オルフェオのCDは今度記事にしようと思っておりました。ウィーン・フィル以外からも艶っぽいクラウスの音色が聴こえるから流石です。大変な名演集だと思います。
その他、思い起こすのがメタモルフォーゼン、イタリアから、町人貴族、ルーマニア狂詩曲、ミサ・ソレムニスなど。他の指揮者からは味わえない耽美的な響き(特に弦楽器)の虜になりました。
ニューイヤーはいつかテープからの復刻で聴きたい録音です。さらにクラウスの魅力が伝わることと思います。

マーストンのホフマンはずっと発売されそうな気配がないですね。補遺的な内容だとは思うのですが、シリンダー録音、別テイク、フィルムからの復刻とコレクターには待ち遠しい限りです。
No.379 - 2013/04/08(Mon) 00:29:27
(No Subject) / エーリク
 お久しぶりです。覚えておられるでしょうか。何年ぶりか分からないくらい、ご無沙汰していました。

 以前ここに、我が十大小説を書いたと思うのですが、あれからかなり時間が経ち、訂正の必要を感じていました。
 そこで、あくまでも現時点での自分の好みにすぎませんが、改めて考えて選んでみました。欧米系に偏っていますが。

ゲーテ「ヴィルヘルム・マイスター」(修業時代・遍歴時代)
トルストイ「戦争と平和」
ジョイス「ユリシーズ」
フロベール「ブヴァールとペキュシェ」
シュティフター「晩夏」
フォークナー「響きと怒り」
セルバンテス「ドン・キホーテ」
メルヴィル「白鯨」(モービィ・ディック)
リルケ「マルテの手記」
プルースト「失われた時を求めて」

 ちゃんと読了できてないものも多いのですが、読みにくいけれど好きだということもあるので挙げました。あまり読書をしなくなってしまったせいもあると思いますが。
 一応、好みの順に並べてみましたが、かなり迷ってしまったので、あまり差はないと思います。

 日本では、島崎藤村 「夜明け前」を特に挙げたいです。これもまだ途中までしか読んでいませんが、スケールが大きく、ゆっくり読んでいきたい作品です。


 「十大小説家」というのも面白そうですね。自分の少ない読書経験から、あえて選んでみたいと思います。
 自分の好みだけでなく、個性的な独自の世界を創造した作家、という観点をも加味して選んでみます。
 上に挙げた作家のうち、ゲーテは小説家とは呼びづらいので残念ながら外します。トルストイ、ジョイス、メルヴィル、の3人はぜひ入れたいと思います。
 残り7人は迷う所ですが、ジェイン・オースティン、ヘンリー・ジェイムズ、ヘンリー・ミラー、ムージル、セリーヌ、泉鏡花、川端康成、といったあたりを加えてみます。
 バランスは良くないと思いますが、とりあえずこんな感じで。


 「ドン・ジョヴァンニ」については、Walterの1942年の録音は熱い演奏で素晴らしいですね。彼の1937年のウィーンフィルとの録音も美しくて好きです。
 あとは、興味があるのはクーベリックです。一部分を少し聴いただけなのですが、こちらはいわば「冷たい」演奏ということになるでしょうか。冷たいというよりも、清澄という言い方のほうが近いでしょうか。オペラなのにまるで宗教音楽のような。正攻法ではないかもしれませんが、突き放したような表現が新鮮に感じ、妙に説得力もあるように感じました。
No.333 - 2013/03/06(Wed) 22:38:52
Re: / サロン・ド・ソークラテース主幹 [関東] [ Home ]
ご無沙汰しております。実は定期的にHPは拝見しておりました。現在は見れないようですが、移転のご予定でしょうか?

書き込みまことにありがとうございます。
エーリクさんが以前挙げていただいた十大小説も読み返してみました。リルケとプルースト以外は入れ替わっておりますね。興味深いです。この2作はエーリクさんにとって最も大事な作品なのだろうと感じました。

さて、『カラマーゾフの兄弟』が消えてしまいましたね。印象が塗り替えられたのでしょうか? 『デミアン』がなくなったのも寂しく思います。
逆に『戦争と平和』が入ってきましたね(『アンナ・カレーニナ』も素晴らしいのですが、個人的には『戦争と平和』の方が好きです)。

残りの作品も納得の選出ですね。シュティフターに意外性がありますが、大作・名作が並んだ感があります。
『夜明け前』はまだ手にしておりませんが、私も藤村は昨年少し読みましたので、引き続き挑戦してみようと思います。

エーリクさんの選ばれた「十大小説家」では所謂文豪と言えるのがトルストイくらいで、次に該当するのは川端康成でしょうか。仰るように個性的な独自の世界を想像した作家という視点では鋭い選出だと思いました。
英米文学には疎いので、この中で実際読んだことのある作家は少ないのですが、メルヴィルやオースティンあたりはそろそろ渉猟を開始しようと考えております。

それでは、今後ともよろしくお願い致します。
No.335 - 2013/03/08(Fri) 01:15:34
Re: / エーリク
 定期的にホームページをご覧になっていたのですね。なんだか恥ずかしい限りです。
 連絡を怠ってしまっていましたが、閉鎖し別の所に移転しました。
 リニューアルも含め、今のホームページを将来的にどうしていくかについて考え中でもあります。それと、文学やクラシック音楽といった世界が、自分の興味の対象としては以前よりも幾らか薄らいでしまったということもありました。
 というわけで、すみませんが、今のところはURLを公開しないということにさせて頂きたいと思います。今後気が変わることもあるかもしれませんが。

 リルケとプルーストの小説については、確かに言われてみれば、強く心に残っているという意味では、自分にとって重要な作品なのだろうと思います。ただ、読み返すことがあまりなく、離れてしまった気がしなくもないので、9位と10位にしてみました。
 ドストエフスキーやヘッセについては、10代の頃によく読んでいたと思いますが、その後なぜか次第に興味が薄れていってしまったと思います。結構愛読していたわりには、今ではそれほど印象に残っていないような気がします。不思議なものです。

 「文豪」なるものの意味がはっきりとは分からないのですが、イメージとしてはやはり、バルザック、ディケンズ、ドストエフスキー、トルストイ、漱石、といったような人たちが、一般的にはふさわしそうですね。彼らはまさに「小説家」と呼ぶことにためらいがほとんど生じない人たちでもあるでしょう。
 一方で、ゲーテ、メルヴィル、ヘンリー・ジェイムズ、ムージル、ジョイス、といったような、小説でありながらも小説を逸脱するような方向性を含む小説を書いた人たちのほうに、どちらかというと自分は(難解さを感じつつも)惹かれる傾向があるのかもしれません。こればっかりは嗜好の問題でしょうが。もちろん、形式だけでなく内容も含んでの魅力ということです。シュティフターの小説にしても、ある意味では小説としてかなり異端だということは言えると思います。
No.336 - 2013/03/09(Sat) 13:08:27
Re: / サロン・ド・ソークラテース主幹 [関東] [ Home ]
リニューアルをご予定なのですね。再開しましたらメールで結構ですので、ご連絡いただけますと幸甚です。感銘を受けた本のページがあるようでしたら、今後も参考にさせていただきます。

私も繰り返し同じ作品を読むということをしないので、印象は刻々と変わります。ただ、人格や思想の形成に大きな影響を与えた作品は深いところで生きているかなと思います。

文豪の意味は曖昧ですが、列挙していただいた作家たちのことで間違いはないと思います。ところで、私も小説らしからぬ作品を書いた逸脱の作家たちを難解と感じつつも惹かれます。小説にはこれといった決まりも法則もないものだと考えておりますが、独自の表現を追求する作家には刺激を受けます。

私はまずはエーリクさんの挙げた十大小説を渉猟することを目指してみます(特にゲーテ、ジョイス、メルヴィルを)。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
No.339 - 2013/03/10(Sun) 21:51:53
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