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セブンスフェスタ BBS&WEB拍手お返事

感想やクラティのことなどなど、お気軽にカキコしてください♪

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ティファ誕 / マップ
フェンリルに跨りふと見上げた星空が綺麗で、思いつきで連れてきたエッジの郊外。
満天の星に瞳を輝かせるティファ。
悩んだわりにはネックレスというありきたりなものしか用意できなかったけれど、ティファはとても嬉しそうにそれをつけてくれた。

「ありがとう。すごく綺麗…」

星明かりに光る石を見つめてから星空を仰ぎ見るティファを瞳に映し、思う。
今日と同じ星空の下で交わした給水塔での約束が、傭兵時代の俺を支えてくれていたこと。
雨の日、駅のホームでティファと再会して意識を取り戻せたこと。
その時のティファの一言が、不安定だった俺の心を繋ぎ止めてくれていたこと。
ライフストリームの中で、自分を見つけるときに寄り添っていてくれたこと。

ティファがいなかったら、一体俺は…。

今までの俺の全部。
全部だ。
ティファを中心に回っているみたいに。
我ながら呆れてしまうくらいに、俺の人生、ティファばかりじゃないか。

ティファが生まれてきてくれたこと。
俺と出会ってくれたこと。
今こうして一緒にいてくれること。
その全ての奇跡が、愛おしい。

「ティファ」

呼ぶ声に振り返る彼女。
星空は、いつも俺に勇気をくれるみたいだ。

「ありがとう。愛してる」

ティファは驚いたように俺を見つめた。
満天の星が魔法をかけたみたいに、照れ臭さはなかった。
しっかりとティファを見つめ返す。
星の光を受けて瞳が揺らめいたと思うと、ティファはふわりと微笑んだ。

「ありがとう、クラウド」

体が勝手に動くまま、ティファを抱きしめた。
愛しさに、不覚にも涙が滲みそうになった。

生まれてきてくれてありがとう。
誕生日おめでとう、ティファ。

彼女の両親、俺の両親、俺たちを守ってくれた人達。
俺たちを取り巻く全てのことに、感謝した。





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時間がなくて色々書きたいことをはしょってしまったから、いつか改めて書き直したいな。
できるだけ誕生日に近いうちに書きたかったんだ、ティファを愛してるから!!!!
ティファ、お誕生日おめでとう♪
クラウドじゃないけど、なんでこんなに好きなんだ、ティファのこと。
No.163 - 2013/05/04(Sat) 13:32:21
Happy Birthday ティファ☆ / マップ
あー小説間に合わんかった…
ティファ、お誕生日おめでとう♪
大好き、だーーーっ!!!
No.162 - 2013/05/03(Fri) 23:35:38
牽制攻撃 / マップ
「ねぇねぇ、そんだけカワイイんだからモデルのスカウトされたコトとかないの?」

「こんな若いうちから自分の店持ってやってるなんてすごいよ。料理もメチャ美味いしさ。俺毎日通っちゃおうかな〜」

「ねぇ、今度マジで一緒に遊びに行こうよ。お店の定休日って何曜?」

セブンスヘブンのカウンターに陣取った若者二人。
この新来者達、始めはテーブル席に座っていたが、ティファにちょっかいを出すためわざわざカウンター席へ移動してきていた。
よりによって、ティファの用心棒が座る席からわずか二つ離れた席に。
その用心棒はというと、傍から見ると特に気にする様子もなく、グラスを傾けつつ明日の配達ルートを地図で確認していた。

「ティファちゃんて意外とゴツいアクセサリー好きなんだ?その指輪見せてよ」

一人が手を伸ばしティファに触れようとした。
クラウドはチラリと視線を向けた。

「ごめんなさい、お料理運ぶので」

慣れた様子で笑って受け流すティファ。
二人は、料理を手にカウンターから出て行くティファの後姿を舐めるように見ていた。

「めっちゃくちゃカワイイな…ティファちゃん」

「お前、彼女いんだろ。手ぇ出すなよ」

「なにお前。本気で狙ってんの?」

「だってあんな可愛い子めったにいないぞ。それに見ろよあのスタイル…」

「あーーヤバいよな。俺もティファちゃんが付き合ってくれんなら別れてもいいかも」

「やっぱ彼氏いんのかなぁ」

「この際いても関係ねぇよ、奪っちゃえばいいんだし。とりあえず遊ぶ約束取り付けようぜ」

彼女の男がすぐ横で聞いているとは露知らず、好き勝手言う男達。
クラウドはまだ静かにグラスを傾けていた。

「ねぇ、次の休みいつ?こいつ車買ったばかりなんだ。一緒にどこか行こうよ」

カウンターに戻ってきたティファに男が早速声をかけると、クラウドが立ち上がった。
クラウドがカウンターの中へ入りティファに歩み寄るのを、男達はキョトンとした様子で見ていた。
クラウドは空になったグラスを渡しつつ、男達に見せつけるようにティファに頬を寄せた。

「ごちそうさま。先に風呂に入ってくる。ティファも早めに店閉めて上がってこい」

「……!」

ティファも含め、固まる三名。

「何かあったら、すぐに呼んでくれ」

そう言って涼しい瞳で男達に一瞥をくれると、背を向けて階段へと向かった。

「う、うん…」

消え入りそうな小さい声で返事をするティファと、その真っ赤になる頬を見て若者二人は思い知った。
色んなことを。

こうしてクラウドは、ティファに群がる本日の害虫二匹を追い払うのに成功したのだった。


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あんな美形で腕ムキムキの人にこんなの見せつけられたら諦めるしかないでしょうね。
ティファもクラウドが虫除けのためにわざとやってるのわかって、恥かしいながらも嬉しいのです。う〜ふ〜ふ〜

レス不要で拍手メッセージくださってる方々、ありがとうございます♪
子育て中なのを考慮してレス不要にチェック入れてくれてるんですよねきっと。みんな優しいなぁ…うぅ!
寝不足ながらも更新する元気をもらってます、本当にありがとうございます!(^▽^)
No.161 - 2013/04/26(Fri) 06:18:10
もう一回 / マップ
北の大空洞。

クラウド、ティファ、シドの三人は先程の戦闘で痛手を負っていた。

「イテテ…油断しちまったな」

「今のうちに回復しておくぞ。ティファ、ケアルガ頼めるか?」

「ごめんなさい、わたしも…ダメ」

「誰かエーテルかエクスポーション持っているか?」

と、その時。

ズシン…

三人は顔を見合わせ凍りついた。
地響きするようなこの足音……ダークドラゴン。
そこの岩壁のすぐ近くだ。

「…まずいな。やり過ごすぞ」

クラウドが声を潜めて指示を出す。

「岩場の隙間に隠れよう。見つかるなよ」

それぞれ身を隠せる場所を探して散った。




ドキン……ドキン……

ティファは岩場の亀裂に隠れ、早くなる心音を抑えていた。
瀕死とまではいかないが、三人ともひどくダメージを受けている。
今見つかってしまえば、かなりの苦戦を強いられるだろう。
最悪の事態だって想定される。

(お願い、気付かないで)

目を閉じて祈ったそのとき。

「すまない、入れてくれ」

ドキリと目を開けると、クラウドの抑えた低い声と共にその本人がティファのいる狭いスペースに入り込んできた。
とたんに体が圧迫されて、少し息苦しくなる。

「他にいい場所が見つからなかった」

至近距離にあるクラウドの顎と喉元。
ティファは不覚にも、頬が熱を持ち始めるのを感じた。

「……ク、クラウド」

「しっ。来るぞ」

…ズシン……ズシン……
地面に沈み込むような足音をさせてドラゴンが近づいてくる。
ティファの心臓はますます早鐘を打ち始めた。
それがドラゴンのせいなのか、クラウドのせいなのか、ティファにはもうわからなかった。
密着した胸から胸へそれが響いてしまいそうで、ティファは居心地悪そうに身じろぎした。

「…動くなティファ。気付かれるぞ」

耳元で囁くような声。
ティファは目を瞑って俯いた。

「……」

「……」

突然、くぐもったドラゴンの鼻息が聞こえた。
近い。
すぐそこだ。
匂いを嗅ぎ、探しているような息遣い。

(見つかる…)

ティファはクラウドを見上げた。
クラウドは瞳だけ外に向け、息を殺し気配を伺う。

しばらく辺りを嗅ぎ回っていたドラゴンだったが、幸いなことに三人に気付くことなく去っていった。

「ふぅ…」

安堵のため息を小さくつくと、クラウドは瞳をティファに向けた。

「狭かったよな。ごめん」

「う、ううん。よかったね、気付かれなくて…」

「ああ」

あまりに顔が近いため、目を合わせられず俯いたままのティファ。

「……」

「……」

なかなか出ていこうとしないクラウド。
少し遠いところから、シドの「うい〜〜…」と腰を伸ばすような声が聞こえた。

(早く出ないと…また何言われちゃうか)

焦ったティファがクラウドと岩壁の間から這い出ようと身を捩ったとき、クラウドが腕を伸ばしそれを制した。

「ティファ」

小さく呼ぶ声に恐る恐る顔を上げると、真剣に見つめる甘やかな瞳。

ドキン…

さっきよりも大きく跳ねる心音。

(これって…)

思った通り、少し遠慮がちに唇と唇が重ねられた。

「ーー…」

少し長く合わさったそれが離れると、クラウドは照れた笑みを浮かべた。

「…最後かもしれないと思ってたけど、思いがけず…できたな」

そう言うと、クラウドはスルリと隙間から抜け出して行ってしまった。

「おぅ、無事か。危なかったな〜!ティファはどこだ?」

「そこにいる。腰が抜けて動けないから、しばらくそっとしておいてやってくれ」

「そんなに怖かったのかぁ?ティファが?ほんとかぁ〜?」

「ああ」

明らかに不審がるシドの声を聞きながらティファは真っ赤な頬を両手で包んでいた。

(確かにこんな顔で出ていけないけど…もう!)

なかなか引かない火照りに、ティファは岩場の隙間にしばらくしゃがみ込むしかなかった。



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ありがちな展開?(笑)
決戦前夜後にこんなチャンスがあったらいいね。
No.160 - 2013/04/22(Mon) 18:02:04
目を盗んで / マップ
家族4人、リビングでのんびり過ごす休日の昼下がり。
デンゼルはソファに寝転んでテレビ。
マリンはダイニングテーブルでお絵描き。
わたしはキッチンでコーヒーを淹れていた。

「クラウド、お砂糖とミルクは入れる?」

クラウドは気分によってブラックで飲んだりそうでなかったり。
だから毎回聞くことにしている。

「ああ、入れようかな」

言いながらわたしの横にやってくる。
手伝いなんて、いいのに。
…って思ったけど、クラウドは隣に立ってわたしの手元を見てるだけ。
お砂糖とミルクを入れて、軽くかき混ぜてから渡す。

「はい」

「ありがとう」

受け取ると、そのまま数秒わたしを見つめる。

「?」

ふいに、クラウドはデンゼルとマリンに目をやる。
何かを確認するようなその仕草に、ピンとくる。
わたしに目を戻すと、もう一度さっと二人の姿を確認してから、素早く唇を重ねてきた。

「…っ」

一瞬だけ押し付けられた唇はあっと言う間に離れた。
予想していたから小さな声も出さずに済んで、よかったけど。
何食わぬ顔でコーヒーを手に去っていくクラウド。
自分のコーヒーにもお砂糖とミルクを入れながら、ニヤけちゃう唇をなんとか引き締めた。
今日だけで、もう3回目。

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子供達に気づかれまいとするスリルを楽しんでいるわけではなく、クラウドはただティファにチュッチュチュッチュ、したいんです。
あんな二人だけどこんな時期も来るんだろうなムフ。

このくらいの長さの文が限界。
またふと思いついたときにココで更新していきます♪
No.159 - 2013/04/16(Tue) 11:09:08
WEB拍手お返事 / マップ
●レス不要の方々
感想や出産のお祝いメッセージなどなど、嬉しい気持ちいっぱいで読んでます!ありがとうございます♪


●4月14日
とにかく幸せでしたvv元気な〜 の方

幸せを感じてもらえて嬉しいです!
サイト持つ前は素敵なクラティサイト様でわたしも幸せを貰ってました。今は少しでも提供できる側になれてるなら、嬉しいな〜。
これからしばらく本格的な更新はできませんが、ココに短い小説くらいはアップしてこうと思うので、気が向いたときはまた遊びにきてくださいましー!
メッセージありがとうございました♪



●4月8日
絵が綺麗でうっとりします!〜 の方

ありがとうございます♪
そう言ってもらえると嬉しいです〜(^^)
しかしまだまだです。もっと描いて描いて、上手くなりたいなぁーと思ってるんですがなかなか…。
応援もありがとうございます!
なかなか更新する時間もないですが、頑張ります!
メッセージありがとうございました♪



●3月30日
リクエストありがとうございます♪
しばらくはリクエストを消化できるほどしっかり小説書けないんですが、また時間ができた頃に検討してみます。
ありがとうございました!



●3月25日
新しいのマダカナ♪(・∀・)wktkして〜 の方

待っていてくださったのになかなか更新できずにすいません!
これからもちゃんとした更新はしばらくできなそうですが、ココに短い小説くらいはアップしてこうと思うので気が向いたときはまた遊びにきてください!
メッセージありがとうございました♪



●3月17日
十分エロいです(*´д`*) の方

そうですか?ですよね…。
なんだかすいません(笑)
感覚がマヒしてエスカレートしてるのは感じてます。
まぁしばらくエロスな漫画は描かないと思います!
拍手ありがとうございました!



●3月16日
頑張って下さい(> <) の方

はい、応援ありがとうございます!
できるだけ頑張ります♪
拍手ありがとうございました!
No.158 - 2013/04/16(Tue) 11:08:34
お知らせ / マップ
拍手のお返事もできず放置状態になり、すいません!
赤ん坊が生まれ、只今絶賛育児中です。
しばらくは更新はできませんが、サイト閉鎖はもちろん考えていません。
赤ん坊の睡眠時間が増えてきたらまた更新を再開しますので、気長に復帰を待っていただけたら嬉しいです!
更新したーい!クラティかきたい〜!という気持ちはあるので、短い小説なんかが書けたらこの掲示板にアップしようかなと考えてます。
近状報告でした( ´ ▽ ` )ノ
No.156 - 2013/04/14(Sun) 08:49:25
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
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