とりあえずビュウの気色悪い声真似に笑いました。
というわけでアンソロ再録版を読ませていただきました。
まだ簾屋さんのサイトに出会う前のもので、自分がネットを接続したときにはアンソロは絶版になっていたので、読めて嬉しいです。
橋、に関する話ですが、正直大変自分好みの話でして、大工の人間味ある台詞に感慨深いものを感じました。
実際戦争報道なんかを見ても、確かに政治家の勝手な政策によって一番被害を被るのは一般人であり造る側の人間ですよね。望んで軍人になったビュウにもそのことは分かっていたようで。ただそれでも自分の腕を犠牲にしてまで橋を落とさないで戦うという狂気じみたことができるのは<やっぱりビュウだけだとも思います(笑)
これだけリアルな話ならばもしかしたら実話かなにかをモチーフにしているのかな?と思ったらあとがきにしっかり明記されてましたね。旧ユーゴスラヴィアの話は自分も聞いたことがありました。それだけにあの橋が再建されたというのは大変喜ばしいです。ってか今日知りました。
素晴らしい話をありがとうございました。これからもぜひ頑張ってください。風邪のぶり返しに気をつけてください。長々と失礼しました。 |
No.390 - 2008/02/19(Tue) 02:27:59
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