絵のことは分からないけど、近年のトップ絵とか4コマを見る限り画力はむしろ進歩していて、であればスランプの原因はストーリーなのかな? と勝手に推測しています。もしくは、立ち絵をほぼ全部差し替えたタイミングあったじゃないですか。あそこで百パーの絵を描いてしまったために画力のハードルが上がったとかですかね。
絵については全く加勢できませんが、ファンの目から見てグッバイトゥユーのストーリーに欠けているものを強いて挙げるなら動機だと思います。 今のところ夏川は悪への憤怒(=正義心)、そこから発生した仲間意識に基づいて動いていますが、正義心や仲間意識は、たとえば性愛や生存本能みたいな根源的な動機と比べるとあまりにも弱いです。たぶんさわやまさん自身でも夏川のしたいことってハッキリ説明できないのではないでしょうか? その辺りが最も顕著なのは最新版のver4で、このエピソードの主体者はなーちゃんであるにも関わらず、その解決を全て夏川がこなすという形になっていて、ここでは「夏川はとっても仲間想い」という少々弱い情報しか提示されてませんから、事実上ストーリーは進展していません。 と同時に重要な伏線として、墓場が動き出したシーンが序盤(なーちゃん帰還まで)に描かれていますから、ver5ではついに出雲要をラスボスに据えた墓場との攻防が始まるのだろうなー楽しみだなー、と、思ったのももう十年前ですか。
いや、全然違う展開を想定されているのかもしれないですけど、とにかく夏川には何か強烈な動機や、分かりやすい対立が必要だと思うんですよね。墓場サイドに誰か殺されるとか、出雲が接触してきて思想の食い違いを叩きつけられるとか、もしくは意外と良いやつで夏川が美術館の敵になっちゃうとか。まあ十年も待っていればまだ百通りくらい妄想のストックありますよ。 ただ夏川の能力バレたのはかなり痛手ですよね。「格上相手になぜか勝っちゃう謎の新人」から「正面なら避けまくれるCランク」に堕してしまった主人公をどう活かすのか、確かに作者的には難しいでしょうね。何か夏川の能力に成長というか、応用があると面白いんですが。 長々とすいません。 |
No.812 - 2018/04/10(Tue) 08:12:52
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