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\けいじばん/

自分の思ったように書いちゃってください
ただし!みなさんが不快に思うような
書きこみだけはやめてください
削除などは管理人独自の判断でさせていただきます
またなんらかの事情で削除してほしい方は
私に申し込んでください

飲み残し / 枝夢
飲み干したジュースの缶の底にゆるり、溜まる。

逆さまにしてみても、
思い切り振ってみても、
一滴、垂れるか垂れないか。

私は、

そんなに飲みたいわけじゃないのに、
いつも必死に舌を伸ばしたりして。



缶の口で舌を切った。

じわり、痛む。



口の中に広がる、錆びた味。

あぁ、まるでいつもの私。


つまらないことに必死になって、
馬鹿みたいに強がって、
結局傷ついて、


その、繰り返し。


気づかぬうちにまるい缶の底ぐるぐる廻る。

飲み残し。
水で洗ってしまえば、外に出られるのに。

そしたら、ただのゴミになって無くなるのに。

+++++++++++++++++++++++
太宰治の女生徒という作品を読んだんだけど
自分を醜いとか、嫌だ、俗だという表現が多くて
なんだか気が滅入りました;;
でもすごく彼の文章には惹きつけられるんですよねー・・・
短文とか名詞で終わる文が多いのがなんか好きだ。

病み文ごめんなさい↓↓
No.1265 - 2011/02/24(Thu) 22:27:29
(No Subject) / イズム

さて
いよいよ盛大に分からなくなってきた

あの子が俺の知ってるあの子じゃなくなった
もともと知らなかったでしょって
きっと笑いながら言うんだろうけど

ああ駄目だ それは駄目だ
何も知らないんだ何も分からないんだ
何も 何も 何も

近くにいたのに離れてしまった
大好きだったのに嫌いになってしまった
今も大好きなのに あの子は嫌いになってしまった

違う 嫌いじゃないんだ どうでもいいんだ
前からずっと 俺なんてどうでもよかったんだ

俺に言わない大好きを色んな人に言って
俺は大好きなのに応えてはくれなくて
苦しいのも悲しいのも辛いのも
皆傍で聞いてたのに 俺なんかどうでもよくて

俺の言う大好きが全く伝わってなかった
俺の事なんてどうでもよかった
俺の言う事なんて 何も聞いてなかった

全部あの子の自己完結で始まって
全部俺の自己満足で終わっちゃった

好きな人が出来たんだって
おめでとう おめでとう
人を好きになれたあなたが嬉しくて仕方ない

じゃあ俺はなんなんだろう
俺がいくら大好きって言っても
あの子は迷惑そうに笑うんだよ
知ってるって 知らないくせに言うんだよ

もう嫌だ 嫌だ
報われたい訳じゃない
でも あの子を思った全てを何も知らないまま
あの子が別の人を見たのが辛い

何が言いたいんだろう
融けて 融けて 融解して
全く知らない人 嬉しそうに話すんだよ

辛いよ 俺は
俺のしたことは
あの子にとって何の意味も無くて
何の役にも立たなくて
あの子にとって
俺は何の意味も無いんだよ
No.1263 - 2011/02/16(Wed) 20:39:53
不良品 / 枝夢
自分のパーツを全部崩して
完璧探しの自分探し


本当の自分なんて人に見せられるもんじゃぁないよ


偽りの自分、要らないパーツ

心の半分をごみ出したよ
要らない自分本当の自分

嘘で全部くっつけて
それでも捨てきれなかった分を箱に詰めて隠す



僕は不良品だから
自分で改良したって文句はないだろ?



神様のおふざけ逆さま宇宙

接続違いの可笑しな言動

これでもまだ不良品

++++++++++++++++
分からない
自分って難しい
No.1262 - 2011/01/23(Sun) 17:20:07
(No Subject) / 架音

欲しい。
欲しくて欲しくてしょうがない。

でも、きっとそれは今だけ。
後悔する。

わかってるけど欲しいの。

今、後悔してるの。

今更だけど、欲しいの。

ごめんなさい。

もう、遅いよね。




でもね、あなたが欲しいの。






++++++++++++++++

(やっぱり、受け入れていればよかったと今更後悔。)
(遅いよ。)
(残念でした。)
(欲張り。)
No.1261 - 2011/01/18(Tue) 21:46:22
小さな恋の終わり / 枝夢
好きだった






好きで
好きで
大好きだった













あなたはあの子のもの
No.1260 - 2011/01/13(Thu) 00:29:38
ワールズエンド / イズム

世界の終わりの端

曇り空と少しの青空と

裸足の小さな少女

強い風に煽られる髪と 

割れたコンクリート 鉄骨

バタバタと大きな旗が

わざとらしく何処かで鳴った

世界の終わりの端っこで

まっすぐを見つめる少女

はためくSOS は 届かない
No.1259 - 2011/01/03(Mon) 12:57:39
窓の外に手を伸ばせただろうか / 枝夢
窓の外で風がびゅうびゅうと吹き荒れているのを、
私は感じていない。

温かな毛布にくるまって、
カーテンさえ開けずに、
ただ窓が揺れる音を聞いている。

がたがたと、
割れんばかりの音で軋むガラスを、
私は見ていない。

外がどんな寒さかさえ知らずに、
自分は温かな格好をして、
温かな食事を取っている。



外で誰が震えているだろう。

外で誰が温もりを求めているだろう。



私はその声を聞いていない。

誰かが私の肩を叩いて、

「外は大雨で、傘を忘れた小さな女の子がいるよ」

と、一つ一つ教えて貰うまで

私はその声さえも聞こえずにいた。

+++++++++++++++++++++
1リットルの涙を見て思った。
病気で苦しんでる人がいるのに、知らない自分。
分かるのに、知らないこと。
人間には足や手や口や耳があるのに、
それを感じるためにあるのに、
私はそれをちゃんと感じられているだろうか。
No.1258 - 2010/12/28(Tue) 16:23:09
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