36012

掲示板 DC

こちらは、陸内(くがない)なるみのDeepCollectionの掲示板です。
2022年4月から作品発表をピクシブに移行しておりますので、この掲示板では近況や更新情報などを載せていくことになります。
 pixiv:80426221 です。

ManBOO!より / なるみ
上記の通りネットカフェからこんにちは!なるみです。暑いですね。皆様お元気ですか。
腕はだいぶ良くなったのです。ご心配おかけしました。
しかし先日から家のネットが繋がらなくなってしまって、訳が分からず苦労しております。
まだ戦っています(;∀;)。
煩わしくなっちゃったんでネカフェへ。でもやっぱり落ち着かない。妖しいタイプのSS書く雰囲気じゃないなぁ。
更新はのんびりで、よろしくご理解お願いします。
No.1117 - 2020/08/29(Sat) 12:38:43
WEDDING BREAKFAST / なるみ






「暑そうですね」
「外に出たら熱中症になりそうだな」
 ふたりは今、高層ホテルの上階の一室で肩を並べて外を見ていた。
 昨晩豪華なディナーを食べた後、バーで一杯飲み、それから彼らはこのスイートルームに入ったのだった。
 8月17日は日向の誕生日だ。
 その日を内緒の結婚記念日にしようとふたりは考えたのだった。
 誰も参列者のいない部屋の中、互いに指輪をはめ合って誓いのくちづけを交わす。
 その後、当然のごとく深く激しく愛し合い、体も心も満ち足りて朝を迎えたのだ。
 ベッドの中で日向は言った。
「今日は俺の好きにさせろ」と。
「いつだって、好き勝手……してる、くせ…に………あ…ん……」
 後ろから肩の傷跡を舐めてくる。
 身体の芯が熱くなるような的確で丁寧な愛撫。
 若島津を気持ちよくさせようとするその手は、いつも以上に優しかった。
 絡み合い、縺れ合い、やがて満ち足りてふたりは深い眠りについたのだ。
「冷める前に腹に入れよう」
 先刻運ばれて来ていた食事に視線を向ける。
 バスローブをはおったまま遅めのブレックファストを取った。喉を通る紅茶がとても美味しい。
 日向はにやりとして彼を見る。
「すました顔してるけど、お前昨夜……」
 彼の痴態を思い出しているのだろう。
 親指で唇を拭う仕草をして目をすがめた。
「変なこと思い出さないでください。日向さんだって凄くしたがって……」
 何度も放って最後にはスカスカになっていた。
 お互い死ぬほど触れ合って、死ぬほどイキまくったのだ。どっちがどっちということもない。
「飯食って復活した。ベッドに戻ろう」
 食事を終えた日向は彼の手首を取る。
「でも」
 まだ午前中だ。
 夏の日差しは明るく照りつけている。
「俺たちは結婚したんだ。遠慮することなんてなにもないだろ」
 日向の言葉に彼も椅子から立ち上がった。
 しかし、連れ立ってベッドに向かう途中で声を上げる。
 目に困惑の色が満ちていた。
「カーテン引かないと……」
「嫌だ。お前を全部見せろ」
 子供のように我儘を言う。
「明るい光の中でお前の全てを見たい」
 だからってこんな夏の日差しに包まれてSEXするなんて。
 困り顔の彼の唇を、昨晩の誓いを彷彿とさせる唇が奪った。
「若島津、愛してる」
 バスローブの内側に忍び込んだ指が、すでに悪戯を仕掛けて来ている。
「今日は……特別ですよ」
 儚い声をもらし、日向に望まれるまま彼は白い身体を大胆に開いていた。
No.1110 - 2020/08/16(Sun) 22:54:07
Re: WEDDING BREAKFAST / S
幸せなお話、ありがとうございます!
おかげさまで今年も良き日向誕を迎えられました(*^^*)
手を痛められてるのに本当にお疲れ様です。
引き続きお大事にしてくださいね!
No.1111 - 2020/08/17(Mon) 06:11:16
Re: WEDDING BREAKFAST / M
このお話を読めて幸せです。ありがとうございました😊 
No.1112 - 2020/08/18(Tue) 09:34:27
Re: WEDDING BREAKFAST / Y
なるみ様
右手はいかがでしょうか。痛みが少しは軽くなっていますように。
日向誕のお話、もう感無量です。
通常私の中の日向さんはコーヒー、若島津は紅茶派なのですが、こういう朝には若島津にあわせて二人で紅茶を嗜んでもらって、すごく優しい気持ちで若島津のこと大事に抱いて欲しいので、今回のお話最高です。幸せをありがとうございました❗
小次健フォーエバー💕
No.1113 - 2020/08/20(Thu) 10:15:07
S様 / なるみ
遅レスほんとにすいません💦
日向誕と若誕にはなにかしたいですよね。頑張りました。
おかげさまで手はだいぶ良くなりました。
これからもマイペースに書き続けて参りますので、おつきあい下さい。
ありがとうございました。
No.1114 - 2020/08/29(Sat) 11:32:50
M様 / なるみ
書き込みありがとうございます。返事が遅くなってしまって大変申し訳ありません。
今回は優しい雰囲気のお話を……と思って書いてみました。M様の心の琴線に触れることが出来たのなら幸いです。
今後も書き続けて参りますので読みに来て下さいね。
No.1115 - 2020/08/29(Sat) 11:52:22
Y様 / なるみ
こんにちは。感想ありがとうございます。お返事遅くてすいません。
日向誕、喜んでもらえたようでうれしいです。
紅茶の名前にインスパイアされたお話なんですよ。ふふふ。うまく書けたようでほっとしてます。
『小次健フォーエバー』を合言葉に今後もよろしくお願いします。
No.1116 - 2020/08/29(Sat) 12:12:10
左手メインだと不便 / なるみ
左手メインだと不便この上ない。
パソコンってすごいツールだと思う。
今日は終戦記念日。ということは後2日で……。
なにかちょっと頑張りたい。負けるな、私。
No.1108 - 2020/08/15(Sat) 21:35:12
先日右手を痛めてしまいまして / なるみ
上記の通りで更新が滞っております。
すいません。
普段の生活にも事欠くありさまです。
痛い。
No.1103 - 2020/07/24(Fri) 16:19:15
Re: 先日右手を痛めてしまいまして / S
それは大変ですね…
どうぞお大事にして下さい!
いつも萌えと元気をいただいてます(^^)
No.1104 - 2020/07/28(Tue) 10:37:15
Re: 先日右手を痛めてしまいまして / Y
なるみ様
大変ですね。お大事にして下さい。
この機会にゆっくりお休みできるといいのですが、、、
私もいつもなるみ様のSSから幸せをいただいています。
ありがとうございます!
No.1105 - 2020/07/30(Thu) 22:39:02
S様 / なるみ
お気遣いありがとうございます。
ただいま絶賛治療中。
復活待っててくださいね。
No.1106 - 2020/07/31(Fri) 20:44:51
Y様 / なるみ
左手だけだと出来ること限られてて大変です。
更新したい気持ちはあるのに……。
時間はかかるかと思いますが待っててください。
No.1107 - 2020/07/31(Fri) 20:51:24
ちょうどいい / なるみ






 いつも日向の愛撫は念入りだった。
 いとしさの表れなのか、微に入り細にわたり、そしてこれ以上ないくらい的確に、彼を攻め立てる。
 可憐な恋人は肌を火照らせて、浅黒い身体の下で喘ぐばかりだ。
「う、あ、ああ……」
 感じやすい彼が乱れるのを見るのが、日向は大好きだった。
 当の若島津はそれが恥ずかしくて溜まらないし、はやくイってしまうのは男としての沽券にかかわると、無駄な抵抗を示す。
「なあ、呼吸合わせようぜ」
「ん、」
「このままだとお前また先にイっちまうだろ。ほら。少しリラックスしろよ」
 それでも、数日前からの二人の課題をどうにかクリアしたいと、日向は真剣に思っていたのだ。
 カクカクとした腰の動きを緩める。そして恋人に少しの休息を与えた。
 若島津は強壮な腕の中で伸びあがって、長く深い息を吐く。胸が激しく上下していた。
 伏せられたまつげが細かく震えて、見ているだけでぐっと来る。
「俺と一緒にイきたいんだろ」
「……はい」
 素直で色っぽい声だった。
 彼も気にしている案件なのだ。
「もう少し我慢できるか。俺ももうちょっとだからさ」
 彼の色っぽい表情を間近にしながら、耳元でかすれ声で囁く。
 白い身体はびくっとなって、挿入されていた日向の局部を心地よく締め付けた。
「おっ、いいな」
 痺れるような快感に思わず耳元で再びの声を漏らす。すると彼はいやいやをして日向を非難した。
「それ……ダメです」
「なんだ」
「耳元で囁くの、ダメ……」
 世にも甘い声だった。
 赤い顔をして訴えるので日向はいったん顔を離す。
 どうやら耳への囁きだけでも若島津にはやばいらしい。
「お前ホント感じやすいのな」
「だって」
 日向は声を封印し、あとは腰の動きも押しとどめ、若島津の絶頂の気配を冷静に伺った。
 いつもとは違うことに注意力を注ぎ込んでいるので、なれない筋肉に力が入っている。
 でも今夜はなんとしても合わせたいのだ。
 頃合いを見て、少し強めに握っていた彼の性器から指を離した。
 自分の発射とタイミングを合わせる。
「イク時は一緒だぜ」
「あーっ」
 彼の足先が跳ね上がった。
 腰にぎゅっと力が入って、日向の性器は心地よい肉に締め上げられる。
「くうっ……たまんねぇ」
「あ、あああ!」
 我をなくした叫び声を浴びながら、日向は卑猥なぬくもりの中にだくだくと精液を注ぎ込んでいた。
 若島津の性器もまだしっかりといきり立っており、白濁を間欠泉のように迸らせている。
「あ、ああ、ああっ」
「すっ…げえ、気持ちいい」
 思惑通り同時にイケた。
 激しい快感だった。
 日向は彼の顔を間近から覗き込む。
 彼は頬を薔薇色に染めて一瞬放心した表情を浮かべた。それが数秒後には満足げな顔にかわって、いとしむように日向を見上げる。
「一緒に、イけた……」
 儚い言葉。その意味は深かった。
「最高だったな」
 日向も満足して荒い声を吐く。
 若島津は照れくさそうに頷くと、小さく笑って彼の男の胸に頬を摺り寄せていった。
No.1102 - 2020/07/09(Thu) 23:17:21
遅い奴 / なるみ




 いつも通りたっぷり愛された。
 感じまくってイキまくった若島津はもうへとへとだ。
 このままうずくまって眠ってしまいたいところだが、どうにか一矢報いたいという意地もある。
「日向さんが遅いんですよ。そういうの、……遅漏…って言うんでしょ」
「なにぃっ」
「それをごまかす為に俺のこと触りまくって、抵抗できないくらい追い込んで……、先にイかせて、……卑怯ですよ」
「なんだと。感じてるのはお前だろ。ちょっと触っただけでいい声出しやがって。いやらしく腰ふって煽ってくるじゃないか。だから俺も燃え上がっちまうんだ。仕方ないだろ。みんなお前のせいだぞ」
「ひどい」
 傷ついた表情に日向はハッとなった。
 言い過ぎたと反省して若島津を熱烈に抱き締める。
「なあ、そういうのいやか」
 耳元で、低くて甘い声を出していた。
 日向はタラシだ。
 若島津専用の。
 彼は声を震わせて聞く。
「……そういうの?」
「遅漏」
「認めたんですか」
「いや。なんか不名誉だから納得いかないんだが……。お前がいやなら努力する」
 表情が真剣な分どこか滑稽に思えた。
「努力って?」
「はやくする」
 そんなのそう簡単にコントロール出来るものでもないだろうに。
「お前よりはやく、何度も、勝手にイキまくる。それでどうだ」
「どうだって言われても……」
「お前から俺のこと触りまくって、舐めまくって、いやらしいこと囁いてみろよ」
「そんな」
 若島津はいつも日向にすべてを任せて愛してもらっている。
 結構マグロな彼には、日向の要望は高いハードルだと言えた。
「『もう硬くなってるぜ』とか『ぬるぬるしてる』とか俺をその気にさせろよ」
 例えのセリフを耳元で囁かれ若島津の頬が震える。
 日向はそのつもりはなかったのだろうが、不意打ちの囁きに彼は不覚にも感じてしまったのだ。
「日向さん……」
 彼の変化に日向はまだ気づいていない。
「手でちんちん握ってさ……。口でもいいな。しゃぶって、舐めまわして……じゅぷじゅぷ音させて………俺を煽って何度もイかせろよ。お前より回数多く」
「そんなの、無理っ」
 若島津は白旗を上げていた。
 日向より彼のほうが感じやすいのだ。
 勝てない勝負だった。
「もう分かったから離れてください」
「なんで」
 若島津は沈黙する。
「あれだけした後なのにまた勃起しちまったからか?」
 日向の手は彼の股間をすっぽりと包んでいた。
 頬に熱烈なキスをくれる。
 若島津は真っ赤になった。
 申し開きが出来ない。
「お前は感じやすくて淫乱だからな。俺くらい我慢強い奴でないとお前の身体は満足しないだろ」
 日向は指先で彼の性器を撫でながら耳たぶを噛んでいた。
「う…っ」
「早漏」
 意地悪な言葉を吐息交じりにセクシーに囁いて、日向は彼を圧倒する。
「………」
 彼は観念して唇を噛むと、疼き出した身体をたわませて日向の前に投げ出していた。
No.1101 - 2020/06/20(Sat) 00:45:06
再放送 / なるみ





C翼にはまったく関係ないんですけど………。

あるアニメ。今頃再放送するとは!
DVD買って持ってる私としてはショックです。
くやしい……。
No.1100 - 2020/06/19(Fri) 23:31:43
いだてん / なるみ





「お前、イクのはやいよ」
「え、え、……なに」
 若島津は朦朧として返事を返すのが精一杯の状態だ。
 なにしろ後ろの穴には、日向の勃起をみっちりと入れられている。
 並外れて元気で大きいそれに突き上げられて、彼は白い蜜を発射してしまったところだった。
 日向はまだイっていない。
 彼はうつ伏せで膝をついて腰を上げ、背後から満たされていた。
「漏らすのがはやいっての。……早漏」
 ダメ押しのように言われて屈辱に震える。
「し、失礼な」
「俺はまだ保ってるぜ」
 話している間も日向は腰をゆるく動かしていた。
 若島津は股間に再び熱い熱が灯るのを感じる。
「だめだ、また」
 切羽詰まって声がうわずった。
「反応いいな」
 高ぶってきた肉棒を熱心な手のひらが握り締める。
「あ…んっ」
「もう一回抜いてやる」
 自分はまだ余裕があると日向はにやりと笑った。
「日向さんっ」
 彼の恋人はベッドの中では特に意地が悪かった。
 執着心が強いというべきだろうか。
「やだ…、まだ……イクのいや。俺……、我慢するから。我慢させて………」
「感じてんだろ、我慢しなくていいって」
 彼の分身はぬるりとしていて、日向の手が滑るほどになっている。
「それにしても感じやすいな」
「あ、ああ」
 尻の内側がわなないて日向のそれを絞り上げていた。
 肉のしたたかな硬さを味わって、声が色っぽくかすれる。
「……っ」
「お前、底なし。感じすぎだぜ。もうイきそうか」
「だって、だって……う、うあああ!」
「くうぅっ!」
 今度は一緒に達していた。
 二人の身体は前のめりにどっと倒れこむ。
 しばらく荒い息が続いた。
「やっぱはやいって……。それに、回数イクから俺より疲れんだろ」
 さんざん手ひどい行いをした後で、日向は必ず優しく彼の黒髪を撫でてくる。愛しくてたまらないというように。
 若島津は息を乱して訴えた。
「だって……仕方…ないん……です。日向さんに求められてる、愛されてる……て思ったら………、俺……いつも、すぐイっちゃう……。気持ちよく…て………何度も、何度も……」
「若島津っ」
 真っ赤な顔で言葉を紡ぐ彼があんまりにも可愛くて、日向は鼻息も荒く再び挑みかかっていく。
 正直で罪深い彼は、今度は日向の口の中に招き入れられまたも瞬く間にイかされてしまったのだ。
No.1099 - 2020/06/15(Mon) 23:33:02
クイズです。 / なるみ
クイズです。

「速い奴ってなんだっけ?」

〇「いだてん(韋駄天)」
×「早漏」

×だったあなた。私と一緒に反省しましょう。
No.1098 - 2020/06/14(Sun) 17:58:47
失神 / なるみ




 普段若島津は自分を厳しく律して生きている。
 そんな男らしい彼が腕の中で淫猥に乱れているさまは、日向の狂った欲望を満足させた。
 そのギャップが激しいほど興奮する。
 彼はいま、身体の下でいやらしく見悶えていた。
 快楽に酔って染まった頬がかわいらしい。
「気持ちいいか」
 熱く硬く変化している若島津の性器を日向は弄んでいた。
「…うっ」
 偏愛と執着とをあらわにした手慰みは、凄まじく尖った感覚で彼を熱く刺激している。
「こたえろよ若島津。こんなに大きくさせてるくせに感じてないなんて言うなよ。だんまりはなしだぜ」
 鋭く眼を眇めて、狙いすました指先は彼の尿道をひっかいた。
「痛いっ」
 腰がびくっと動く。
「おっと、悪かったな。手がすべった」
「くっ、……ひどい……」
 非難する目が潤んでいた。
 荒い息を吐く唇はかすかに開いてあどけない。
 彼ほど強い男が他者に屈しているのだ。
 その様子は無力で滑稽だった。
 潔癖で清廉ともいえる彼をめちゃくちゃに貶める。
 好きなシチュエーションだ。
「そろそろいきたいか」
「……」
 恐る恐るながら、期待を込めた視線が日向を見る。
 暴君に性器の根元を絞り続けられていなければ、とっくに彼は一度二度と精液を迸らせていたことだろう。
 けれど指はゆるまない。
 むしろきつくなった。
「ゆるめて…くれ……」
 苦しそうな息。
「頼むから……」
 懇願を示す眼からは涙があふれている。
 日向は見惚れていた。
「いつも思うことだけど、こういう時のお前はいつにもまして綺麗だな」
「ばかなことを」
「マジだよ。綺麗で猥褻でたまんねえよ」
 犯したいほどに。乱したいほどに。
 日向を狂わせるほどに。
 彼は綺麗だ。
 若島津は快感に飲まれると、気づかぬうちに日向を誘って腰を蠢かせてしまうのだ。
 股関節がゆるむ。
 腰が浮く。
 娼婦もかくやという媚態。
 日向は息を荒くしてそれを記憶に刻む。
「若島津」
 囁きに呼応して彼は日向の名を呼んだ。
「日向さん、日向さん。もう、辛いんだ……。いきたい、いかせて……」
 長時間になった戒めは彼のプライドをずたずたにしている。
 完全に屈服していた。
 日向は彼に対する全能感に陶酔している。
 彼を好きにしているという手応えは、情熱的な愛情をさらに過激なものにした。
 股間に頭をうずめると、日向は彼の性器をしゃぶり始めた。
 びくびくと蠢く様子が痛々しい。
「……お願い」
 そんな風にしないでと頼む手が、日向の頭を押しのけようとする。
「根本、外して……」
「だめだ。俺が満足するまで外さない」
 まだ虐められるのだと思い知らされて彼は肩をすくめた。
 根本を絞ったままで日向は音を立ててじゃぶり続ける。
「なあ、後ろ……いじられながら、いきたいか」
「………」
 蕾を開かれるのは嫌だった。
 どうしても抵抗感のある行為に、若島津は顔を歪ませる。
「ちんちんもケツの穴もいじくりまわされながら、俺の口の中に出したいだろ」
「やだっ」 
「遠慮すんな。飲んでやる」
「やめろ、やめてくれ。……ああぁっ」
 言いながら挿入される中指の質感に彼はおぞ気あがった。
 怯えて、感じて、なすすべもない。
「日向さん、もう………あ、ああ…ん、いや。いやだ」
「若島津。そういうかわいい声、興奮するぜ」
 すぐにまたCENSOREDを口の中に納めてやると、若島津は手放しに泣き狂った。
「……ひ、ひ…っっく」
 もはや声にもならない。
 日向はまだまだ指をゆるめないで戒めを続けている。そして別の二本の指でとろとろに蕩けだした熱い内部をなぞりながら、彼が失神するまで肉竿をしゃぶり続けたのだ。
No.1097 - 2020/05/28(Thu) 00:10:37
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
150/150件 [ ページ : << 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 >> ]

- HOME - お知らせ(3/8) - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - メール - 環境設定 -

Rocket Board Type-LL (Free) Rocket BBS