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掲示板 DC

こちらは、陸内(くがない)なるみのDeepCollectionの掲示板です。
2022年4月から作品発表をピクシブに移行しておりますので、この掲示板では近況や更新情報などを載せていくことになります。
 pixiv:80426221 です。

私信 / なるみ
私信 

S様。ご無沙汰しております。
たくましい日向の背中を拝見しました。いいっす。素敵っす。若島津が惚れるのも無理のないいい男ですね〜。
イラストの更新とってもうれしかったです。ありがとうございました。
No.1149 - 2021/06/21(Mon) 22:14:42
ありがとうございます! / S
ご無沙汰してます!
Twitter見て下さってありがとうございます(^^)
なるみさんのSSから勝手にイメージ拝借させていただきました。喜んでもらえて良かった〜w

本日更新の新作、二人が幸せすぎて朝からニコニコが止まりません。大人になって離れてから気持ちに気付くパターンもいいですよね。気付かずに過ごしてきた時間を取り戻すようにお互いを大切に思うところにキュンとなります…
こちらこそいつも萌えをありがとうございます!
どうぞお体に気を付けて(^^)
No.1151 - 2021/06/23(Wed) 09:46:35
S様 / なるみ
こんにちは。勝手に掲示板での私信ですいませんでした。
私Twitterをしてないものですから、そちらでの書き込みが出来ず失礼しました。
お返事ありがとうございます。
イラストかっこよかったです。鋭い視線も魅力的。
私もS様に萌えていただけるようにこれからも頑張ります。S様も無理はなさらず、でも煩悩が溢れたらぜひ形にしてみてくださいね。ちなみに日向誕の用意はいかがなものでしょうか。楽しみにしてます。
それでは失礼いたします。
No.1152 - 2021/06/23(Wed) 21:43:02
お見合い / なるみ

 カーテンの隙間からさす朝の光が柔らかい。
 心地よい目覚めだ。
 そこで俺は隣りに人の気配がないことに気づいた。
 昨日睦み合ったベッドには俺だけが取り残されていた。
 若島津のことだから、昨夜の余韻をいまごろこっそりシャワーで洗い流しているのだろう。
 そしてすぐに、洗濯をするからとシーツをはがしにくるに違いない。
 それから朝食も完璧に用意して俺をねぎらってくれる。
 適当でいいと言っても妥協はない。
 きちんとしていると思う。
 時間とか約束とかにも細かい。
 真面目だし、お堅い。頭が固い。
 そこがいい所でもあるのだが、俺にはちょっとややこしかった。
 たまには殻を破って欲しい。
 もっと自分を解放して欲しい。
 俺の腕の中でももっと素直に乱れて欲しい。
 せっかく恋人同士になったのだから、俺と同じくらい激しく我を失くすくらい求めて欲しいのだ。
 今のままじゃ俺の気持ちだけが空回りしているようだった。
 学生時代はまったくそういう雰囲気ではなかったのに、成人してから俺たちは互いを恋焦がれるようになった。
 実は昔から互いに心憎く思っていたらしいのだけれど、二人とも鈍いのか馬鹿なのか、そういう事態にはならずに過ごしてしまっていた。
 恵まれた環境にいすぎて現状維持で時が過ぎてしまった。
一緒にいることが当たり前すぎて、離れてから思いに気づいたようなものだ。
 俺はイタリアに旅立ち、若島津は国内でプロとして活躍している。それぞれが独立して戦っている。
 強くなったものだ。誇らしくさえ感じられた。
 そして距離がある分愛情も深くなるようだと俺は感じていた。
「日向さん」
 寝室のドアが開かれ自慢の恋人が顔を出す。綺麗な黒い眼が真っすぐに俺を見つめた。
「おはようございます」
「おう、おはよう」
「もう起きてください」
 洗濯機を回したらすぐに食事だと、出かける時間を考慮に入れた逆算の計画だった。無駄がない。
 そう言えば、買い物に行きたいと言っていたっけ。
「若島津、出かけるのはやめて一日ベッドにいないか」
 俺の予定変更の誘いは冴えた視線に流される。
「前から約束してたじゃないですか。はやく支度してくださいよ」
「なにが買いたいんだよ」
「特には決まってませんけど……」
「だったら取りやめてもいいだろ」
「でも」
「『でも』?」
「俺、日向さんと出かけたかったんです」
 はにかむような口調にいじらしさを感じた。
「俺と一緒にいたいってんならベッドでだっていいだろ」
 いつも通り強引な俺は恋人に向けて手を差し出す。若島津はおとなしく俺の元によってくると、それをしぶしぶ手に取った。
「あ、そうだ。今夜は帰るぜ。母ちゃんが大事な用があるってさ。時間決められてんだ」
 続けて「悪いな」と言おうとした俺の前で、突然若島津はぽろりと涙を零したのだ。
 驚いた。
「え、なんだよ。どうしたんだお前」
「どうしてそういうこと早く言わないんですか」
 怒って言う声が怒りに震えている。
「大事なことじゃないですか。今夜も一緒にいられると思ってたのに。今夜も日向さんの腕の中で眠れると思ったのに……」
 つぶらな瞳から涙が伝う。
 若島津。
 お前けっこう大胆なこと言ってくれてないか。
「いや、母ちゃんあの通りの人だから断れなくてな。なんか人と会って食事するとかって言ってたな。でもまたすぐ明日こっちに戻って来る気だから機嫌直せよ」
 とんぼ返りするという俺の無謀な計画に若島津は眼を見開いた。
 4日間の一時帰国なのにあまりに密なスケジュールだ。
「そんな無駄なこと……」
「無駄じゃねえだろ。お前となるべくたくさん一緒にいたいんだから努力もするさ」
 若島津は人差し指の関節を顎にあてて思案する。
 不安げな顔だ。
「お母さんの用って、……日向さんのお見合いかなんかじゃないんですか」
「え、見合い?」
「なんとなくそんな気がするんですけど」
 若島津は勘がいい。
 だから、落ち込んだような声音も相まって信ぴょう性がある気がした。
 確かに、ホテルのロビーで待ち合わせて誰かと食事だなんて、考えてみればあやしい。
 まさかな。
「だったら断るよ」
 俺はそういうことに鈍いから母ちゃんにうまく騙されたのかもしれない。
「いえ、なんとなくそう思っただけで……」
「いや、多分お前の言う通りだろう」
「日向さん」
 俺は若島津を誘うように手に力を込めて引いていた。ベッドに引きずり込む。
「あっ、……なにするんですか」
「母ちゃんには電話して確認しとく。もし見合いだったらさっさと断るさ。お前との時間は貴重で大切だから少しでも一緒にいたい」
「家族との時間だって凄く大事ですよ」
 このままなだれ込むのに抵抗感があるらしく、若島津は不機嫌そうに手を振りほどいて俺から逃げた。
「お前だってもう家族だよ。俺の伴侶だ」
 強引な宣言に俺の伴侶の身体の動きが止まる。
 若島津はベッド脇に佇み、困ったようなどきどきしたような複雑な顔をしていた。
「それってどういう意味ですか」
「まあ、プロポーズってとこかな」
「家族、伴侶、プロポーズ……。どれもいい言葉ですね」
 思いのほか穏やかにそれらの言葉を噛みしめてくれている。
「受けてもらえるか」
「日向さん……」
「もう見合いなんて設定されないようにそうそうに一緒になっておこうぜ」
「俺なんかでいいんですか?」
「お前でなきゃだめなんだ」
 再び近寄って来てくれた若島津の身体に手を伸ばす。背中に手を回して信頼のハグとキスとを交わした。
「今日の買い物は決まったな」
「なに買うんですか」
「指輪に決まってんだろ」
 俺の言葉に若島津は一瞬息を飲み、それからまた清らかな涙を照れくさそうに零したのだった。
No.1150 - 2021/06/23(Wed) 06:32:26
素質 / なるみ




 俺は若島津を愛している。それなのに、意地悪とか、辱めとか、そういうもので縛ってしまう。
「お前の泣いてる顔、好きだぜ」
 耳たぶを噛み、繋がった腰を緩く動かす。若島津は眼をぎゅっとつぶった。
 噛みしめた唇が赤い。
 裸の胸が大きく上下する。
 見惚れるほど色っぽい。
 若島津という存在は、いつだって俺の欲情に火をつける。
 この強く清廉な男を手に入れることが出来た幸せを、いったい何に感謝しようか。
「痛いのか?違うよな。中が締め付けてきていい具合だぜ」
「やだっ」
 生々しい言い様に頬が赤く染まる。
 いい眺めだ。
「もう、我慢出来ねぇよ」
 俺は激しく腰を突きあげ始めた。
「あ、ああっ、いや…ぁ。ん、んっ……だめ、日向さん。そんなのだめだ。激し…い……」
「激しいほうが、好き、だろ」
 二人とも言葉が途切れがちになる。
「そんなことは……、う…っ、うう……ああぁ!」
 無慈悲な動きは緩めずに、俺は卑しい言葉を積み重ねた。
「こんなに…いやらしい身体してるとは……思わなかったぜ。お前、みたいなの……淫乱って言うんだな」
 俺はCENSOREDを引き出しまた突き入れた。その動きを何度も繰り返す。
 腸壁を擦り上げられる辛さがどんなものだか知らないが、若島津の身体はその卑猥な感触に身震いするほど興奮するらしかった。
 少しの時間を置いて、恥ずかしげもなく白い下腹がうねり出す。
「腰、動いてるぜ」
「……」
「欲しがってるくせに、遠慮するなよ」
 そして俺は若島津の耳元で『淫売』と囁いた。
「やめろよ……、やめて…くれ」
 俺はかわいそうな若島津の腹の中にスペルマを放つ。
 それから、荒い息のまま腰を引いた。
 恥部からはくぷっと精液が滲み出て来る。
「まだ欲しいんだろ。ケツの穴ひくひくさせて」
 そして赤みの増した肛門に指を沈めた。
「あ」
 前立腺を刺激されて若島津は逃げ場がない。
「触るな、よせよ。よしてくれ」
「お前ケツだけでイケるんだもんな。すげぇよ」
「言うな……、あ、あ、あああぁ」
 さほどの間もなく若島津はイッた。
 指の動きだけではなく言葉でも辱められて感じたのだ。
「誰が、誰が俺をこんな風に………」
「俺のせいだって?ふざけんなよ。お前、元から素質があったんだよ」
 若島津は傷ついた眼をしている。美しすぎるそれに俺は胸を突かれた。
 しかし正直にはなれない。
 弱さを見せてはならない。
 若島津を縛る執着の紐を緩めてはならない。
 俺は卑怯者でいい。悪者でいい。
 でなけりゃ男のお前を自分のものになんか出来ない。
 お前は俺を恨んでいろ。
「お前みたいな奴、相手にしてやるのは俺くらいなもんだぜ」
 卑怯な言葉で若島津を縛る。
 絶対に離さない。
 そのためにならどんな酷いことでもする。
「いい加減あきらめろ」
 再び兆したCENSOREDで濡れほころんだ箇所を裂く。
「ひっ」
 痛々しい声を漏らしたが、若島津の下肢は猥褻な動きをした。俺の腰に絡みつく脚。
 よくなってるのだ。いつもそうだ。最初は嫌がっているくせに一線を越えると呆れるほどいやらしい。
 本物の淫乱なのかもしれない。
 俺の息子は嬉々として温い腸内を突き進む。
 若島津は俺の欲望にかき乱されて淫らな声を上げた。
 密かで艶やかな歓喜の悲鳴。
「いや、や。………ああ、あ、あ、……いい。いい……よ、もっと……」
「気持ちいいのか」
 理性が飛んでしまったのか、無意識に頷く様子がいとけない。
「俺もだよ。気持ち……いい…ぜ」
 若島津の肉棒を俺は手に取る。残酷なほどの力を指に込めて扱き上げた。
「やっ、あ、そんな……に、しない……で。……ひぃ…っ!!」
 すすり泣くあまりのかわいさに俺は舌舐めずる。
 若島津を好きにしている実感が眼が眩むほどに楽しかった。
 俺は激しく腰を使って若島津の肉体の秘密をさらけ出させる。
「いくぜっ」
「あ、日向さん、………ああああ!」
 さっき放ったばかりのはずなのに、まだ残っていたらしい白濁液が若島津の震えるCENSOREDから滴った。
No.1148 - 2021/06/16(Wed) 00:27:15
絆創膏 / なるみ





「若島津、これちょっと貼ってくれ」
 差し出されたのは大きな絆創膏。風呂上がりの背中。肩甲骨にそっての派手な擦過傷。傷に貼ってくれと頼まれる。
 いつもならこんなものいらねぇと言いそうなところだが、今日の傷は大きすぎた。裸でねたならシーツを血で汚してしまいそうで、指示された通り貼ったほうがいいと判断したらしい。
 無造作にさらされた逞しい浅黒い肌に、若島津はドキッとする。
「薬、塗りますね」
 何気ない顔で、渡されたチューブから薬を押し出した。
 血の止まってない部分がある。
 そっと指で傷に触れた。
「いて」
「すいませんっ」
「ああ、かまわねぇ。さっさとやってくれ」
 少し渋い顔をしているのはやはり染みるからだろう。
「………」
 処置をすませ、若島津は日向の素肌の肩を軽く叩いた。
「はい。完了です」
「すまねえな」
 日向は振り返って若島津に相対する。日向の視線はいつもまっすぐだ。
「気を付けてくださいね」
 彼は顎を引きうつむきがちになる。何とも言えない感覚。微妙な息遣い。速くなる胸の鼓動。
 日向の眼がまともに見れなかった。
「なんだお前、眼が潤んでるな」
「え」
「俺のヌードに欲情でもしたか」
 日向らしくない軽口だった。
 若島津が嫌うタイプのからかい。
 瞬間しまったと慌てた日向だが、謝罪する前に若島津の表情の変化に気づく。
 彼は真っ赤になって震えていた。
「どうした」
「なんでもありません」
「お前震えてるぞ、それに顔も赤い」
「………」
 困って視線が揺らぐ。若島津はこの場から逃げ出したくなっていた。
「お前ほんとに俺を見て欲情したのか」
「違います」
「違わねぇだろ、やばい顔してるぜ。やっちまってもよさそうな。誘ってるみたいな顔だ」
「やっちまってって……」
 たとえがヤバすぎる。
 生々しい言葉は彼の脳裏にエロティックな場面を浮かび上がらせた。
 彼は日向を好きなのだ。ずっと恋焦がれているのだ。
 そのうえこんな風に日向と性的な話をするのなんて、はじめてのことだった。
 特別で卑猥な感じがする。
「そういうかわいくていやらしい顔されたら、俺だって欲情しちまうよ」
 からかいだか本気だか分からない日向の台詞を受けて、彼は一歩を引いた。
 自分の身体の熱さを知られたくない。だというのに日向は容赦がなかった。
 彼が引く分だけ同じように詰めて来る。
 あっさり壁に背中がついて、若島津は息を飲んだ。
「興奮してんだろ。いいぜ、俺は」
「なにがですか」
「お前がされたいこと、してやるよ」
 若島津は反射的に泣きそうになる。
 そういう事じゃない。
 彼は心が伴わないのは嫌なのだ。
 興味であしらわれるのも、憐れまれるのも、どちらも嫌だ。
 日向が自分に恋してくれたらいいのに。
 自分が好きなのと同じくらい日向も自分を好きになってくれたらいいのに。
「なに泣いてんだ」
「泣いてなんか……」
「悪かった。からかったみたいになったけど、違うんだ。つまり俺は、なんかうれしくて……。お前の望みをかなえてやりたいって意味だ」
「日向さん」
「お前の狼狽した顔とか、焦った声とか、恥じらった感じとか……、みんな俺を興奮させた」
 そして日向は彼の耳元に唇をよせて来る。
「いつも強気なお前がそんな顔するのも、泣くのも、俺に取っちゃ想定外で……。欲情したんだ」
「嘘」
「信じてくれ。俺は本気だ。真剣だ。証拠を見てみるか」
 証拠ってなにをと言いかけた彼の前で、日向はジャージの下を太ももまで引きおろした。
 白い下着の中心部が確かに大きくなっている。
「お前のほうはどうなんだ」
「え、え、その、あの」
 慌てる彼の股間に日向の手が触れて来た。
 しびれが走る。
 唇がわななく。
 布の上からでも分かる熱に日向は嬉しそうに口元を歪めた。
「やっぱり俺に欲情してたんだな」
 さらに力を込めて股間をいじられて、若島津はどうにもならなくなる。
「日向さん。どういうつもりで、ん、あ……」
「お前分からないのか」
 彼は唇を噛んだ。
 まさかという期待と絶望とで頭はぐちゃぐちゃだ。
「身体が教えてるだろ。お前は俺に、俺はお前に、欲情したってことだ。難しく考えるなよ。両想いってことだろ」
 両想い。
 あまりに幸せな言葉に身体から力が抜ける。
「若島津好きだぜ」
「日向さん……、あ、あ、……ああっ」
 彼は『俺も好きです』と胸の奥でつぶやいた。
 気持ちが通じたかのように日向が笑う。
 若島津もまた幸福感と快楽と酔った。
「そんなに緊張するなよ。大事にしてやるから」
「うっ」
 日向の手は彼の股間を下から救い上げるような位置になり、彼はその行き過ぎた戯れから逃れることができなかった。
No.1147 - 2021/05/29(Sat) 22:57:48
予防接種 / なるみ
予防接種あるある。
医師「アルコールは大丈夫ですか」
受診者「飲んでません」
そうじゃないって。肌をアルコールで拭くけど大丈夫ですかという問いかけですよ。
うちの母が上記のような会話を交わして周りから笑いを誘ってました。ナイスボケ。

皆さま、コロナは大丈夫ですか。発表される数値を見ると恐ろしいけど、あまり実感がないです。
マスクも大事だけど手洗いのほうが効果高い気がする。

ワクチン接種の予約取りでしばらく忙殺されてました。でもキャンセル待ちで取れてよかった。パソコン画面ずっと見てたので眼がチカチカです。
手助けしてくれる人のいないお年寄りは本当に大変でしょうね。もっとうまい方法はないものか。世の中全般進化しすぎて優しくない。

SS。ちょっと頭の切り替えが出来ない。でもいきなり浮かぶ時もあるので、それを待つ。
若島津はアルコールに弱くて肌が赤くなっちゃうタイプだと思います。
日向「おい、俺以外の奴になにかされたのか」
攻めは嫉妬深いほうがいいですね。
No.1146 - 2021/05/20(Thu) 22:25:36
掲示板が / なるみ
こんにちは。ご無沙汰してます。私は元気です。私の母もすこぶる元気です。相手するのが大変です。ため息です。たまに泣きたくなります。

さて。
なんかですねぇ、ずっとお世話になってるこの掲示板の仕様が、変わるらしいです。改定は18年ぶりだとか。
今のままで十分使いやすいのだけど、どうなるんだろう。
URLとか変更になると困る。サイトのリンクが変えられないし。

今月はまだ更新してないですね。そのうちね。そのうち。
無理しない、無理しない。のんびり待っててね。
No.1145 - 2021/05/17(Mon) 22:01:23
気持ちいい / なるみ



 寮の消灯時間を過ぎて俺達には大事なひとときが訪れていた。
 先日はじめて身体を重ね、いわゆる蜜月と言ってもいい時期なのに、若島津は行為にいまだ抵抗感を持っているようなのだ。
 男同士の行為は禁忌だと、結実のないSEXは認められないと、いやになるほど古めかしい頭をしていた。
 俺は若島津の内股にいやらしく舌を這わせている。
 俺の肩に支えられて宙に浮いた足先が、感じてピンと伸びていた。
「もういやだっ……て。日向さん、あ……ん、んん、そういうのダメ………」
「『ダメ』じゃなくて『いい』んだろ。ほら」
「ああっ」
 探求心の塊のような俺の舌は、目の前で屹立しているものの先端をぺろりと舐める。
「あー」
 切羽詰まった悲鳴を上げ、腰を淫らにくねらせ、どう見ても欲しがってる様にしか見えなかった。
「お前いやらしい格好してるぜ。自覚してるか」
 下腹の微妙な動きに煽られた俺の息は熱く深い。
 シーツの波に縫い留められた白い姿態。
 若島津は罪深い魔物のようだった。
 夜になり、俺に組み敷かれると、本人の意思を裏切って魔的な表情を表すのだ。
 昼のすました顔とは真逆の淫乱な顔。
 どんな男だって胸を射抜かれてしまうに違いない。
 興奮する。
「あ……。いやだ、そこ、舐めないで」
「気持ちいいだろ、遠慮すんな」
「俺、すぐイっちゃうから、そういうのいやだ。恥ずかしい……」
 顔を赤らめての懇願も俺にとっては誘い文句だ。
「いいよ。何度でもイケよ。気持ちいいだろ。たっぷり味わえ」
 指でくちゅくちゅとCENSOREDを弄びながら先端の溝を吸い上げる。
 白い肌が細かく震えた。
「ダメ、ダメェ……」
 儚い声がベッドの上で繰り返しあがる。
「気持ちいいの、ダメ」
 なんだよ。気持ちいいって認めてるんじゃないか。
 白濁が伝って来たCENSOREDに俺はさらに作為を加える。
 根元から先端へ、指の腹で皮膚を押し上げる。
 ぬるぬるしていた。
「これ、気持ちいいのか」
「あ、ああ、あっ」
 若島津の顔が、声が、精神が少しづつほどかれる。
 後ろを探り小穴に中指を沈めた。
「いやっ」
 我慢できないといった声を出しながら、尻が赤裸々に揺れる。
 俺は身体を進めた。
「俺のちんちん入れて欲しいって言えよ」
「………」
「若島津。もっと気持ちよくしてやるから言うこときけ」
 火照って赤い頬をするりと撫でると俺は腰を密着させた。
「気持ちいいのは誰だって好きだぜ。お前も素直に味わえよ」
 命じた唇で柔らかい皮膚に所有の印を刻む。
「日向さん……」
 まだ抵抗する気なのか、涙目になっている若島津に唇を押し付ける。戸惑っている舌を説得するような熱意で吸った。
「……っ」
「若島津。俺を悪者にしていいから。お前はなにも卑屈になることはないから……気持ちいいこと受け止めてればいいから……」
 俺の舌は肌を滑り喉元から胸へと下がっていく。
 訳が分からなくなるくらいの快感を、蕩けて正気を失くすくらいの愛撫を、白い身体の上から降り積もらせる。
「日向さんっ、あ、あああ!」
 身体中愛され意識も翻弄されて、若島津はとうとう俺の肉欲をその身に迎え入れた。
No.1144 - 2021/04/18(Sun) 00:53:10
嗚呼 / なるみ
 
コジケンも減少していてどこのサイトもあんまり動いてないので、とても寂しいです。
せめて自分だけでも…と頑張りたいところなのですが、残念なことにあまり生活に余裕がありません。
サイトの情報が古いのでどうにかしたいのですがまともに更新もできず。
通販の申し出があると、あんまり久しぶりでわたわたと段取り悪いです。でもこんな僻地にたどり着いて下さるだけでありがたいです。
当面はこの掲示板のみが稼働です。
嗚呼、自分が書く以外のコジケンが見たい。刺激が欲しい。誰か……。
No.1143 - 2021/04/05(Mon) 22:36:12
滅茶苦茶 / なるみ





 狂熱が去って、俺の腕をまくらに若島津は深い息を吐いた。
 満足させることが出来たと思うと男冥利に尽きる。
 タオルケットからはみ出た、まだ赤みを帯びた素肌が艶めかしい。
 俺は、若島津の頭をさらに近くへ抱き寄せた。
 鼻先に唇で触れる。
 身体を重ねるようになってから1か月。
 抱き合うたび互いを理解していっている実感があった。
「なんだよ。また小難しいこと考えてるのか」
 若島津は美しい眉を辛そうにひそめている。
「正直、こういうことしちゃっていいのかなって時々思うんです」
 男の身で男に抱かれる気持ちは俺には想像がつかない。やはり気持ちが落ち着かないのだろう。
 俺の強引さがそうしたのだ。悪いと思っている。
 湿った声を打ち消すように俺は強く言う。
「いいんだよ」
「日向さん」
「お前、俺のこと好きだろ」
「はい」
 戸惑いのない返事だ。当然のことのはずだが言葉にされるととても安心する。
 だから俺もはっきりと言葉にした。
「俺もお前のことが好きだ。抱きたい。お前と繋がりたい。互いを確かめ合うのに男も女も関係ないさ」
 若島津の苦悩を俺の炎で燃やしてなくしてしまいたい。
「悩むなよ。悩むなら俺と一緒だ」 
 そして、そんな悩みすべて俺が蹴散らしてやるのだ。
 そんな俺の意志を酌んだのか、若島津は儚い笑みを浮かべる。
「日向さん。なにも考えられなくなるくらい俺のこと滅茶苦茶にして」
 熱い吐息を俺の頬に触れさせる。
 この1か月で淫猥さすら漂わせるようになった瞳で、若島津は腕を大きく開いて俺を誘った。
No.1142 - 2021/04/05(Mon) 00:22:47
3月は1本 / なるみ
3月の更新は1本でした。
ま、のんびりやって行きますので、のんびり見に来てくださいね。
せめて継続は力なりになっているといいのだけど。


近況。

コロナのせいであまり遊びに出かけてません。お花見は近くの公園で通りすがりに見上げたくらいです。皆様はいかが過ごされているのでしょうか。お互い気をつけて過ごしましょうね。

うちのベランダではすみれが咲いてます。とても元気で健気でこころ癒されます。
そして、ずっと欲しかったヘレンドのバイオレットのカップ&ソーサーを手に入れました。かわいいです💛
食器が好きで、いろいろなデザインのものを一客ずつ集めています。もう結構数があるのでずっと買うの控えてたんだけど、胸がときめいてしまって……。ついに買ってしまいました。
それを使ってお茶してほっこり幸せな気分になれるのなら、コストパフフォーマンスは良いのではないでしょうか。

ライブとか歌舞伎とか舞台とかもう一年以上観に行ってなくて気持ちが枯れてます。でも最近気になるアーティストを見つけました。神山羊。「色香水」という曲が私の琴線に触れたようです。すごく優しい曲調で素敵です。

なにかで刺激を受けることで、それによって創作意欲が湧いてくることもあるものです。前向きに作用するといいと思います。

4月は何本書けるかなぁ。
No.1141 - 2021/04/03(Sat) 23:42:10
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