 | 鈴鹿ワールドカップカート 優勝はINTREPID KARTのヤニック選手でした。
予選第二ヒートの「A-C」で、追突のペナルティー(主催者の間違いらしいが)を取られて10秒加算を受け、プレファイナル7列目14番手からの追い上げ。 凄いレースをしてくれました。 決勝は逃げ切りのぶっちぎり。 速いわ〜(笑)
ヤニック選手のベストタイムの流れを見て行きましょう。
まずニュータイヤを付けてのクオリファイ(タイムトライアル) 48,026を記録。ポールの選手からの差は僅か0.076の7番手。 ちなみにクオリファイではトップから9番手までが0.095秒差にひしめき合いました。 ああいった差のない中での一発タイムの凄まじさはカートならでは。
そして第一予選(A-B組)では38秒318を記録し1位でゴール。トップグループの中では標準的なタイムです。 ああいう大きなレースでは予選でタイヤを使いすぎないのが大切なので、どの選手も8秒3あたりに照準を置いていたようです。
第二予選(A-C組)の時が48秒515で13番手あたりを走っていたようです。 恐らく翌日の決勝等を見据えたセットを試していたのでしょうけれども苦しい展開になっていたのでしょうね。 10秒ペナを食らって23位となりました。 ハイグリップタイヤの特性上、ラップするごとにタイムは落ちて行くので最初のヒートできちんとタイヤを残すことがとても大切なのですね。 第二予選のトップタイムは日本の佐々木選手の記録した48秒364ですが、他のトップドライバー達が8秒4〜6で収めているため抜きん出たタイムでした。
そしてプレファイナル。 予選までを土曜に行い、プレファイからは日曜日。タイヤもニューとなります。 7列目14番手からの追い上げを求められたヤニック選手はここで爆発的速さを見せます。 オーバーテイクに次ぐオーバーテイク。 抜きながら最速タイムを次々塗り替えなんと、世界のトップドライバーの競演であるワールドカップのプレフェイナルで13台抜きを敢行しトップでフィニッシュするのです。 記録されたベストタイムは48秒066 そうです。タイムアタックの時と同じようなタイムで抜いて来ていたのです。 トップ6の他のドライバ−のタイムは8秒150〜275というところで、長丁場の決勝を見据えたペース配分を感じますが、追い上げ必須のヤニック選手の爆発ぶりも伝わってきます。
さあ、年に一度のワールドカップファイナル。 トップからスタートしたヤニック選手は序盤で優位に立つとそのままフィニッシュまで独走し優勝。 タイムは48秒347. トップ10ドライバ−の記録したタイムもおおよそ8秒3周辺ですから、決勝の戦い方としてはベストの状態であったと言えるでしょう。
ここで特筆すべきは、プレファイナルで爆走しタイヤを使ったはずのヤニック選手が、決勝でも他選手と同様のコンディションを維持できていたこと。 これこそがイントレピッドシャシーのタイヤに優しいマシン特性が生きた形でしょう。
決勝進出者34台中 トニーカート系11台 CRG6台 ビレル系が8台 世界三大メーカーだけで25台とそのワークスドライバ達が束になって掛かって行って、勝ったのはたった1台しかエントリーしていなかったINTREPIDでした。 |
No.3412 - 2009/05/26(Tue) 11:25:38 Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10.4; ja-JP-mac; rv:1.9.0.10) Gecko/2009042315 Firefox/3.0.10
|