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記事No.3028に関するスレッドです

Object 292 その11。 / 仕事中毒@工房管理人
ちょっと間が空いてしまいましたが、後半戦、…的なアレコレです。

まずは基本的な部分、というか砲塔本体の状態ですが、
当にスキンヘッド状態だと小さいなと(苦笑。

以前の記事でも書きましたが、大元はT-80Bの様で、
125mm→152mmへの換装に伴って基部形状が(ゴツく)変わっていたり、
弾薬スペースかカウンターウェイトか、はたまた発砲後の後座スペースか、
後部がかなり延長されていますね…。
(割と西側車両の現代的なスタイルになるので意外と好み)

まあ、某社のVII号戦車はペーパープランゆえに?
砲塔部分のアレコレが矛盾だらけでしたが(苦笑、
本来主砲の規格を上げる場合、こういうのが大抵必要になる訳ですよ…
(他の例としてはIDFのM4改造車両であるM50/M51、…あ、ファイアフライもか…)。

っていうか小さな嘘が気になるにしてもアレだなと。

そんな所で続きます。

No.3025 - 2023/04/15(Sat) 10:48:14
Re: Object 292 その12。 / 仕事中毒@工房管理人
まずはキットの指定パーツが「ほぼ」付いた所です。

ソ連・ロシアにおける車両試作に付いての基本ルールとかは良く分からない(!
…のですが、試作及びテストに必要な部部のみ、
…という雰囲気でして、後のT-80UシリーズにT-72B2/B3シリーズ、
更にはT-90系列の車両群に有る様な、各種装備が殆ど無いんですよね…。

…という事で、実戦配備型っぽく、余剰パーツやらでデッチアップしていきます(ぉ。

No.3026 - 2023/04/15(Sat) 11:08:20
Re: Object 292 その11。 / 仕事中毒@工房管理人
そして一気にデッチアップ。

先の画像と比較していただければ、という所ですが、
T-80U及びUD型のキット取説等を参照しつつ、それっぽく追加しています。

エナメル線での追加はライト関連の配線コードとか
発煙筒の配線、主砲基部のヒートン型フック、
後方のバスケットや雑具箱は余剰パーツからですね…。
一部のパーツはT-55系列のキットの余剰パーツから、だったかと。

機銃パーツも付けるべきですが、設置用のポスト(柱)パーツが無いのと、
機銃パーツ自体の不足(元々余剰パーツからなので…)とかが理由です(汗。

発煙筒はT-72及びT-90系列では一か所に纏めてあるパターンが多いのですが、
T-80U以降では横並びになっているケースが多いので、
それっぽく見える様に配置しています。

本来ならERA部分の近くに取付ステーの類をセットしてその上に生やす?
…というのが、現実に存在する場合の合理的な改造ですが、
現物合わせをする都合上(0.5mm真鍮棒を通して仮固定、向きを調整して固定、
基部の方を後でエッチング板で自作取付、という方法を取っています)、
やや現実味の無い取付方法になっています(汗。

…さて、アップ画像とかでコメントを追加していければと(ぇ。

No.3027 - 2023/04/15(Sat) 12:00:02
Re: Object 292 その14。 / 仕事中毒@工房管理人
先記事の補足っぽい感じでアップ画像です。

バスケット部は真横から見ると傾いていたりしますが(汗、
…まあいいかなと(ぇ。

補強パーツ兼用でディティールを追加している訳ですが、
全てにメッシュを貼るのはオミットしています…形がアレですし。

一応ですが、アンテナ位置は適当に決めたので、
これが正解かどうかは不明です。

開き直りですが、製作者が「カッコイイ」と思えればよい程度のモノですし、
実戦仕様が存在しない以上好き勝手にやっても許される部分も有るでしょうし(苦笑。

No.3028 - 2023/04/15(Sat) 12:09:51
Re: Object 292 その15。 / 仕事中毒@工房管理人
今度は後方からの画像ですね…

『機銃パーツが無いのに予備弾倉が有るケド?』
…というツッコミは無しでお願いします(苦笑。

予備弾倉の蓋部分はエッチング板による自作ですね、
元々機銃パーツの横にくっつく関係で、弾帯が出てくる部分の隙間が有る為です。

一部、基部をプラ板で自作してますが、現物合わせににしては割と上手く行ったかも(ぉ。

作業的に問題になるのは取り付け時の隙間をどうするか、
という所ですが、雑具箱に関してはプラ角材(2mm)をブラインド側に貼り付けて、
本体に固定しておいてから、後付けで保持用・取付用のステーをデッチ上げています。

最後部の出っ張りの用途や目的が不明ですが、
152mm砲の空薬莢排出穴、又は砲弾搭載用の搬入穴、
…という事にして丸ハッチっぽくしています。

や、装薬と砲弾部が分かれている(元々野砲・カノン砲から発展したものですし、
そうは言いつつも従来の125mm砲の弾薬すら人力で乗員ハッチから搭載しているみたい)、
…とはいえ、結構大きくて重くなるから、無いと困るんぢゃね?…的な。

尚、過去作でムスタS(2S19)152mm自走砲を組んでいますが、
後部に揚弾コンベア(折り畳み式)が搭載されていた事を思い出していただければと。

No.3029 - 2023/04/15(Sat) 12:29:21
Re: Object 292 その16。 / 仕事中毒@工房管理人
ラス前は砲身部ですね…。

現用系キットはサーマルジャケットが付く事が多いので
ディティール的に格好良いのですが…今回のは貼合わせ部にも
小さなリベットが沢山付くので…さてどうしたものかと考えた末、
一旦削り落としてオリジナルのディテールが追加されています(汗。

見栄え的な感じで一つ置きに真鍮棒、押さえ具も兼ねてリベットを貼っています。
wave製の市販パーツですが、ちと大きすぎたかも(汗。

でもってチーフテンと同様に、サーマルジャケットをベルト留めしている感じなので、
真鍮板を曲げてベルトを再生、バックルは0.3mm真鍮棒で再現しています。

まあ、当方の手癖っぽいのですが、
過去作のチーフテンMk.10/11辺りと少し似た雰囲気になっていますね…。

このごチャットした雰囲気が模型的には良いかなと。

No.3030 - 2023/04/15(Sat) 13:13:08
Re: Object 292 その17。 / 仕事中毒@工房管理人
全体像を流していきます。

ソ連・ロシア系の戦車はとにかく砲塔部が小さいのですが、
こうして大きなシルエットに変化すると中々に格好良いかなと。

戦車砲に関しては西側諸国の標準が120mm滑腔砲、
2023年時点では次期主力?を見据えて130mm砲のアピールも始まっている訳ですが、
152mmともなると自走砲の砲塔部と同様に、
ある程度の大きさが必要になってきますので、ある程度の大型化は必須かなと。

但し、T-80に限らずロシア戦車は基本設計が古く、
車体部分がコンパクトに纏められすぎてこれ以上の発展性は無い、
…という問題が有って、それを受けてアルマータ車体が出来た訳ですね…。

そしてそれもまた、ウクライナ侵攻に先立つクリミア併合に対する制裁によって、
半ば頓挫したまま、…だったりするのですがっ。

No.3031 - 2023/04/15(Sat) 13:30:45
Re: Object 292 その18。 / 仕事中毒@工房管理人
別角度から。

サーチライトはもっと低い位置にセットした方がT-80Uシリーズっぽくなるのですが、
ERAブロックが地味に邪魔なので上側にセットした訳ですな…。

剛性確保も兼ねて主砲と連動して俯迎するロッドをデッチ上げていますが…
ヒンジ部のデッチアップはやや強引な感じかも(汗。

No.3032 - 2023/04/15(Sat) 13:39:00
Re: Object 292 その19。 / 仕事中毒@工房管理人
後面からの画像です。

車体部はほぼT-80BVといった所ですが、
ここから逆算して、T-80Uシリーズへのミッシングリンク、
…的な車両に見えていればと。

砲塔が正面を向いている状態だと、後面のグリルが完全に隠れるので、
もしかしたら、この砲塔後部は潜水渡河装置が入っているのかも、…とか。

No.3033 - 2023/04/15(Sat) 13:45:17
Re: Object 292 その20。 / 仕事中毒@工房管理人
ラストは俯瞰画像ですね…

まあ、とにかく砲身が長いので見切れがちですが、
知らない人見たら
『これ何てT-80?』とか、
『こんなキット有ったっけ…?』とか思われるかも。

兎にも角にも、観ていただいた方が(をぉ…)と唸っていただければ幸いです。

…で、次回なんですが次回作もまた(順調に)遅れ気味ですし、
本体でページ化していない撮影編の画像を流していければと(ぉ。

では、今回はここまで。
…長かった…(溜息。

No.3034 - 2023/04/15(Sat) 13:52:33

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