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脳ミソ気球団。―――団員避難所

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団員の避難場所として、交流などに使用してください。
奴隷は無能が都合良い NEW / 萌子
懐かしい…。どなたかいらっしゃるのかしら。
以前は大変お世話になりました。

『奴隷は無能が都合良い』

真実の為にと
誰も調べない 誰も怒らない 誰も闘わない
知らない誰かからの話を 頼みの綱にして信じて生きている

なんとなく平和な毎日が
続けばそれで良いとユラユラゆらゆら
流行りの物に飛び乗って安堵してユラユラゆらゆら

いざ何かが起こった時に
並んで纏め買い 押して揉んで出口を探し皆で塞いで
はいさようなら

周りの死を認めない
周りの異変を認めない
考えない 学ばない

いざ何かが起こった時は
遅すぎる 目にガラス 水は飲めない 動けない 交通事故
はいさようなら

地球は無限じゃないのに
有限の上で
お金と権力のダンス
はい沢山さようなら
奴隷は 奴隷の自覚をさせてもらえない

気づけ
苦しんで死にたくないなら
生きろ
No.184 - 2023/11/26(Sun) 15:44:11
幸(さいわい) / サブレ


腹を揉まれている
小さな小豆色の肉球がグーパーグーパー
一心不乱に私の腹と胸とを揉み続けている

未知なるウイルスの脅威が連日この目と耳を汚しても
お前が黙々と腹を揉めば
まだ笑うことが出来る
笑う先から洗われていく

外出を自粛しなさいと上から百回言われるよりも
この繰り返されるグーパーに
確かな愛を感じているから
今日も家に根を張れるのだ

降り積もる時の砂に願ってやまない
こんなささやかな日常が
いつまでも失われず
ここにあり続けますように



まじないの儀式のように
グーパーを何度も繰り返している
この柔くいとおしい生き物と
明日も明後日も何年先にも
日の常を過ごせる幸を



*************************

2020年の晩春に書いた詩です。
子どもの頃からの夢叶って3年半ほど前から猫を飼っています。
人生初にして最後になるであろう猫との暮らし。猫という生き物は思っていたよりずっと柔らかく繊細で、時にとてつもなく間抜けですが、とても寛容で強いですね。
特に「寛容」という面においてはニンゲンの私なんぞよりよほど心が広いです。ありがとう、愛猫。
No.183 - 2022/01/05(Wed) 16:39:12
碧落の果て / 小竜
吹く風を 我と知らなむ 遼遠の 光差すその 碧落の果て

ひさかたの 天つ風吹く 碧落は いづこなりやと 差す陽にぞきく
No.179 - 2020/12/31(Thu) 01:56:56
Re: 碧落の果て / 小竜
お元気ですか?
近況なんですが、4000文字の自作SF短編が、KADOKAWAから1月に出るアンソロジー短編集に収録されることになったんですよー!短ッ!!でも初商業なのでやっぱり嬉しいですね!(筆名は小竜とは程遠い別名義なんですが)

色々大変な年でしたが、皆さん身体に気をつけて、来年は良い年になりますよう祈っております。

ではまた。
No.180 - 2020/12/31(Thu) 02:08:51
夜空のキャンパス / たけしいたけ [地球外]
夜空のキャンバスに絵の具を撒き散らす
重力と水の性質によって不思議な模様となった

僕の想いは吸い込まれ
ただの器になった
カラカランと音が聞こえた

枯れた葉についた虫の
卵の綿がそっと風にのり
君の頬を撫ぜた

人と人の距離がこんなにも離れているんだと知った

テラスに下がる3色の電球が温かさを描いていた
置き去りにされたゴムボール
横たわった鉄製のスコップ
そんな中にも風が息づき
孤独と言葉のあいだを埋めていく

今日の午後の温度はきっと明日へとつながっている
その先は誰も知らない
No.178 - 2020/09/28(Mon) 20:39:43
(No Subject) / 小竜
昇る陽の讃歌


夜明けに無数の光あふれて
今目覚めた鳥たちが世界を謳い
どこか違う匂いの
今日が始まっていく

季節は巡って止まることなく
ただ過ぎゆく景色に身をまかせては
遥か遠い故郷の
香り感じている

翼広げて異国の夢を求めて
もう戻らないものをつかもうとしている
遠く輝く空の果てから
響く君の声を頼りに
心はいつでも飛んで行ける
何処へだって自由の翼で翔けて行ける

いつかは消えゆく運命さだめだとしても
この想いは色あせることなく続く
どこか懐かしい色
今日が終わっていく

いつでも聞こえる君の歌声だけ
胸に抱きしめて歩いて行きたい
陽はまた昇り世界を染め抜いていく

どこか遠く記憶の空へ飛び出す
その先にあるものを世界に響かせよう
遠く近く触れる想いに
いつかたどり着きたい
永遠とわに巡る時間を一緒に渡ろう
いつまでも自由で豊かな旅は続く

翼広げて異国の夢を求めて
もう戻らないものをつかもうとしている
遠く輝く空の果てから
いつも歌う君へ届けと
心はいつでも飛んで行ける
何処へだって自由の翼で翔けて行ける
No.174 - 2020/04/17(Fri) 21:41:57
Re: / 小竜
ああ、投稿先からコピペして来たらルビがそのまま載ってしまった…久々なのでご愛嬌ということで。
みなさんお元気だといいな。
No.175 - 2020/04/17(Fri) 21:44:42
走り書き / サブレ



家の中に太陽を吊るそうよ
消えない色で塗りつぶしてさ
夜になれば窓に耳を押し当てて
三日月のいびきを聴こうよ

空っぽになった「楽しみ」の箱
何を詰めてもいいじゃない
ヘタクソなオブジェでも
調子はずれなはなうたでも

なんなら底をぶち抜いて
トンネルにしてみてもいいじゃない
向こうに見えるのは壁じゃなくて
忘れかけていた君かもよ

隣に誰も座らなくなっても
いつか本当にお別れが来ても
笑っていようと今は思える
笑っていられる自信に満ちてる



    
No.173 - 2020/04/01(Wed) 20:57:36
またね、おやすみ / いのせんと
おやすみ
おやすみ

どうかまた明日

ちゃんと目が覚めて

世界を美しいと思えますように

どうか世界が

美しくありますように

どうかまた

私が私で
ちゃんといられますように
No.171 - 2019/10/27(Sun) 23:42:15
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