「Love Letter」は映画館の大きなスクリーンで観る映画。 なぜに神戸のシーンまで北海道で撮る?なあんて考えたこともあったけど。 けど・・・そんなことはどうでもいいんだ。 シネスコいっぱいの白い雪、ガラス工房の赤い光、夜明けの青。 とても気持ちよかった。
その少し前に、ほんのわずかな時間とお金と思いつきと勢いで ササッと作った「Undo」。 45分の小品?閉じた世界?NON,NON.
有名な坂道のキス。あれを映画館で観てごらん。 由紀夫と萌実の傍をざわざわと通りすぎる子供になってる自分。ざわわ。 映像に飲み込まれる、溺れる、そんな映画。
亀の散歩のシーンが好きだった。 緑の草が茂る河原。由紀夫の困った顔。二人の細長いシルエット。
もともとビデオ用に作られた作品ではあるけれど、飛び越えてしまった。 だから映画館で見てほしい。
でも「絶対いいから観て!」とは言えない映画。 「私は好きだけど・・・」と言ってしまう映画。 |
No.725 - 2007/06/14(Thu) 01:08:08 [i121-114-226-151.s02.a008.ap.plala.or.jp]
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