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あなたが豊川さんの作品を観て感じたことをお聞かせください。
?@初めて観たときの印象 ?A映画やドラマを見た感想 ?B細部へのこだわり など、ご自由に。
ここのBBSへの書き込みは、テーマごとにまとまった時点でホームページに掲載することがあります。
今年の豊川さん総括(^^;早すぎ / 姫だるま
今日「犬と私の10の約束」のDVDが届き、メイキングをささっと観ました。
予想通りワンコ満載で・・・まあ仕方ないですかねぇ。
私はどちらかというとワンコより豊川さんが好みなのですワン。

映画は犬と人間の関係がべたーっとしてなくて良かったです。
豊川さんの普通のお父さんも良かった。
「トイレの花子さん」のお父さんも好きだったなぁ。

でももっとぶっ飛んだ人間離れした役も観たい。
その意味では「接吻」の坂口!ストライクゾーンど真ん中に来ました。
第2章のオッチョ様、期待しておりまする。

で、もう数時間で「花は散れども」の初日です。
チラッチラッと番宣では見てますが、どんな映画、どんな豊川さんなんでしょうか。
見たことありそでなさそうな豊川さん、のような気がします。
No.759 - 2008/09/27(Sat) 01:32:09 [i60-34-172-146.s02.a008.ap.plala.or.jp]
CDデヴュー? / 姫だるま
ananのオマケとはいえ、豊川さんの朗読!となれば「聴かずばなるめえ」
という訳で早速拝聴仕りました。「イタリアのしつらい」

むかしむかし、永井荷風やジャン・ジュネを愛読していた私には
この程度の表現はハードでも過激でもなかったです。
ただね〜この小説、面白いですか?いいですか?
豊川悦司さん、読んでてカタルシスありましたか?

私は全然、面白くなかったです!!
エロいとかエロくないとか、そういう次元じゃありません。
永井荷風とまではいかなくとも、もっと良い作品を読んでほしかった。
久々の(もしかして豊川ファン歴、初の)大ガッカリです。
No.758 - 2008/07/30(Wed) 15:03:54 [i60-46-149-42.s02.a008.ap.plala.or.jp]
何故語らない? / 姫だるま
黒沢清監督と万田邦敏の「接吻」トークイベント(4/4)観に行きました。
初めに黒沢さんが「豊川さんの演技が素晴らしかった。
小池さんが凄い、仲村さんがよかったという話を聞くけど、
僕は豊川さんが凄いなと思いました。」と話し出しましたが、
万田さんが乗って来ず、その後は最後の接吻の意味付け論になってしまいました。

豊川さんは「接吻」に関して何の宣伝活動もしていないし、一言も話してません。
初日は「20世紀少年」のタイロケで日本に不在だったらしいですが、
新聞や雑誌のインタヴューも一切無しでした。異例ですよね。
スケージュールの都合だけではなく、あえて何も語らなかったのではないか、
そう思えてなりません。

蓮實重彦さんをはじめ、多くの批評家が「接吻」を解釈しています。
脚本の万田珠実さんや監督の万田邦敏さんまでもが饒舌に話しています。
でも、それはすべて後付けの論理でしかない。
何か、語れば語るほど、本質からずれていってしまうような・・・

豊川悦司は「接吻」の撮影中は坂口として生きた。
今はもう何も話すことは無いのかもしれません。
No.756 - 2008/05/31(Sat) 21:39:08 [i60-34-176-212.s02.a008.ap.plala.or.jp]
Re: 語らせてください / junko
接吻、といわれて、
そっと唇に触れるようなシーンを想像したもんだから、
漏れ聞こえる内容からは、いったい何で?って思いでしたが、、
でも、コレなら、わかる気がしました。

拘置所で対面する京子と坂口が、
ガラス越しに手を合わせるシーンに、
究極のプラトニックだわぁってうっとりしてたら、、
初めての接触がナイフを突き刺してのあの抱擁、
坂口の、黙って抱きとめる手の表情だとか、
観てるほうまで、アドレナリンでまくりでした。
興奮に貫かれた、口吸い、という言葉がぴったりのような接吻、
長谷川を組み敷く京子の姿に満足するわたしが居りました。

人を拒み、人を求める、、難儀やなぁと思います。

小池さんの接吻は、
誰が思っていたものよりも突き抜けていたんじゃないでしょうか?
No.757 - 2008/06/08(Sun) 11:57:36 [202-71-73-129.ap-w01.canvas.ne.jp]
接吻 / ニコ
6日に行われた「接吻」のティーチイン付きの試写会に行きました。
フィルメックスで初めに見た時には
遠藤京子さんの行動はあまり理解出来なかったけれど
今回はかなり彼女の心理がわかった気になり、だからこんな行動につながるのかなと
私の中でものすごく腑に落ちて見ることができました。
1年間ずっと拘置所にいる坂口の顔が何度も日焼けしたりさめたりしているとか
外にいる時よりもきれいにパーマがかかっているとか
突っ込みどころは少しはあるけれど、
そんなことは別にして、
やっぱり私はこの映画の中の豊川さんの表情にとても魅せられます。
そして、京子さんの様にひと目で「この人だ」と思ってしまうわけではないのだけれど
じわじわと、坂口ってどんな人生を送ってきたのだろう
もっと知りたいと思ってしまうのです。
最初に一言発したきり坂口の声は途中まで聞くことは出来ません。
「あなたの声が聞きたい」と願う京子の思いが通じる瞬間のカタルシスは
豊川さんのファンだからこそ京子さんの気持ちが余計にわかるのかも。
そこまでの前半は京子さんの暴走に困惑しながらも彼女に肩入れしながら観たのですが
坂口と京子が面会室で出会うあたりから今度は坂口の気持ちに寄り添ってしまう。
坂口が京子に見せるやわらかい表情と声。
戸惑いながら彼女を受け入れていく様子
彼女との出会いによって
少しずつ犯行の事を思い返し
自分の犯した事の恐ろしさに気付いた坂口の変わっていく表情。

なぜこんな人があんな犯罪を犯してしまったのだろう。
そこに至るまでに何があったのか
こんなやさしい声で話せる人がどうして・・・・
そう思ったらもう京子ではなく私自身が坂口のことをもっと知りたいと思っている。
No.748 - 2008/03/08(Sat) 12:22:41 [221x240x80x125.ap221.ftth.ucom.ne.jp]
Re: 接吻 / 姫だるま
ニコさんはもう二度見たのですね。
私は初日もパスしてしまったので未見です。
作品紹介等で観た豊川さんの表情がとてもステキだったので、観るのが楽しみです。
実際に観たら、私のイメージと違っているかもしれませんね。
No.749 - 2008/03/09(Sun) 21:47:15 [i58-93-154-136.s02.a008.ap.plala.or.jp]
Re: 接吻 / ニコ
こちらに書くのは初めてでした。
なんだか敷居が高くて遠慮していました。
いつものことですが、語尾が一貫していなくてまとまりが悪くて
後から少々書き直したかったのですが(メインでいつもやっていますが^^;)
PASSを入れ忘れたようで出来なかったので諦めました。

ティーチインでは
「ちょっとニュースを見ただけでなぜ京子は坂口にのめりこんで行くのか」
という質問があり
「あ、この人だ。と瞬間的に思うのに理由は無い。無くていい。
一瞬その人を見ただけでその人の全てがわかった。
その人と繋がることで自分も世界と繋がるんだ。
その人と私はこの世界で二人しかいない存在なんだ。
私は今まで世界と繋がっていなかったけれども、この人を通じてその回路の中で
その回路があれば私は世界の中で生きられるんだという風に
京子さんは思い込んだ。という設定でした。」
というお答えでした。
トークの相手のライターの方は
「あの笑顔が素敵だとかハンサムだとか、そういうことでさえもなく
理由は無く回路が開かれてしまった。出会ってしまったということでしょうか。」
と言っていました。

「最後の接吻の意味は?」という質問もあったのですが
「意味を求めなくていいんじゃないか。
なんだかわからないけれど心を動かされたというので、それを意味で固めなくていいのでは。」
という話でした。

初めに観た時にラストでポカンとしてしまったので
今回、自分の好きなように解釈して理解すればいいと思って観たのですが
それもちょっと違うのかという感じで・・・・

私としては、違うラストだった方がもっと名作になったのかなと思うのですが
でも、最後の二人のセリフは結構好きなんですけどね。
No.750 - 2008/03/11(Tue) 18:20:49 [221x240x80x125.ap221.ftth.ucom.ne.jp]
Re: 雑誌nobody / 姫だるま
「nobody」という雑誌の27号が「接吻」特集でした。
豊川さんについての記述はあまり多くはないのですが、
万田監督や脚本の珠実さんのインタビューで、
 ◆豊川さんの意見を容れて後半かなり台詞を削ったこと、
 ◆坂口が泣くシーンは豊川さんのアドリブだったこと、
 ◆坂口が携帯電話を左手で投げるシーンはある映画へのオマージュであること、
が語られていました。

「接吻」という映画、豊川さんが演じた坂口。かなり好きです。
人は何にでも理由を付けたがるけど、理由の無い行為もあるのではないでしょうか。
無差別殺人を犯す坂口も、自分が何故そうしたか分からなかったのでは?

ラストは衝撃的でもなく、そうなるべくなったという気がしました。
私の場合、事前に情報が入り過ぎてたせいもあるかもしれませんが、
もっともっと曖昧模糊とした、ナニコレ?というような終り方が好みなので・・・。

役者さんでは中村トオルさん、篠田三郎さんが良かったです。
No.751 - 2008/03/31(Mon) 23:19:17 [i222-150-228-156.s02.a008.ap.plala.or.jp]
Re: 接吻 / ニコ
> 外にいる時よりもきれいにパーマがかかっているとか

自己レスですが、もちろん坂口は大泉洋さんみたいな感じの天然パーマという設定です^^;
坂口の子供の時の写真が出てくるのですが、見事な天然パーマでボサボサでした。
(これはきっと、パーマ掛けているんじゃなくて天然だという説明の為の写真だと)
犯行の時も、長谷川の面会や裁判のシーンでも坂口の頭はあまり構わない感じなのに
京子が面会に来る時はいつもきれいに撫で付けていて
京子に対する想いがそんなところにも表れていて切ないんですよね。
坂口の犯行から1年にわたる話ですが、
京子がずっと裁判の傍聴と差し入れと手紙を出すことで交流していて
二人が面と向かって会うのはほんの数十日の間の事ですが(1ヶ月くらい?)
二人の気持ちは交差しつつもどんどん違う方向に行ってしまうんですよね。
お互いの想いが重なるようで重ならない切なさも
この映画が気になる理由かもしれません。

それから小ネタですが、劇中のニュースと裁判のシーンで
坂口の生まれた年が違っているんですよね。
(1962年と昭和38年と言っていたと思うけど1歳違うよね・・・)
本当はどっちなんだと心の中で突っ込みを入れました^^;
No.752 - 2008/05/12(Mon) 10:01:04 [221x240x80x125.ap221.ftth.ucom.ne.jp]
Re: 自己愛 / 姫だるま
好き嫌いは別にして後味の濃い映画ですよね。
私は一人で二度観ましたが、映画を観た後、誰かと話したくなる映画。
東京での再上映が決まったようなので、今度は友達と一緒に観たいなと思います。

小池栄子さんの京子を評して、あんなに胸が大きくて美人なのに男がほっとくわけがないというのがありましたが、京子は自分を閉じてしまっている、だから愛されないんです。
最初観たときは強烈な自己愛を感じました。
坂口も自分の思い通りにしたかったのかという・・・

でもやはり愛しているんです、坂口を。
「僕と君とは違う」と坂口に言われ、同じこと(殺人)をしようとする。
それは坂口を永遠に自分のものにできるわけで、彼女には一石二鳥だったわけですが、
無差別殺人を犯した坂口と、愛する者と自分への愛とエゴを守るための殺人とは全く違うわけで・・・。
もっともっと坂口と京子の間は隔たってしまったのではないでしょうか。
No.753 - 2008/05/18(Sun) 22:28:46 [i58-93-155-131.s02.a008.ap.plala.or.jp]
Re: 接吻 / れーこ
2月に1回見て私も「なんだこれ?」のほうだったので今まで書いてなかったのですが、姫さんの「坂口も自分の思い通りにしたかったのかという・・・」という感想が私の見た時の京子のイメージに近かったので、書いてもいいのかなと出てきました。
自分の渡した食べ物を食べさせ、自分の渡した服を着させ、自分の思いを書き連ねてその思いに答えさせることで喜びを感じる、京子の思いは支配に近くて見ながらだんだん不気味になってしまって、殺人犯の坂口が改心するのを悪く思ってるわけではないんだけど、京子の願いを聞き入れて坂口が声を出したところから妙に興ざめしてしまって、どんどん彼女に心を許していく坂口に「嘘でしょ?」って、「あんなふうに一家皆殺しにした男がそんなわけないでしょ!」って。豊川さんはすごくいい演技をしてるんだけど、表情が良過ぎて「坂口はそんな男ではないと思うな・・・」なんて穿った見方をしてました。言うことを聞いていく坂口、優しくなる坂口に納得できなかった。

そんな風に思っていたのだけど、最近ある評論を読んでふと気がついたんです。この気持ちこそが京子自身の気持ちだったのかなと。
自分がこうであって欲しいと望む姿、それに少しずつずれていく。そのことによってだんだん相手に対しての気持ちもずれていくというか、興ざめしていく・・・ 
生身の付き合いなら情が移って許せるものも、どこかバーチャル的な関係のため最初の強い思いのまま突っ走ってしまって、最後にそのツケがたまって爆発したのかなと・・・
「こんな男のために犯罪者になりたくない!」
彼女の本能の叫びが行動に出たのかなと、最後の行動がやっと理解できました。
No.754 - 2008/05/21(Wed) 00:47:18 [p1099-ipbfp1003osakakita.osaka.ocn.ne.jp]
Re: 接吻の接吻 / 姫だるま
あの最後の接吻は、私は不可解ではなかったんですよ。
接吻はアリ。でも理屈付けはできない。

私も、後半、普通の人間の感情が甦ってきたゆれる坂口よりも
冒頭の階段を上っていく不穏な雰囲気を身に纏ったぶれない殺人犯の坂口の方に
強く魅かれます。はるかに魅力的なんですよね〜

京子は坂口を愛していたと思いますよ。
自分の一番好きな坂口でとどめておきたかったんでしょう。

でも、「接吻」はたして理解を必要としてる作品なんでしょうか?
あーこうして言葉にするとどんどんずれていくような気がする。

で、ずっと豊川さんについて考えてたことがあったので、別に書きますね。
No.755 - 2008/05/31(Sat) 20:41:13 [i60-34-176-212.s02.a008.ap.plala.or.jp]
ありがとう / hiromi
「ありがとう」を見たんですけどびっくりするくらい豊川さんの登場シーンは少ないですね。
短い登場シーンだったけど豊川さんの熱演に心をうたれました。
いろんな豪華キャストが脇役で出演されているのが一つの見所だと思います。
No.743 - 2007/12/21(Fri) 11:13:45 [proxy.acn-tv.ne.jp]
Re: ありがとうと、いらっしゃいませと。 / 姫だるま
hiromiさん、こんにちは♪
完成披露試写会で観ましたが、大画面で観る地震のシーンはスゴイ迫力でガタガタ震えてしまいました。音響効果も進んでいるので本当に足元から地鳴りもしますし・・・
豊川さんは大熱演でしたね。
私は熱演型の演技はあまり好きじゃありません。
でもどんなに短い出演場面でも是を抜かない豊川さんは好きです。
No.744 - 2007/12/24(Mon) 10:06:50 [i121-114-239-173.s02.a008.ap.plala.or.jp]
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