「nobody」という雑誌の27号が「接吻」特集でした。 豊川さんについての記述はあまり多くはないのですが、 万田監督や脚本の珠実さんのインタビューで、 ◆豊川さんの意見を容れて後半かなり台詞を削ったこと、 ◆坂口が泣くシーンは豊川さんのアドリブだったこと、 ◆坂口が携帯電話を左手で投げるシーンはある映画へのオマージュであること、 が語られていました。
「接吻」という映画、豊川さんが演じた坂口。かなり好きです。 人は何にでも理由を付けたがるけど、理由の無い行為もあるのではないでしょうか。 無差別殺人を犯す坂口も、自分が何故そうしたか分からなかったのでは?
ラストは衝撃的でもなく、そうなるべくなったという気がしました。 私の場合、事前に情報が入り過ぎてたせいもあるかもしれませんが、 もっともっと曖昧模糊とした、ナニコレ?というような終り方が好みなので・・・。
役者さんでは中村トオルさん、篠田三郎さんが良かったです。 |
No.751 - 2008/03/31(Mon) 23:19:17 [i222-150-228-156.s02.a008.ap.plala.or.jp]
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