いつも通る田舎道で水田に水がひかれてた 堀を流れる水に乗って空き缶がひとつ 心無い人の行いか 見渡した水田にゴミがいろいろ捨ててある いつもはそんなに気にしないのに なんだか心苦しく感じてくる 流れる空き缶を拾いながら 悲しい出来事を思い出している時に 黄昏てる自分の前をツバメが数匹横切った
近くの屋根に巣を作っていたらしく 覗けば一匹がまだ飛べてなかった 兄妹を羨ましそうに見つめたり 意気込んでるようにも見えてきたら (いつまでも悲しんでいても仕様が無い) なんて思えてきたら肌に冷たい風を感じた
風が吹いてくるほうへ見てみれば 雲の塊が晴れた空で自己主張してた もうすぐ季節が変わろうとしてる 今年の夏は暑く感じる人も居るだろう でも季節と同じように変われると思う ゴミ箱に空き缶を捨てて 大きく体を伸ばしたら さっきと違う位置にある自分の手に 人も変われると思えてきて 少しだけ晴れた気持ちを感じ 少し広く感じるようになった いつも通る田舎道を歩いて家路に着いた
お久しゅう。 復帰したんで又書きに来たよ。 まぁ・・・ いつまでも下を向いてちゃいけないぞ って感じで読めればいいと思う。 |
No.182 - 2011/06/26(Sun) 20:45:05
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