ななさん、はじめまして。
これはずいぶんお悩みですね。 歯並びなどに絡んで、すこし特殊なアンブシュアになっているのかもしれませんね。 1のほっぺたの問題ですが、理想的には膨らまない方がいいですが、音に問題(立ち上がりが遅かったり、音程や音色が途中で変わってしまうなど)がなければ、見た目の形はどうでもいいでしょう。
2のチューニング管の問題ですが、おっしゃるとおり、たくさん抜かないと合わないのは、何かと不便ですね。マウスピースが小さすぎたりすると高くなったりしますが、たぶんこれもアンブシュアに関わる問題ではないかと推測できます。
3歯並びなどで、特定のところだけに強い圧力がかかって、跡が付いたり、痛くなったりすることはありますね。
4ドッペルトーンだと思います。良くあるタイプですが、おそらく上記の問題もすべてひとつの根本的問題に由来するものだと思います。
5マウスピースの位置が音域によって多少ずれても、私は構わないと思っています。その変化の仕方もななさんのパターンは、合理的と言えます。基本的には、吹きやすいところで吹いていいと思います。
「吹き方」や「見た目」「形」は、そんなに重要ではありません。出てきた音がちゃんとしていれば、それぞれの身体的条件に適した吹き方で演奏すればいいと思います。ただ、お話の内容から、少々問題を抱え、効率の悪いところで、もがいていらっしゃる印象を受けます。この掲示板では上手く説明できませんが、これらの諸問題の原因は、 各問題にそれぞれではなく、すべて、あるひとつの事だと思うのです。専門家の力をかりて、奏法を再構築すると、上記の問題は一気に解決するように思います。残念ながら、掲示板でできるアドヴァイスは、「2,3回でもいいので、実際に専門家の方に診てもらってください。」というのが限界です。
楽器が思うように上手くいかないのは、「病気」のようなものと考えてください。お医者さんは、メールや掲示板では、治療をしてくださらないし、むしろそんな無責任な事をするお医者さんは、危ないと思った方がいいくらいです。ななさんが、実際にどんな道具で、どんな風に演奏しているのか、どんな症状がでているのかを、実際に見て、問題点を見極め、その改善に必要な処方箋をくださる先生に是非診てもらうべきです。ななさんの書き込みからは、これからもずっとトロンボーンと一緒に歩んでいきたいという熱意を感じます。だからこそ、今のうちに思い切って軌道修正をしておいた方がいいと思います。間違った方向に努力してしまわないように・・・です。
お住まいの地域などをメールで教えていただければ、お近くの先生を捜すお手伝いは出来るかもしれません。顧問の先生などのツテをたどって、どなたかを紹介していただくのも良いでしょう。「今」が診てもらっておくべき時期だと思います。 |
No.527 - 2010/04/11(Sun) 22:31:13
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