毎年年末に更新していた「遷延性意識障害からの回復例」http://www6.plala.or.jp/brainx/recovery2010.htm の更新が、今年は5月になってしまいました。 さきほど更新し、2012年初めから25例増えて累計429例になりました。 追加分は、http://www6.plala.or.jp/brainx/ 掲載の5月4日更新情報からご覧願います。 (ブラウザによっては反応が悪いようです。追加情報が見えない時は、そのページの「更新」「再読み込み」を行なってください)。
今回、追加した情報の傾向は4つ、 1、「意思疎通の方法が発見された症例」です。重症心身障害者とかかわってきた教育者「國學院大学・柴田保之研究室」「石川県特別支援学校」による実績が出てきました。 2、紙屋氏らが提唱した看護プログラムの普及です。「木沢記念病院」「琵琶湖養育院病院」から報告されています。 3、看護介入効果の生理的研究です。採血や唾液を採取して生体反応を把握しようとする研究が「人間総合科学大学・湘南病院」、簡易脳波計を使ったのが「北海道大学」 4、リハビリも進歩した印象です。頭部画像所見と症候が不一致から、リハビリを工夫した取り組みが「十善会病院」から報告されました。 |
No.1144 - 2013/05/04(Sat) 10:30:12
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