IAU(国際天文学連合)は6月11日、準惑星に格落ちした冥王星の名誉回復も含め、新たにプルートイド(冥王星型天体)の設置を決定しました。 冥王星は太陽系外縁部の氷天体(エッジワースカイパーベルト天体)のフラグシップとなります。 太陽系の、そこそこ大きな天体分類は サン(太陽=恒星)、プラネット(惑星)、プルートイド(冥王星型天体=EKBOの氷天体)、アステロイド(小惑星=メインベルトの岩石天体)、衛星(サテライト)、彗星(コメット)となります。 ある程度すっきりした形になりますが、彗星とEKBOに根本的な違いはないように思えます。単に軌道の形で分類するなら、木星軌道以内に入ってくれば彗星ということになるとは思いますが、軌道の形は摂動によって変化するので、ハレー彗星だって遠い将来にはプルートイドになるかもしれません。
とはいえ ここの惑星データも書き直しが必要かもしれません。 |
No.1664 - 2008/06/18(Wed) 22:39:38
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