SIDCより、6月の黒点数が発表されました。 それによると、6月の無黒点日は21日でした。
10日台に下がるのでは、と予想していたのですが、そこまで下がりませんでした。 調べてみると、6月9日の記事にある1020群や、 6月17日の1021群などが、SIDCでは数えられていないようです。 無黒点日数の推移はSIDCの数値で比較を続けていますので、 基準を統一するために、この表ではこちらのデータを使うことにします。
2006年 無黒点日数 11月 3日 12月 8日 2007年 1月 0日 2月 6日 3月 15日 4月 22日 5月 4日 6月 11日 7月 9日 8月 9日 9月 22日 10月 28日 11月 24日 12月 13日 2008年 1月 19日 2月 22日 3月 17日 4月 20日 5月 21日 6月 17日 7月 29日 8月 29日 9月 26日 10月 21日 11月 18日 12月 28日 2009年 1月 25日 2月 23日 3月 28日 4月 25日 5月 20日 6月 21日
これらを見ると、無黒点日数が10日台に下がらなかったせいもありますが、 まだまだ、無黒点日の数は高いレベルに留まっています。
もうひとつ紹介している黒点群の出現緯度・磁場極性のグラフでは、 太陽の活動は、新しい第24期へかなり移行した印象を受けますが、 黒点の出現数としてはなかなか伸びません。 太陽活動がどう推移するのか、今後もじっくり見続ける必要があるようです。 |
No.1803 - 2009/07/03(Fri) 12:10:19
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