ホロンさん、お久しぶりです。
また、今年もよろしくお願いします。
今回は、【SEPPのパワーアンプ段で、スピーカーを鳴らしたい】です。
できるなら、出力トランスを省いて鳴らせたいのが、
正直なところです。
今までのお話。
ところで、SEPP型コンプリメンタリでの
小型パワーアンプを作ろうと計画を立てていました。
車に乗せるので、12V〜14V仕様・大電流でショートしたら燃えます。
参考となる図面を見ましたが、ダイオードの2連結とSEPP入力の接続が違うように
思うのですが、見ていただけませんか?
●入力は2連結ダイオードの真ん中につなぐのが、本当ではないでしょうか?
●ダイオードは、どんなものが良いでしょうか?ボルトが12V以上なら良いのでしょうか?
参考の図面も送りますので、教えてくださると幸いです。
http://www.intio.or.jp/jf10zl/EF.htmここのサイトの方は、親切に情報を公開しています。感謝。
さて、2本直列のダイオードには何Aの電流が流れているでしょうか?
ダイオードに流れる電流ですね。
実質、車の電圧は14Vです。(なんで12Vじゃないの?)
240Ω+ダイオード+ダイオード+240Ω となっています。
ダイオードの抵抗は無しとして、
抵抗値は、480Ωの合成抵抗となります。
電圧14V 抵抗480Ω で電流値を計算すると、
14V÷480Ω=29mA
29mAが流れるで、良いでしょうか?
やっぱり、ダイオードは必要でしょうか?
そう、オームの法則で29mA近辺の電流が流れるはずですね。
しかし、ダイオードに電流が流れると、0.7V程度の電圧降下が起きるのです。
ここでは、2本直列だから合わせて1.4V程度の電圧降下になるので、
元電源の14Vから1.4Vを引かなければなりません。
すると、(14-1.4)÷480=26mA になります。ほとんど変わりませんね(^^)
この26mAは、ダイオードに流れる順電流(If)としては、回路上、十分小さな
値ですから、14V以上の耐圧でいいとすると、かつて有名だった
スイッチングダイオードの1S1588か、それの同等品でいいのではないでしょうか。
因みに、この2つのダイオードは必ず要ります。
電流の件、ご指導ありがとうございます。
やっぱり、ダイオードは抵抗でなく電圧0.7Vが必要でした。
トランジスタの親戚でした。
0,7V+0.7Vが必要と言うことは、1,4V上昇ではなくて、
1,4V消費すると言うことですね。
●ダイオードは、ノイスが激しいと聞きますが、どの程度なのでしょうか?
ホワイトノイズがたくさん出ることでしょうか?
炭素抵抗も金属抵抗よりノイズが出ると言われますが、
トランジスタほどではないと解説にありました。
●SEPP型アンプ回路のダイオードを使う理由は何でしょうか?
また2個使うのは何故でしょうか?
以前、バッファ回路を教えてもらった時も、
トランジスタは2個必要とありましたが、
それと同じでしょうか?
●実は車のバッテリー電源ですから、多少電源ロスは影響ありません。
単発CANで鳴らしてみても良いかなと思いますが、
発熱が激しく、燃えますでしょうか?
やってみれば分かることですけど。
作業部屋には車用バッテリーがありますので。
これが、今までの話のやりとりでした。