| 新幹線の一番窓側に座り、軽くヒジなどを壁にあてていてください。さあ、これからトンネルに入ります。ふっと、ヒジが離れることに気がつかれることと思います。車体がわずかではありますが脹らんでいるのです。何度も確かめましたが、これはまぎれもなく事実のようです。そこで、なぜかを考えてみました。壁がふくらんだりへこんだりするのは、内側と外側の気圧が変化しているからだとすぐに気がつきます。従って、猛スピードでトンネルにつっこんでいく新幹線の車体にはどのようなことが起こっているのでありましょうや。外側に向かって脹らんでいるのですから、外側の気圧が低くなっているのでしょう。新幹線の客車の気圧は、トンネル内でも外でもあまり変わらないと考えられます。つまり、トンネル内に入ったときに、外側の気圧が下がっているのです。(つづく) |
No.27 - 2010/12/28(Tue) 12:58:57
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