| YOSHIKIのピアノ伴奏が、ToshiのMCの間も軽やかに続いていたが、「YOSHIKIのリクエストでここのところ歌ってほしいと言うんだ」とToshiが言うと、YOSHIKIも客席側へ合図のような顔を向け、伴奏に、出だしのタイミングを計る様、首を肯かせた。Toshiが中央花道を進みながら、「in the rain」と歌い(I.V.の歌詞は全く憶測、正式な歌詞は不明)、体を振り向かせる。その間、YOSHIKIの伴奏は歌詞を進み、コーラス部分になるとToshiが「find a way」と歌う。歌詞部分をYOSHIKIが進んでコーラス部分「feel my pain」とToshiが歌い、同じく次のところを「life is pain」と先にコーラス部分だけをToshiが見本を見せた。後方壁面スクリーンにはI.V.の歌詞が映し出される。最初、観客はきょとんとしていたが、次第に様子が飲み込めて、コーラス部だけを見本と歌ったToshiが、2回目の最初を、客席にマイクを突き上げてコーラスを促すと、「in the rain」と心細く歌いだした。そのコーラスを受けて、今度はToshiが歌詞部分「I'm calling you,dear」をやさしく補ってゆく。「 find a way」コーラスは要領を飲み込んだ様に自然に曲に乗り、Toshiが「Can’t you see me standing right here」と本気に歌ってくれると、「feel the pain」とコーラス、Toshiの「Life is bleeding from fear」コーラス「life is pain」と歌って、次の部分をToshiは聞き流しで飛ばし、最初のコーラス「in the rain」をToshi自ら歌うと、客席とのコラボの仕上げのように本番のように歌い始めた。このときステージには、PATA、heath、SUGIZOをが登場してそれぞれの持ち場についた。最後まで行くと、歌は最初に戻り、コーラス部分を求める時は両手を肩で開けるポーズをとりながら、歌いつつToshiはステージに歩いて戻った。Toshiがステージに戻った時点での歌の終わりまでYOSHIKIのピアノ演奏は続いた。ステージで、出だしを2回ほど繰り返し、YOSHIKIのドラムの準備の進み具合を計りながら、最後の仕上げを完成させるように、Toshiが「in the rain 」から歌い始めると、講習が実を結んだ生徒のように観衆がコーラスを差し挟んで歌って行く。最後の歌詞を引き伸ばすと、YOSHIKIのドラムのシンバルが合図の連打音を響かせるや、轟音と共に場内のライトが落電、I.V.のロックバージョンが始まった。照明が点滅、天井のX両側の薔薇や唐草が交互に点滅、ステージライトがストロボ状の無数の光線を放っていく。壁面スクリーンには大きなワシの翼が旋回して、白い「I.V.」の文字を形作ると、瞬時に粉々に破壊されて、破片がスクリーン一面を風に舞う桜の姿になって散ってゆく。SUGIZOのギターが雄たけびを発し、会場のペンライトが力強く漕ぎ出す。ドームを揺るがす大音響が、慣れたロックとはいえ、その迫力に度肝が抜ける。Toshiの声が、この大音響にかき消されることなく、そのままの声として場内に突き進み、メンバーも歌うコーラスには、教え子のコーラスも一緒に添えられた。PATAのギターが図太い旋律を放っている。旋律の主導的なリズムを担ってる姿は、いつもの地味な姿のPATA。ここはパーフォーマンスで、回転ぐらい効かせたらどうかなぁ?。圧倒されてる間に、曲は点火させた花火を爆発させて、打ち上げ、そして玉切れのように煙をたなびかせた。実際の時間は、長かっただろうが、脳しんとうでも起こしていたんだろう、曲は、もうおわり と言う以外さで終わった。 |
No.21001 - 2008/04/11(Fri) 08:36:02
| ☆ Re: 08.3.28XJAPAN攻撃再開2008東京ドーム破壊の夜(14) / えり | | | | ライブが終わって数日過ぎましたが未だに「in the rain」「feel the pain」を知らないうちに口すざんでいます(笑) 3日間、会場で歌ったので頭の中からメロディーが消えないみたい(^^)v |
No.21004 - 2008/04/11(Fri) 10:06:44 |
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