| Toshiのマイクの突き出される危険が去ったと判断したYOSHIKが、半身を起こしてToshiの歌の教鞭を聴きながら、お客の表情を眺めている。「ヘィー!」とマイクを突き上げて、客の合唱を促し求めると、「find a way〜」となめらかな歌声がたなびくように流れる。ここで急にYOSHIKIは立ち上がり、Toshiの上げてる手の腰周りへ右手を指し延べて2人肩組みかわし、道草を連れ戻すように花道を戻り始めた。2人の肩組に歓声が上る。意気投合し合った2人、途中YOSHIKIの左手Vサインから首かしげる愛嬌ポーズや両腕X交叉のポーズをにこやかに挟みながら、戻ってゆく。X交叉からは、肩組は終わり、2人並び平行して戻っていく。Toshiは自由になった右手のマイクで「in the rain」と歌うと、戻りながら両肩まで上げた半万歳のジェスチャーに客は「find a way」とコーラスを返し、Toshiが「in the rain 〜find a way〜」と続けて歌うと、すでにYOSHIKIはピアノへの階段を駆け上がり、シースルーの黒の上着を脱いでスタッフに手渡し、イヤホンをつけてもらったり。客が切れ間なく「in the rain」とつなぐと、Toshi「I'm calling you,dear」と一歩を踏み出し、「find a way 」のコーラスへ、「Can't you see me standing right here?」と進んでゆく。客「in the rain」、T「I'm calling you,dear」客「find a way」T「Can't you see me standing right here?」客「In the rain」T「Life's bleeding from fear」で、Toshiが1回転、YOSHIKIのスタンバイ状況を一瞥する。すでにPATA、heathはスタンバイ。スギゾーは長い長い待ち時間をどうしていたのか、ルナシーの公演では考えられない冗長な時間の遊びを、どう感じたんだろう。まあ、Xの領域に入れば、こんな事は普通の出来事なんだが。「find a way」「Can't you see me standing right here?」、曲の歩調は確実に一歩一歩を歩んでいて、Toshiと客の掛け合いはさらに「in the rain」「I'm calling you,dear」「find a way」「Can't you see me standing right here?」「in the rain」「Life's bleeding from fear」「find a way」「I will give it straight from my vein」とドラムに振り向いたToshiの発声が高音へ登りあがると、その引き伸ばされる声量が尽きるまでには、観衆の大きな歓声が湧き上がり、YOSHIKIのシンバルの連打を合図に、大音量が場内に轟き始めた。大きくリズム立つ伴奏の中へ「行くぞー」のToshiの叫びが切り裂かれ、スギゾーのギターを軋ます騒擾音(そうじょうおん)がどこか押し寄せる不安を掻き立てる。 |
No.24698 - 2009/02/15(Sun) 10:44:14
| ☆ Re: 08.03.30XJAPAN攻撃再開2008創造の夜(17) / えり | | | | この先、Хの6人目のメンバーは発表になるのだろうか? YOSHIKIさんの話では日本人でみんなが良く知っているかた・・・ 杉ちゃんだろうか? それとも他の方??? う〜ん、出来たら6人目はファンだったら嬉しいな(o^-^o) |
No.24712 - 2009/02/16(Mon) 09:02:21 |
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