OBの先輩方、はじめまして。そうでない方は改めまして。 58期の大森でございます。 卒業式から一夜明けて、晴れて登美吹OBに相なりました。 僕のことをご存じの先輩方には「あのてつろーもついに卒業かぁ」 とお思いになってらっしゃるかもしれません。なにせ 「58期で最も扱いにくかった後輩」を自称しておりますので・・。 そんなもん全然名誉なことじゃありませんが(爆)。
アホな話はこの辺にしておいて(苦笑)、 思い返せば2006年の9月(もう4年前のことになるんですね) 登美丘の文化祭で登美吹の先輩方の演奏を聴いて、 「絶対この学校の吹奏楽部に入ってやる」と決意し、年が明けて 入試を受験。無事合格し、程なく登美吹に入部するに至りました。 憧れの登美吹でトロンボーンを吹くことができるんだと思うと 嬉しくて仕方がありませんでした。
けれども決していいことずくめというわけではありませんでした。 私は一応経験者という位置付けでしたが、学校の部活動として トロンボーンを吹くのは登美吹が初めて。他の経験者と自分との 実力の差、今までとの勝手の違い、マンモス部にはつきものの 人間関係のトラブル。様々な困難が私を襲います。 けれども 「こうやって苦しんでいるのは絶対自分だけじゃない。 一人だけ現実逃避するのは卑怯だし、みんなに失礼だ。」 という思いと、何よりもそばで支え慰めてくれた仲間たちや先生方のおかげで、自分は挫けることなく頑張ることができました。
もちろん、楽しいこともありました。学校祭での演奏や、地域の依頼演奏でお客様からの感謝、登美吹の活動を通して出会った様々な人との出会い、部活の交流会。そして二度の定期演奏会。 どれをとっても今ではかけがえのない宝物です。 演奏技術も入部前より明らかに上達し、参考音源として購入・レンタルしたCDや動画サイトで閲覧した動画は枚挙に暇がありません。 そして、特筆すべきはやはり NHK交響楽団首席トロンボーン奏者である新田幹男さんとの出会いです。これは河野先生のお取り計らいがなければ絶対に実現しなかったことでしょう。初対面の時に頂いたサイン色紙は額縁に入れて部屋に飾ってあります。
さて、4月には59期・60期の皆さんによる定期演奏会が開かれます。今年も例年通り、かなり冒険的なプログラムで正直 「大丈夫かな?」という気持ちはあるのですが、過剰な心配は無用です。後輩、特に59期生は私も1年間一緒に活動を通じて直に接したのですが、運営から一般部員に至るまで本当に素晴らしいメンバーが集っており、伝統のある登美吹の中でも類稀な学年集団ではないだろうかと思っています。彼ら・彼女らの先輩になれた(いや、同学年でもよかったかもしれない)ということは、私にとっても本当に幸運・名誉なことでした。ですからきっと60期生の皆さんと連携、万難を排して素晴らしい演奏会にしてくれるであろうと確信しています。もちろん河野先生・前川先生のご指導があってのこととは今更申し上げるまでもないでしょう。
最後になりましたが、 この登美吹を現在の形にするべく努力・奮闘して下さった 歴代の先輩方。 58期の同期生のみなさん。 59期・60期生の現役部員のみなさん。 前川雅俊先生。 河野健先生。 上島知先生。 鍵本純子先生。 そしてこの3年間登美吹を通じて知り合えた全てのみなさま。 この場を借りて厚く御礼申し上げます。 ありがとうございました。
P.S. お菓子会をすることは事前に知らされていたので、お腹を壊さないようにお昼を抜いておいたのですが、帰宅後晩飯がビーフシチュー だったもんですからついつい食べ過ぎてしまい、結局下痢しちゃいました。今でも若干腹痛の余韻が残ってるということは ここだけのヒミツだからね!
胃腸薬とビオフェルミンと正露丸一気飲みしといたのに全然効果なかったなぁ(笑)←よい子はマネをしちゃいけません。 |
No.574 - 2010/02/27(Sat) 13:37:53
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