| みなさん、はじめまして。 私は、こちらで話題のレッツダンスというところで、活動のお手伝いをしている弁護士です。 風営法とサルサの問題については不安に思われている方も多いと思います。 まず、法律の関係を整理すると、 3号営業:ダンスをさせること+飲食の提供→サルサクラブ、飲食提供のサルサパーティー 4号営業:ダンスをさせること→サルサのレッスン、飲食提供なしのサルサパーティー として、国家公安委員会の許可を得ない限り、風営法という法律に違反し、それを「営業」としてやっている場合には、無許可営業として指導、摘発の対象になります。
また、4号営業に関してはペアダンスが規制対象で、ペアダンス以外は基本的には規制対象外という警察庁の見解が示されました。3号営業に関しては、ペアダンス以外も規制対象ということで、不整合ではあるのですが、警察庁の方針としてはこうなります。
では、サルサクラブに行ったら逮捕されるのか?と言えば、摘発の対象はあくまでも「ダンスをさせた」お店なので、お客さんが逮捕されるということはありません。事情聴取されることはあるかもしれませんが。 それは、飲食提供なしのパーティーでも同じです。
今、クラブは不景気と風営法の問題でダブルパンチを受けています。辛い状況です。サルサのファンがサルサクラブから遠のいてしまったら、お店は閉店に追い込まれてしまいます。私たちの踊る場を守るためには、私たちが普段と変わらずお店で楽しく踊り、決して警察が取り締まりをするようないかがわしい場ではないのだということを示さないといけないと思います。どうかお店を支えてあげてください。そして、私たちから踊る場を奪わないでほしい!という声を上げていただきたいと思います。
今日、レッツダンスでは風営法からダンス営業規制の撤廃を求める署名の数が10万筆に達しました。ただ、もっと多くの声を警察に、法律の改正を担当する国会に届けたいと引き続き署名活動は続けていきます。まだ署名にご協力をいただいていない方がいらしたら、ぜひご協力をお願いいたします。 |
No.150 - 2012/12/28(Fri) 01:01:29 |