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記事No.202に関するスレッドです

外来種防止計画で意見募集はいかがでしょうか? / 匿名希望
「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について
http://www.env.go.jp/press/19026.html

と、「外来種被害防止行動計画(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について
http://www.env.go.jp/press/19027.html

並びに下記の新聞記事をごらんになればわかりますが、外来種防止計画で意見募集はいかがでしょうか?

外来種の問題は各地で起こっています。だからいかがでしょうか?なお、締め切りは2015年1月11日までですのでよろしくお願いします。


外来種防止計画で意見募集 環境省

環境省は、自然環境への影響が大きい外来種に対処するための「外来種被害防止行動計画」の案について、来年1月11日まで意見を募集している。

計画は、2010年に名古屋で開かれた生物多様性条約締約国会議で採択された「愛知目標」で、各国が策定することになっている。専門家らの会議で12年度から検討していた。

生活や経済活動で外来種問題が重要な課題として組み込まれるようにするための基本的な考え方や、国や地方自治体、企業や研究者、国民がなすべき行動の指針などを盛り込んだ。これらを踏まえ、「外来種(外来生物)という言葉の意味を知っている人を80%にする」など20年までに国が実施すべき八つの行動目標を設定した。

計画は環境省のウェブサイトや郵送で配布している。問い合わせは同省外来生物対策室(03・5521・8344)。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11512396.html?_requesturl=articles%2FDA3S11512396.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11512396
(2014年12月17日朝日新聞夕刊より)

ただし、インターネットでごらんになるときは会員登録が必要です。(無料でできます。)
No.201 - 2014/12/30(Tue) 00:42:25

Re: 外来種防止計画で意見募集はいかがでしょうか? / MO
匿名希望さん

教えていただきありがとうございます。
早速環境省のHPを見ました。
来る1/11までの意見募集ということで、忙しいですね。

外来種リスト(案)に対する意見ということなので、種の同定に詳しく、分布状況をよく見ている人でないと意見が述べにくいかもしれないですね。当観察会によく参加される方にはふさわしい人が何人もいるような気がします。ご検討ください。

ところで皆さんはオオキンケイギクをご存じですか?
恥ずかしながらMOは近年までそれが特定外来生物に指定されていることを知りませんでした。

知ってからよくよく見ると、あちこちにあり、年ごとに分布が急拡大しているのがわかりました。見つければ引っこ抜くようにしているのですが、鑑賞していると思われるものまで引っこ抜くわけにもいかずなすすべもないのが現状です。

何が言いたいかというと、要するにこれが特定外来生物と知っている人はほとんどいないということです。

環境省は、特定外来などの指定をするだけでなく、国民にそれを周知させることにもっと力をいれるべきですね。
たとえばテレビコマーシャルなんか相当なインパクトがあるんじゃないでしょうか。

No.202 - 2014/12/30(Tue) 13:48:09

Re: 外来種防止計画で意見募集はいかがでしょうか? / 匿名希望
オオキンケイギクの詳細は以下のホームページでごらんになれます。
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/L-syo-01.html

あるいは、特定外来生物等一覧のホームページ
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/list/index.html
で植物をクリックすると、植物の項目が出てきますから
そこにあります「オオキンケイギク」をクリックしても詳細がごらんになれます。
No.203 - 2015/01/03(Sat) 20:17:59

Re: 外来種防止計画で意見募集はいかがでしょうか? / 昭島HS [関東]
 外来種の定義は植物ではわかりやすいのですが、昆虫類など あまりはっきりしないものもあると思います。
 植物については、世間一般を見ていると、まともなNPOや市民団体などは、指定される前から、または指定の有無とは関係なく自分たちで除去したり、対応したりと現実的に動いています(葛飾:イネ科花粉症を研究するグループ など)。
 よく現場(この場合は自分たちが住んでいる風土 とでも言いましょうか)を見ていて、何が大事なのかを自分たちで判断して動いているわけですね。頭が下がります。
 外来種ですから どのような素性のものかわからないものが多い中、ランク付けして選別を行うのは難しい作業と思います。
 短期間で増えるもの、昔からいたのに急に勢い付いてきたもの、かつては多かったのが、最近減ってきたもの など 様々で、わが国における種の生態上の追跡(指定種は特に)も必要であると思います。
 特定外来生物種で言えば、指定されてから 予算を貰って駆除する、そしてそれに反応する人々が、もしかしたら自分たちが広げた張本人かもしれないのに、今度は駆除を飯の種にする、という構図が一部にはあるのではないか、種の選別が科学的根拠から離れてしまっているのではないかとさえ思うこともあります。
 ある特定の外来種が増えるのは 立地の多様性(地形だけでなく、自然攪乱、人為的影響の度合いも含めて) がなくなったこともあるのではないでしょうか。
 経済活動の影響も含めて考えると、種 ばかりにスポットライトをあてて対処していると、いつまでも変わらない気がします。
No.204 - 2015/01/09(Fri) 12:04:36

Re: 外来種防止計画で意見募集はいかがでしょうか? / MO
 外来種をランク付けして選別を行うのは本当に難しいでしょうね。リスト案を見てみると選定委員の悲鳴が聞こえそうです。すでに完全に定着してしまったヒメジョオン、エゾノギシギシ、帰化タンポポなども入っています。これらは在来種と交雑する可能性であげられているのでしょうか。実際私たちの周りは外来種だらけになってしまいました。

 渡良瀬遊水地でも外来種があります。30年間歩いてきてずいぶん増えたなあと思うのは、子ども広場あたりでユウゲショウ、ノヂシャ、ハルシャギク、コマツヨイグサなど。土手のセイバンモロコシ。湿地ではホソミキンガヤツリ、ホソバヒメミソハギ。ホソバヒメミソハギは近隣の水田でもかなり広がっていて在来のヒメミソハギが少なくなっているような気がします。ついでにアメリカタカサブロウ。在来のモトタカサブロウは最近どこを探しても見つからずこればっかりです。

 なんといってもセイタカアワダチソウですね。これは水陸両用の戦車のようですごいです。遊水地でもいたるところにあります。遊水地が乾燥化しているという宣伝に利用されていますが、ビシャビシャしたヨシ原にも平気で生えています。

 外来種の問題は、それによって生育が脅かされている種が現にあるんだということが本質なので、そのことを常に念頭に置くべきと思います。
No.205 - 2015/01/11(Sun) 11:20:15

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