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記事No.2470に関するスレッドです

ヘリオスの音 / misa [甲信越] [ Mail ]
 いつもこちらの掲示板を楽しみに見ています。

 昨日、HOT生活の父が、孫のピアノ発表会に
行きました。
そんなに静かな場所ではないのですが、呼吸する
度、同調機の音が気になるのです。
 回りの人も何の音だろうと思っていたようです。
 
 ビデオを撮っている人もたくさんいたので、音が
入ってしまっていたのでは・・・とも思い、恐縮して
しまいました。

 質問ですが、ヘリオスで同調機を作用させずに
使用する事は可能なのでしょうか。

以前こちらで、音が気になる時は直流にすると良い
様な書き込みを見た気がするのですが。

 目盛りは直流みたいな物は見あたらず・・・・。

 どなたか、教えてください。
No.2470 - 2009/06/08(Mon) 13:11:20

Re: ヘリオスの音 / さのた
misaさん
ヘリオスの子機は0.75リットル以下の数字だと流れっぱなしになります。
1以上の場合は残念ながら同調に変わります。

>以前こちらで、音が気になる時は直流にすると良い
>様な書き込みを見た気がするのですが。
たぶん他メーカーの液酸省使用の子機でしょう。

後は濃縮酸素ボンベくらいです。
No.2471 - 2009/06/09(Tue) 10:05:32

Re: ヘリオスの音 / なべさん [四国]
さのたさんのレスとダブリますが、ヘリオスの使用経験皆無のなべさんですが、次の方法があるのでは?

◎0.75 にセットして、音を消して使用する方法。
◎酸素ボンベを頼んで取り寄せて、酸素ボンベをその時だけ、使用する方法。

△ヘリオス300(子器)の特徴は、 コンパクトサイズで、フル充填時でも1.6kgと軽量。液体酸素容量 (通常) 0.38リットル、 ガスへの換算量(1気圧20℃時)329リットル 。
電池不要のデマンド式呼吸同調器を内蔵し、約10時間の酸素供給を実現(流量設定2、呼吸状態によって変化)。

△流量設定 は、目盛りダイヤルをセットします。
持続的モード 0.12、0.25、0.5、0.75 (連続モード、音はしないのでは?)
デマンドモード 1、1.5、2、2.5、3、3.5、4 (酸素を長持ちさせるために、呼吸に同調して、供給を開閉する音がする)
No.2472 - 2009/06/09(Tue) 12:58:57

Re: ヘリオスの音 / misa [甲信越] [ Mail ]
 早速のご回答ありがとうございます。

父は平常時は1なので、そんな時は0.75にしてみたいと思います。
酸素ボンベを頼む事は可能なのですね。
液酸を使用している人は駄目なのかと思っていました。
旅行の時は液酸を宿に配達してもらうと5000円別途かかると言われました。

出来ればボンベを持って行った方が楽なのです。

いつも拝見している「さのたさん」と「なべさん」に
書き込みして頂いてとても嬉しかったです。

ありがとうございました。
No.2473 - 2009/06/10(Wed) 11:32:39

Re: ヘリオスの音 / なべさん [四国]
液体酸素は、使用する時、概略800倍の酸素容量になると言われています。ヘリオス子機は、液体酸素容量 (通常) 0.38リットルなので、ガスへの換算量が、300リットルになります。標準の酸素ボンベ(300タイプ)と、ほぼ同じになります。

同じ酸素の量を、重いボンベに比べ、掌に載せるほどの小さくて、軽い容器で携帯できますよ。と言うのが、、ヘリオスのセールスポイントでしょうか?。
だが、しかし、いかにせん、300リットルしかありません。持続的モード、連続モードの場合には、注意が必要です。

一分間に1リットル吸うと、300分、5時間しか持ちません。一分間に2リットル吸うと、150分しか供給できません。
No.2474 - 2009/06/11(Thu) 10:40:35

Re: ヘリオスの音 / カズ [地球外]
> 父は平常時は1なので、そんな時は0.75に
>してみたいと思います。

病院の先生から指示された酸素流量で使用される事を
お勧めします。
平常時が1Lと言うことは常時1Lで使用しないと
いけないと思います。
0.75Lは御承知の通り1Lより低いので先生の
指示より低い値で使用する事となるので、もしかしたら
呼吸が辛くなったりするのでは??
No.2475 - 2009/06/11(Thu) 19:46:45

Re: ヘリオスの音 / misa [甲信越] [ Mail ]
 そうですね。
健康な人には0.25くらいと思っても、本人は
辛いかもしれませんね。

まだHOT生活2ヶ月目なもので・・・。

 一番の問題は回りの目だと思います。
薄着になるとホースは目立つし、せめて音くらい、と、

夏場のリュックは辛いので、肩掛けでカニューラを
目立たなく出来るよう、考案中です。
(手芸は得意なので)

まだまだ元気で長生きして欲しいので、こちらの掲示板
を参考に、HOT生活をサポートしていきたいと思います。
No.2476 - 2009/06/12(Fri) 12:47:49

Re: ヘリオスの音 / なべさん [四国]
■misaさん、酸素の量は、カズさんの云われるとおり、医師の処方箋の薬の量と同じ物だと思います。勝手に自分の判断で、薬の量を変えては、危険だと、よく言われます。

◎呼吸不全患者に対する、最適の酸素投与量は、患者の状態より、勿論、異なっています。基本的には、患者の動脈血酸素分圧(Pao2)を、70mmHg以上に、維持できる量と考えてよいでしょう。

○普通、私達は、酸素を吸入する時、“毎分3リットルの酸素”というように、言いますが、これは、本当の意味で、正しい表現ではありません。

○薬物投与における、mg やg に相当する物は、吸入気酸素濃度(Fio2)です。つまり、酸素投与を指示する時は、“吸入気酸素濃度30%の酸素”という表現が適切です。なぜなら、1ℓ/分、2ℓ/分という表現では、患者が吸入する酸素の量を必ずしも正しく表していないからです。

◎ご承知の通り、大気の空気中の酸素濃度は、21パーセントと言われています。HOT患者の場合、吸い込む空気に酸素を補給・混合して、酸素濃度21パーセント以上の空気にして、呼吸しています。

■misaさん、酸素の量について考える場合、次の事柄も、考慮しなければなりません。

◎血液の中に取り込む酸素の量は、呼吸で出入りする空気の量によっても変化します。呼吸回数、深い呼吸、浅い呼吸、等によっても変化することになります。
酸素を増しても、反って、呼吸が浅くなり、酸素分圧が下がる事も有り得ることになります。
勿論、心臓の働く回数、脈拍数によっても、酸素分圧は変化し、影響を受けます。

◎日常生活で、酸素が足らなくなると、酸素不足の警報が出て、呼吸を深くしたり、脈を早めたりして、自然に対応する、身体の中のシステムが整っています。(肩で息する、努力呼吸をする様になると、これは重症です。)

☆身体が、どこも無理せず、順調に動いて、酸素が足りている状態を、青いレベルの生活としましょう。
☆酸素が不足しても、肺臓、心臓がやりくり算段カバーして、酸素を取り込み、何とか順調に動いていると誤解する状態を、黄色のレベルの生活としましょう。
(自覚症状も無いので、一番気の付き難い状態)
☆肺や、心臓が、カバーしきれずに、悲鳴を上げた状態を、赤いレベルの生活としましょう。
この状態にならないと、自覚症状も出ません。

□と言うわけで、自覚症状が無くても、心臓、肺臓が、黙って、一生懸命に、身体のために無理して、働いていることに、気付き、感謝して、なるべく、この状態(黄色)を避ける必要があります。
特に、なべさんの様に、老兵になると、戦力に余裕も無く、無理も出来ません。無理をすれば、直ちに、自滅に繋がります。

■お孫さんの発表会を楽しみしている事、ヘリオスの音を止めたい事、1ℓを0.75ℓにして試した時の状況、等、等、主治医に良く相談されれば、如何でしょうか?
(なべさんの独断と偏見になりますが、最近の立体マスクをすれば、連続モードの場合、ダイヤル目盛、一つ分増加したことに相当すると思いますよ。)
No.2477 - 2009/06/12(Fri) 18:27:17

Re: ヘリオスの音 / misa [甲信越] [ Mail ]
 とても分かりやすく書いていただき、ありがとう
ございます。
色別のレベルのお話はとても分かりやすいし、ために
なるので、拡大してプリントし家族で繰り返し読む
様にしたいと思います。

父の場合、酸素不足に体が慣れてしまっているのか
酸素なしでも、あまり苦しいとはいいません。

それが良くないようで、口うるさく言わないと
酸素を外してしまい困ってしまいます・・・・。

なべさんの言葉を渡してよく言い聞かせるように
したいと思います。
No.2478 - 2009/06/16(Tue) 11:07:11

Re: ヘリオスの音 / なべさん [四国]
misaさん、豚もおだてりゃ、木に登るとか。

◎退院のお土産に、酸素ボンベを頂戴しました。

△体調がなにかの原因で、悪化し入院。肺の機能低下のため、酸素が必要なことが判った。そのせいで、退院時、お土産に酸素ボンベ(在宅酸素療法)を貰った例が多いと思います。

△酸素の取り込みが不足し、その結果、体調悪化(急性増悪)を招いたのですから、酸素を補給すればよいという、簡単至極なお話です。

△在宅ということで理解出来る様に、酸素を外しても、直ぐ、どうなるといった事が無いのも事実です。
外して何かあったのでは、退院など許可される筈もありません。病院のベッドに居る筈でしょう。

△昔は、酸素を吸う事自体、大病院でしか、叶えられない事でした。現在は、医療技術、医療保険制度も良くなった。本当に、なべさんも、良い時代だと思います。

◎今までに、死んでいれば、この様な病気にはなりませんでした。

△入院時、医師に、こうも言われました。今までに、死んでいれば、この様な病気には、ならなかったのですよ。喜んでいいのか?悲しんでよいのか?腹を立るべきか?さんざん、悩み、複雑な心境のなべさんでした。

◎補聴器や眼鏡と同じ。でも、ちょっと大きくて、目立つのが、玉に瑕。

△どんなに頑強な山男でも、ヒマラヤ登山では、酸素ボンベが必要です。なべさんの身体は、平地にいるのに、高い山岳地帯で暮らしているのと同じ。HOT の助けを借りて、暮らす(長生き)しかありません。

△かく言う、なべさんも、スタートの頃は、“鎖に繋がれた犬の気持ちがよくわかる”などと当り散らしていたと、家内が申します。(なべさんは覚えておりませんが?)(^^♪

△小さな子供は、遠慮なく、ジロジロ、シゲシゲ、見てくれます。大人は、摺れ違うまでは、素知らぬ顔、通り過ぎた途端、振り向いている気配を背中に感じます。

◎なべさんの命綱だと理解し、感謝すれども、嫌になったことなどありません。

△在宅酸素療法の助けを借りて、一日でも、長生きしましょう。(#^.^#)ご静聴、感謝します。
No.2479 - 2009/06/17(Wed) 14:53:19

Re: ヘリオスの音 / なべさん [四国]
misaさん、親切心の押し売り。自分の意見の押し付け。が、欠点のさべさんです。

◎入院中(慢性呼吸不全、急性増悪、心不全の診断で)の忘れられない出来事パート?U。主治医から、在宅酸素療法を勧められ、なべさんは、質問しました。

Q;“酸素を吸わないと、どうなるのですか?”

A;“又、入院してきますよ!。入院する毎に、体力が減り、入院日数も長くなる。退院しても、家族と暮らせる日数も、段々、短くなり、勿論、又、再入院するインターバルも、次第に短くなりますね。”

Q;“そして、その後は?”

A;“体力を使い果たして、あの世へ旅立つ事になりますよ。至極、簡単なお話です!。”

そこで、なべさんは、御釈迦さんの様に、悟りました。
“そうだ、酸素の力を借りて、再入院する日を、一日でも、先に、延ばすことが、長生きすることなのだ!”

◎体力が落ちると、風邪も引きやすくなる。体力が減るに従い、急性増悪も起き易くなる。体力を低下させない様にと、毎日、努力?、〜〜とは思ってはいる、なべさんなのであります。
No.2480 - 2009/06/18(Thu) 10:03:37

Re: ヘリオスの音 / さのた
misaさん
なべさんのことは置いといて、携帯酸素を吸わなくとも生きていけますが
徐々に吸入酸素濃度が上がると思いますよ。
最終的にはなべさんが書かれているように命を縮めるだけですので
特に注意してあげてくださいね。
No.2481 - 2009/06/18(Thu) 11:24:07

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