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サークル掲示板

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猫餅さん作『アリスの箱庭』 / ごがつ [地球外]
拝読しました (^ω^)

視点がよく変わるのですぐには把握しづらい箇所もありましたが、物語の形や流れとしてはまとまっていると思います。ただ、大事な情報もコンパクトにまとまっている印象がありますので、もう少し肉付けすると読者に伝わりやすくなるかもしれません。
社会から隔離された二兎と、彼のお世話をするアリス。アリスのもう一つの目的を知らないまま、とんでもないプログラムを組み続ける二兎ではありますが、彼の唯一の理解者……とまでは言わずとも、心を許した存在であるアリスに、彼はそれ以上を望まなかったのでしょうね。ただ傍にいてくれればいい。それは裏を返せば、独りになりたくないという二兎の弱さ、人間らしさなのだと思います。その結果、人類がひどいことになってしまいましたが(苦笑)。

進化しすぎた科学に警鐘を鳴らす、素敵なお話でした。ありがとうございました!

追記:一話冒頭で一人称から三人称に切り替わっていますが、ひとつの話の中で混在させると読者を混乱させるので、ちょっと危険かもです。どうしてもシフトするのであれば、切り替わった直後に人称(「俺は」「二兎は」等)をつけると、読者も気づきやすくなりますよb
No.45 - 2017/03/28(Tue) 23:13:53
むーさん作『さびしん坊のあやし方』 / ごがつ [地球外]
拝読しました (^ω^)

語り手の何気ないひとつひとつの行動から、彼または彼女の置かれた環境がちょっぴり見えたような気がします。一人きりで生活している語り手の部屋には、気を紛らわせるような娯楽や趣味のものがまったくないか、あっても使い古してしまい、興味をなくしてしまったのではないかなと思いました。あちこちを散策して刺激を求めるもなかなか出会えず、かといってその状態で帰宅しても、やることも話す相手もなくて、だから帰りたくない――そんな印象を受けました。予約していた本と、気になっていた本。後者を選んで後悔しているふうでしたが、それでも「楽しみ」や「逸る気持ち」といった、語り手の心を満たしてくれるであろうワードが語られていて、ほっと一安心です。

思わず微笑んでしまう、素敵なお話でした。ありがとうございました!
No.44 - 2017/02/23(Thu) 21:23:02
fuuraさん作『僕の大好きなカツヒラの物語』 / ごがつ [地球外]
拝読しました (^ω^)

カツヒラと敵対した人たちが次々と悲惨な末路を辿る、彼にとっては出来すぎな展開。当初はカツヒラ自身が手を下しているのだろうと思っていたのですが、徐々に語り手の本性というか本心が見えてきて、ぞくりとしました。カツヒラが絶命するまでの一部始終をカメラが捉えていたことから、警察の言うとおり彼が多重人格で、語り手の正体はその内のひとつだったのかな、と思いもしますが、しかしそれではおもちゃ会社の面接でカツヒラが出した、「語り手と一緒に雇ってほしい」という条件に疑問が残ります。実はこのときカツヒラは自身が多重人格であることを女社長に打ち明け、その上で採用してもらったと見るべきか、やはり語り手は一人の人間として存在していたと見るべきか、難しいところです。ラストで絶命した蜘蛛は、役目を終えた語り手を象徴しているようで印象深かったです。

独特な雰囲気のある、素敵なお話でした。ありがとうございました!
No.43 - 2017/02/23(Thu) 21:22:07
ともなが あきの様の作品評 / fuura [近畿] [ Home ]
 【ガラスの鳥籠】
抒情詩なのでしょうか。あるいは秘めた散文なのか。ガラスの中の少女はひょっとしたら自身の分身なのか、あるいはノスタルジアの欠片か。氷の表面を浮遊しながら当てなく彷徨う己の姿を夢想させる、そんな作品・・・
No.42 - 2017/02/14(Tue) 15:44:54
小説書き123456様の作品評 / fuura [近畿] [ Home ]
【そして私は神になってしまった】
神になったのは私ではないから少なくとも題名には少し違和感も。
とまあ、こんな難癖しかつけられないくらい文句のつけようのない物語でした。いいですよねえ、とにかくいい。書き方、雰囲気、会話のあれこれ、そして最後のオチのさらっと感。
洗脳なんてそう簡単にされるものか、できるはずがないというリアリティーの矛盾を一刀両断の元に切り捨てる作品全体を覆う鋭さ。物語を作るお手本にもしたい作品。

これまた、脱帽です
No.41 - 2017/02/14(Tue) 15:40:14
猫餅ゼリー様の作品評 / fuura [近畿] [ Home ]
アリスの箱庭
煙に包まれたような作品でした。少なくとも私には。時折出現する神の目視点での訓戒がいよいよこの物語を難解にしてます。ひょっとしたらこの作品、視点が無いのでは、新しい試みか、野心作か、小説界の革命か!
など読者としての私、作家目線での私をいいようにあしらい、混沌の世界に陥れる。入り口はどこだ、物語の入り口さえ見つけられない小説なんかあるはずがない、そう思っていたらいつのまにか物語の中心にいた自分。やられた、ちくしょう。天才と狂気は紙一重と言われるが・・・とにかく脱帽だ。
No.40 - 2017/02/14(Tue) 15:33:52
猫餅ゼリー様の作品評 / fuura [近畿] [ Home ]
快晴の屍体愛好家(ネクロフィリア)
題名と内容がマッチしないのでは・・少し題名から想像した内容と違ったのである意味がっかり(笑)
それと、何と言うか、ロリコン色を感じる、、うーーん、私的には一から四はいらないのでは、、

なわけで、作品は5からという事を前提に。
どんよりとした独特の世界観がありますよね。だからこそ1から4を私はうけつけにくかったのかも。
読者をある意味拒絶した世界観、いや、違うか、透明のドームで覆った世界の中で作り上げた作品なのか。この書き方そのものが個性として作品を形作っているのでしょうかね。これを意図して押し出しているのならもう天才としかいいようがありません。
視点の揺らぎが気になります。生なの死なのか、あるいはそのはざまに漂う混沌なのか。読者を苛立たせ迷わせます。誰を罰し、誰を罰せないのか、あるいは罪を超越した何かを見つけろというアンチテーゼなのか。曖昧と混沌をかき混ぜ、そこに罪と正義をふりかけ、最後に血の一滴、さあ召し上がれ・・・ある意味危険なのかもしれない。この小説は
No.39 - 2017/02/14(Tue) 15:25:46
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