東京を離れてからいつの間にか8ヶ月が経過した。 この所東京との往復がやや多かったこともあり、往来の中で考えたことをまとめる。
・縦に積んでたものを、横に並べられるようになった。これは部屋の中から都市構造まで全てに一貫している。収納の問題から、交通手段まで全てだ。東京では色んなものを縦に積んでいた。本棚も縦置きにして、高さを稼いだ。今では全て横に並べられる。折りたたんで使えなかった机も、普通に使える。今でこそ名古屋の駅前は高層ビル群が立ち並んでいるが、少し離れれば高層ビルは殆ど無くなる。地方都市はおおよそこんなもんだ。 ・意図的に自転車や徒歩圏内で、色んなものが近くに来るような場所を選んで住んでいたが、名古屋ではそうではない。あくまで車ベースの距離感になった。自転車にはいちいち遠い。駅からの距離感も微妙である。
色々な論考とは至らないが、絶妙な距離感だった東京の都市構造がいまだに体から抜けきれず、地方都市で過ごすことの苦しさを味わっている。地方都市の7割くらいの魅力しか味わえていないように思える。 横への移動手段。車だ。もはや車しかない。 |
No.1256 - 2010/12/01(Wed) 00:09:26
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